2013年7月30日火曜日

レッカー 新潟県の村上市まで 

「新潟県の村上市付近で田んぼのあぜ道から落輪した、
ワゴン車の引き上げは可能ですか?
近くの業者さんには{現場に狭くて入れない}と
断られた案件ですが・・・」とQQコールです。

「ハイハイ」!と軽い気持ちですぐに引き受け、
約90km離れた現場にウインチ付きランクルと
小型レッカー車で向かいました。

現場まで行くときに鋭くカーブして進入する細い橋があり、
小型レッカー車の左前バンパーをガードレールにギリギリとこすりながら、
現場に着きました。


あぜ道は袋小路になっていて、前に行くほど狭くなっています。
レッカー車はワゴン車の前にセットできず、
ワゴン車の前方には
ウインチワイヤーの方向を変えられるような木や電柱もありません。

選択できるのはフロント荷重で重心の高いワゴン車の、
リア側からの作業のみです。

2本あるウインチの片側を左リアのけん引フックにかけて、
斜め右上にテンションをかけました。
右リヤのフックにはもう一本のウインチをかけ、
斜め右下方向にチカラをかけて、横転しないようにしました。

ウインチブームを起こして左リヤタイヤをあぜ道に戻す予定でしたが、
油圧ポンプの調子悪くてブームは起きません。
仕方なく斜め上に巻き上げます。

また狭いあぜ道でレッカー車の配置が適切でなく、
ナカナカ左リヤタイヤはあぜ道に接地しません。




苦労したわりに「失敗の作業」は続きます。

もう最後の手段です。
レッカー車のウインチをセットしたまま、
カタツムリのようにゆっくりレッカー車を前進させて
ワゴン車をズルズル引きずると、
ようやく左リヤタイヤはあぜ道に戻りました。

シトシトと降る雨でビショビショに濡れましたが、
そのことに気づかぬくらい緊張していました。
レッカー車の配置やウインチと使い方など、
とても良い勉強になった現場です。

さて先日は千葉市で仲の良かったトモダチ8人と、
ミニ同級会です。

2年ぐらい前に京都に転勤したイノウエくんは、
東日本大震災のとき、
福島県の白河市にある大きな工場のボスでした。

彼に東日本大震災についてのハナシを聞こうとすると、
返事は重くなります。
「現場に行った?」
「イカねーよ!だって不謹慎だろ、ヤジウマみたいで!」

ヤジウマ根性丸出しで現場に行った自分は、
彼と話すと恥ずかしくなりますが・・・。

4月12日の小高町(海側)です。
原発から20km範囲内ですが、
このとき出入り規制はマダ行われていませんでした。


橋は津波で壊されています。


アゼンとしてシャッターを切りました。

2013年7月25日木曜日

レッカー また水没 ドクターヘリ

米沢市の白布温泉と福島県の桧原湖を結ぶ西吾妻スカイバレーは、
曲がりくねった観光道路です。
その昔は有料道路でしたが、
30年の償還期間を過ぎた2003年からタダで通行できます。

ヘアピンカーブや急な上り下りが連続するこの道路は、
開通する5月のゴールデンウイークから冬季閉鎖の始まる11月初旬までのあいだ、
クルマやバイクの飛ばしすぎによる自損事故など、
チラホラあります。

先日の事故でドクターヘリで救急搬送されたライダーさんは、
後遺症などなければ良いのですが。

下りの急な右カーブで、
左側面にある崩落防止コンクリート壁に衝突した事故です。
ライダーさんは、バイクともどもその壁に・・・。

損傷の大きいバイクを積載車に載せているときも、
その脇をすり抜けブンブン飛ばす単車はひっきりなしです。


コチラはディーラーさんからの依頼で、
きょうは前回とほぼ同じ場所(南陽市松沢)での水没車の引き上げです。
ひざ下まで水に浸かったクルマは、
エンジンに水が入ってどうにもなりません。

