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台風11号

朝方からパラパラ降っていた雨は、 関東の南岸を北上する台風11号の影響で、 午後から雨脚を強めてザーザーと地面を叩いています。 昼間でも長袖を着ないと涼しすぎて風邪を引きそうです。 ラジオから流れる今日の最高気温は、 平年より5度以上低いようです。 自宅にある温度計は、夜8時ごろで20度を切っています。 試運転を兼ねて薪ストーブに火を入れました。 メラメラと乾燥した薪は燃え上がり、間もなく煙突から熱気が漏れ始めます。 30分後には分厚い鉄で覆われた本体から、 ジワーッと染み入るような温かさが広がっていきます。 一日中降っている雨の湿気でジトジトしていた室内は、 やがて秋の太陽に照らされた日中のように、カラッとして来ました。 勢いよく燃える薪ストーブの周りに立てかけた洗濯物は、 朝起きたらすっかりパリパリに乾いていました。

涼しい曇り空

昨日の夜から涼しさが増して、 今日の朝は平年の気温より4度低く、 最低気温は14度です。 雨が降り出しそうな濃い灰色の雲に覆われ、 暗く寂しい気分にさせる涼しい日曜日になりました。 きのうの土曜日は、衆院選挙の期日前(不在者)投票へ行ってきました。 米沢市役所の6階にある投票所には職員の方が10数名いて、 投票に来た有権者をテキパキと案内しています。 不在者投票は初めてですが、免許証などの身分証明書は提示の必要なく、 A4サイズのアンケート用紙みたいなものに、 住所氏名と生年月日を書けば投票用紙をもらえて、 それに立候補者の名前を書いて終わりです。 とても簡単明瞭で、めんどくさがりな自分でもこんなにかんたんで良いの?と 思うほどあっけなく投票できて、期日前投票はお勧めです。 米沢市役所の駐車場は広く、投票当日の指定投票場所のように、 駐車スペースが狭くておっくうと感じることもありません。 土曜日にかかわらず、米沢市役所の駐車場は多くの車で埋まっていました。

秋本番

例年通りなら残暑厳しいはずの8月は、 秋本番を迎えたかのように 朝晩涼しくなっています。 朝の最低気温は15度前後で、 半袖シャツで散歩に出かけらないほど涼しさを増してきました。 この涼しさで新型インフルエンザは、ここ米沢でも勢力を誇ってきたようです。 その影響で学級閉鎖している県内小学校の話題が、新聞に載っています。 天候不順と新型インフルエンザの蔓延は、関係あるのでしょうか?

源流 大荒沢

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福島県との 県境に近い山々を 縫うように 流れる大荒沢の 源流部を、 T名人と共に 探索しました。 落差10m以上の 滝を、 山を巻くように 高巻きして 滝の上に 出ます。 そこから 体力勝負で 沢を遡上します。 この時期でも 沢水は冷たく、 沢をジャブジャブ 歩き続けたら 風邪を引きそうです。 苔むした岩石に うっかり足を 乗せると、 滑って危険です。 沢の中に在る 大きな石でも、 足を乗せたら グラグラ動く 時があるので、 足裏に神経を 集中して 一歩づつ進みます。 大きな石に へばりついていた カジカガエル? 動かないように 片足を 軍手に挟んで 撮影しました。 可愛らしくて キレイな目が 印象的です。 急斜面に対して 直角に幹を伸ばした、 樹齢100年以上の ミズナラです。 大荒沢源流部でも、 ナラ枯れ被害の 大木を見かけるように なりました。 いずれ月山のブナや ミズナラのように、 山全体が 枯れ果てて 行くのでしょうか? そうならないように 何かできることがあれば手伝いたいと思います。