レッカー車も水を吸ったら終わりです。
同時に出動したランクルのリフトアップ車は余裕で水遊び。

このランクルのフロントウインチで「巻いて寄せて」を繰り返し、
うまく脱出できました。
自分も星さんも、ひざ上までスソをまくり上げて水遊び。
もちろん素足です。

泥水に浸かった手足は、ケッコウ臭い匂いをプンプンと。
沼のようになった道路には、
キレイな色をまとった糸トンボやタニシ、
そしてナマズのようなな雷魚まで居ました。

2013年7月19日金曜日

レッカー 水没なのに当人は「笑」

                  通勤途中だったのでしょうか?
          日産系ディーラーさんからAM9時30分ごろにQQコールです。

「田んぼに落ちてるようなんで頼みます」とのことで
中型レッカー車で出動。
普通車を担当し、クレーンで4点丸吊り。

軽自動車を担当されていた他の業者さまは、
積載車で到着していました。
その業者さまから「コッチも揚げてくれ」と依頼を受け、
同じく天秤棒使用で4点丸吊り。

効率の良いレッカー作業でウキウキしてたら、
昨日の記録的大雨による水没でQQコールです。

当店の自動車保険に加入されているお客様は、
水没してチョッとだけ水面から出ている軽トラのキャビンに乗って、
いつものスマイル・・・。

作業を担当した星さんもこのヒドイ状況に、
笑うしかなかったようです。

こちらはきのう氾濫した吉野川。
水浸しになった赤湯自動車学校の社員さんのクルマ?でしょうか?
川岸に流木のように流れ着いていました。

明日にでも作業依頼のコールは来るでしょうか?
予備の延長ワイヤーは30mくらい必要な現場です。


水没して車内は泥だらけの軽自動車です。
エンジンまで水に浸り、パーフェクトな全損。



「泥の海」と化した赤湯自動車学校の敷地内を走った、
当店のレッカー車も泥だらけ。

河川氾濫の自然災害は「モーレツ」でした。


この2枚は東日本大震災から約1ヵ月後の南相馬市(原町)です。

言葉では言い表せない風景でした。





2013年7月18日木曜日

レッカー 山形県ではめったにない「洪水警報」

梅雨の終わりごろは大雨になりますが、
この時期の山形県では過去最高の雨量になったそうです。

この雨のせいで、めずらしいQQコールが・・・・。

大雨でグズグズになった路肩からズルズルと滑り落ちて、
小川にドボン。
サイドバンパーは泥の中に食い込みリヤタイヤは小川のなかに落ちていて、
この状態のままウインチで引っ張れば、
燃料タンクやサイドバンパーやデフが抵抗になってウインチワイヤーは切れます。



師匠の「山形レッカー」さんにTELして作業の方法を確認してから、
リヤ側の箱の強い部分に太目のスリングベルトをグルッとかけて、
クレーンでゆっくり真上に吊り上げ、
もう一台のレッカー車のウインチで前方に引き出しました。

こちらは大雨で冠水し、
洪水のようになった道路にドボンでエンジンストップ!


大雪はちっとも珍しくないですが、
川が決壊するぐらいの大雨は、
自分の思い出の中ではウン十年ぶりで2回目です。

南陽市では吉野川が氾濫して、
赤湯自動車学校は水浸し、クルマはプカプカ・・・。

2013年7月14日日曜日

レッカー 深夜の作業

米沢市内のディーラーさんに依頼された事故車の引取りのため、
一次保管場所の山形レッカーさんに伺いました。

夜の21時30分頃に着いてからOC200MWの大型レッカー車や、
ずらりと並んでいる中型・小型レッカー車をマジマジと眺めていたら、
専務さんと○○さんがお見えになりました。

山形レッカーさんから米沢市内まで運ぶ事故車は、
フロントの車軸が曲がっています。

ちょうど良いチャンスなので、
お二人からJフック付きチェーンを使い、
フロントの足回りがこわれている事故車を緊急に排除する方法を教わりました。

それにしても山形レッカーさんの方々は、スゴ腕のオペレーターさんばかりです。
そのうえ親切でキビキビと作業をこなされてますので、
警察さんからの「ご指名」は当然の成り行きですね。

レッカー車のアンダーリフトに事故車を前吊りして
「さァ 帰ろうか」と思っていたら、
携帯にレッカーQQコールです。
「宮城県の七ヶ宿で、縁石をまたいでいるクルマの一次預かりは可能ですか?」
もちろんお引き受けして、
山形レッカーさんに「明日、出直してきます」と告げ、
一緒に来ていた新人の「やっちゃん」とブンブン飛ばして
現場に向かいます。

現場はこのとおりオイルまみれ・・・。
フロント左のロアアームは曲がってタイヤはバースト、
フロント右のロアアームは千切れ、
エンジン本体はブラブラしています。
マフラーはフロントパイプからすべて脱落して路上に散乱していました。


ほぼ全量漏れていたエンジンとオートマのオイルは、
処理剤を使って清掃しました。

この事故は「縁石に衝突し、乗り越えたところの山の斜面で跳ね返された」みたいですが、
クルマは運よく横転せず、
さらに幸運にも若い男性ドライバーはケガひとつありません。

この辺りは過疎化の進む山間部ですが、
「山の神」が若い男性をお守りくださったような現場でした。



2013年7月12日金曜日

国体予選 少年B 3000m


7月5日の金曜日、
天童市のNDスタジアムにて国体予選の少年B・3000mを見てきました。
東海大山形高校の注目選手は、みなさんご存知の森くんです。
森くんは期待通りの走りで、8分42秒での優勝!!

また森くんに勝ちたいと強く思っている本間くんは、
最後の2周で森くんのロングスパートについて行けず
グングン離されましたが、自己新記録の8分50秒フィニッシュです。
本間くんの気持ちの強さにはいつも驚かされます。

ここ6年間の東海大山形陸上部員をカメラを通して見てきた中で、
「負けず嫌い」ではナンバーワンです。
走りのセンスと強い精神力を持つ部員は、
OBの竹内くんや現3年生の雄太郎くんに代表されますが、
本間くんの「負けず嫌い」は群を抜いてます。

これにスピードが今後2年間で加わったら、
森くんにも一度くらいは勝てるような気がします。


前回の3000mでは、
本間くんと森くんを始めから追いかけもしない他の一年生部員に
ガッカリしましたが、
今回は遠藤拓郎くんが彼らに挑戦して9分1秒の自己新記録です。

また菅原くんは違う組で常に先頭を走っていました。
走りも顔つきも「勝ってやるぞ!」の気持ちにあふれ、
彼はドンドン記録を伸ばして行くでしょう。

この日は遠藤くんと菅原くんにイチバン感激しました。
ダメもとで森くんたちに挑戦しないようでは強くなれません。

森くんと本間くんがいる今年度の一年生は、
高いレベルで練習できるシアワセを感じられるようになってください。


2013年7月11日木曜日

レッカー クレーンでの脱輪引き上げを教わりました。

毎日ジメジメして暑いですが、
ようやく梅雨らしい曇り空と雨の日々です。

ジリジリと夏のように暑かった6月から比べると、
レッカーQQコールは7月に入ってやや少なめでしょうか。

中型4トンのクレーンつき積載車で向かった事故現場は、
軽自動車がセンターラインオーバーで4tトラックに衝突。

助手席側はグシャッとつぶれています。
ここに乗っていたら大ケガ以上でしたね。
4t積載車のクレーンなら、軽自動車はラクラク吊れます。

コチラは縁石を超えて歩道上で横転。
この現場に出動した中型レッカーの自重は8トン近くありますが、
この横転していたクルマは意外に重くて、
クレーン作業は気を使いました。
小型レッカーならマッタク吊れない重さですが
中型レッカーは総重量2トンぐらいまでの乗用車なら、
ブーム2段半ぐらいで丸吊りOKです。