木々の墓場

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山形県の県北に位置する鶴岡市は、 米沢市から約2時間半の道のりです。 陸上競技の県中学選手権は 鶴岡市に在る競技場で行われ、 その応援のため 久しぶりに空冷最終型の ポルシェに乗り込みました。 3ヶ月ぶりの乗車でも機関良好で、 外車に有りがちな エアコン不調も無く快適です。 お目当ての競技時間に間に合うように、 高速道を利用して 鶴岡市に行く途中、 夏でもスキー場が 開いている 月山を 横目に 見ながら 走ります。 月山はブナやミズナラの 原生林の宝庫です。 何百年も 生き永らえてきた その大木が、 ご覧の様に 赤茶けて 枯れています。 まるで悪性度の高い がん細胞が 増殖し、 手の付けられない 状況になったのと 同じです。 物言わぬ 樹齢数百年のブナや ナラの断末魔の叫び が聞こえるようで、 直視に耐えません。 人類だけ永遠に繁栄するような思いが充満する世の中ですが、 この緑の墓場を見れば、大きな錯覚に気づきます。

合宿

8月の上旬から陸上競技部の合宿で、 東京方面の大学に修行に行っていた高校生の息子は、 約2週間ぶりとなる自宅へ帰ってきました。 無口な子供ですが、めずらしく合宿の様子を話してくれました。 合宿中に17歳の誕生日を迎え、 今日はお祝いの言葉を家族みんなからもらっています。 普通で平凡な日常のありがたさを感じます。 生命保険や医療保険の話をした時に、 敏感に反応していただけるお客様には、どんな特徴が有ると思いますか? 皆さんご存知のように、 ①お客様ご自身が大きな病気にかかった事がある場合 ②お客様のご両親や、身内の方が命にかかわる病気になったことがある場合 医療保険などの話にあまり興味の無い方は、 やはりご自身を含めたご家族全員が今現在、健康な場合です。 しかし人間は誰しも、いつか病気になり死を迎えます。 健康な時にこそ、将来かかりうる病気に備えるための保険の話を、 ぜひ興味を少しでも持って、聞いていただきたいと願っています。

イワナ

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山は初秋の気配で、 ススキの穂は空を見上げて 手を広げたようになっています。 スズキジムニータイプの、 小型のオフロード車でないと 行けないようなデコボコの林道を、 胃を揺すられるような振動とともに 走り抜けます。 林道の行き止まりにジムニーを 停め、いったん林道を徒歩で下り、 そこから上流の車を止めた地点まで、 イワナを追って釣りをしました。 釣りと山歩きの師匠であるTさんは、 毛バリによるフライフィッシングで イワナを釣り上げます。 師匠は、木の枝葉が源流部の川に 覆いかぶさるような場所でも、 フライを枝葉に絡ませないように、 釣り竿を自由自在に操ります。 自分もビギナーズラックで 黄金色に輝く 源流部の宝石のような イワナをゲットしました。 川を下り、山の斜面を 登っていたら ひときわ大きなキノコ、 アカヤマドリが数個、 我が物顔で縄張りのように 生えていました。 大きくなりすぎて腐り気味で、 食用には向かないような えげつない香りを放っていました。山に行くたびごと、新しく小さな発見があります。

33年ぶり

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米沢市立第四中学校での 3年間は クラス替えもなく、 転校生以外は 同じ顔ぶれでした。 また担任の先生も 3年間O形先生で、 1クラス約40名の 仲間とはずっと 一緒でした。 中学校生活の3年間は 思い出も多く、 今でも多くの事柄を 振り返ることができます。 中学校卒業以来、 付き合いのある 数人の友人以外、 ほとんど会っていない 3年一組の仲間16人と 担任のO形先生を交えた 総勢17人で、 33年ぶりとなる 同級会がありました。 33年ぶりとは言え、 3年間同じクラスだった 仲間の顔は 会えばすぐわかります。 乾杯の前から 騒々しくかしましい 仲間たちは、 過ぎ去った長い日々を 物ともせず、 旧交を温め合います。 担任のO形先生は、 独特の甲高い声と往時と変わらぬ容姿で参加した仲間のドギモを抜きました。 また我々生徒たちの当時のエピソードを良く覚えておられ、 今日の同級会の盛り上げ役であり、33年経った今でも心底素晴らしい先生です。 少しセーブしながら飲んで、参加した仲間全員と乾杯したかったのですが、 面影漂う懐かしい同級生の、楽しげな笑顔と大きな笑い声に誘われ、 杯を重ね過ぎて酔いどれてしまいました。