でもツルツル滑る雪道でのバランスは、
フロントヘビーと短いホイールベースのため悪く、
豪雪地帯の冬季間ではイマイチです。


当店のウインチブーム付きの小型レッカーは、
シリンダーのオーバーホールとバルブ交換のため整備中です。

バルブだけで部品代8万円!
シリンダーのオーバーホールを含めると、
20万以上の請求書が届きそうです。
でもQQコールでドタバタしてしまう雪の季節でないから、
ラッキーです・・・。

きのうは山形市内への搬送を終えてから、
山形レッカーさんにhttp://www.yamagata-wrecker.jp/伺いました。

きょうは「片側前後輪を側溝に落として大きく傾いたクルマ」を、
クレーンとウインチで傷つけないようにして引き上げるテクニックを
教えていただきました。
同業他社の自分にも、
隠すことなくテクニックのすべてを教えてくださる社長さん・専務さんの
太っ腹ぶりにはアタマ下がります。

自分も他社の社員さんから「作業の方法を教えてください」と言われるくらいの
レッカーオペレーターになったら、「山形レッカー」さんのように
出し惜しみしないでアドバイスしたいと思います。






2013年7月3日水曜日

男鹿駅伝 

6月29日は秋田県の男鹿半島をグルッと巡る駅伝です。

今回は一般の部の追っかけだったため、
東海大山形高の写真は撮れませんでした。

南陽・東置賜郡チームはベストメンバーでエントリーしていません。
南陽市役所陸上部からは、7区で真二くん・2区で富夫くんが出場しました。

真二くんはケガ明けとしては上々の走りです。
まだ22歳と若いためこれからに期待!

2区の富夫くんは区間3位でしたがナカナカ良いタイムで走り、
間もなく完全復活ですね。

天童チームでは東洋大学3年の斎藤真也くんが出走し、
ナイスなタイムで区間2位。
それを引き継いだ2区の遠田くんも、
これまた良いタイムで区間2位。

天童市役所勤務の遠田くんは大卒後3年目ですが、
チカラはまったく衰えていません。
走る公務員ランナーの山形県出身者では、
イチバン速いランナーです。


2人とも「走るのが好きな」東海大山形高校陸上部OBです。


2013年7月2日火曜日

レッカー 真夏のような暑さとQQコール

真夏の暑さに似たような気温の日が続き、
単独事故や故障のレッカーQQコールは例年より多めですね。

6月30日・早朝4時過ぎのQQコールは、単独事故で田んぼに着地です。
エンジンはOKでしたがフロントタイヤはパンク、
運転席ロアアームは曲がりギアは入りません。

前後ホイールにそれぞれフック付きベルトをセットして、
天秤棒を使い4点丸吊り。
タイヤの半分近くは田んぼの泥に埋まっていましたが、
クレーンで真上にズボッとごぼう抜きOKでした。

AM8時からフォード車の故障搬送です。
埼玉県さいたま市内のフォード系ディーラーさんまでお届け。
高速道は渋滞もなくスイスイでしたが、
さいたま市内は歩いたほうが早いくらいの大渋滞。
往復640kmのあいだ、ほとんど車内に居たから疲れました。


同じく日曜日の昼前は、
約100km先の新潟県村上市のキレイな海岸「笹川流れ」まで
キャンピングカーの引取りと新潟市内までの搬送。
近くのレッカー屋さんはすべて「お断り」の案件だったそうです。

FF車のキャンピングカーだったので、
プロペラシャフトの取り外しもなくラクラクのけん引でした。




前日の土曜日は秋田県の男鹿市まで、
駅伝の応援で往復700km。
次の日のさいたま市と合わせて約1300km。
2日経った今でも疲れは取れません。

長距離のトラックドライバーさんは、きっとスーパーマンですね!?