栂峰

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飯豊町中津川地区の 小屋部落を 通り抜け、 林道を奥へ奥へと 進むと、 ようやく栂峰の 登山口に着きます。 暑い日が続く8月に なると、 清流の近くには メジロアブが多く、 今日も車や人に 向かって、 多くのメジロアブが やって来ました。 それに刺されると 赤く腫れて痒みが 続きます。 追い払うために 持参した発煙筒を 炊くと、アブの群れは やっと退散しました。 急な坂道を フーフー言いながら 登りますが、 周りの景色は 植林された杉林に 邪魔されて、 見渡せません。 ちょっとした ブナ林に チチタケが 出ていました。 山形県では このキノコは 珍重されませんが、 栃木県では 一家そろって チチタケ採りを するそうです。 今年は天候不順ためでしょう、 例年より 出ていません。 登り始めて1時間半を過ぎると 杉林からブナとヒノキの混成林となり 空気もひんやりと澄んできます。 急な上り坂も影を潜め、 歩きやすい ダラダラした坂に なります。 やがてブナは少なくなり ヒノキの大木が 辺りを見下ろしています。 ゆっくり歩き始めて2時間後、 中間地点と思われる 水飲み場に出ました。 釣り名人のTさんは ミズナを採って います。 ここから頂上の 栂峰まで 約1時間の行程ですが、 キノコ採りなどをしながら の登りで、 疲れてヘトヘト気味 になり、頂上への気力も失せて 下山しました。 急な坂道を 長い時間登ったり 下りたりしたので、 次の日は、 太ももが筋肉痛になりました。

パジェロ ショートボデー

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今から8年ほど前に、 自家用車として パジェロショートボデーの ディーゼル車を 半年ぐらい乗りました。 軽油は高くなった昨今でも、 ガソリンより 1L当たり約20円も 安いです。 軽油エンジンは トルクがあり、 林道などの 悪路では、 よく粘る エンジンです。 荷室も高さがあるため、 ショートボデーに かかわらず 大容量です。 8年前に 自家用として 乗っていたこの車を、 保険のお客様である Y野さんに販売し、 Y野さんは それ以後 つい先日まで、 この車を大切に 乗ってくださいました。 このたびY野さんが 中古車の 軽自動車を新たに 買い求められ、 8年ぶりに 手元に戻ってきました。 さっそく 継続車検を受け、 高速道路を 流してきました。 H8年型なのに 三菱ディーラーで 頻繁に整備していた このショートボデーは、 足回りの疲れもなく、 エンジンは まだ10万km足らずのため 絶好調です。 ディーゼルエンジンは独特のうなり音と共に、バランスの良いショートボデーを軽々と加速させます。 このタイプのパジェロがRV車のベストセラーだった理由は、 乗ってしまえばよく理解できます。

アオミズナ

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今年に 入ってから 良く行く ようになった 大荒沢には ドングリの 大木が多く、 9月中旬から下旬にかけての 天然マイタケ採りには 絶好の場所のように見えます。 クルマを停めて 滝を高巻きしなければ 目的の場所には 行けないため、 最低1時間ちょっとは ひたすらそこに 向かって歩きます。 そこから山の尾根に 向かって登りますが 急斜面のため 頂上付近に着くには さらに1時間要します。 歩き続けて約2時間後に ようやくマイタケ探しを するような地形です。 今はマイタケ採りへの 準備期間で、 師匠のTさんと釣りをしながら 山々を歩く週末が待ち遠しくなりました。 釣りをしながら沢を遡上すると、 日当たりの良くないひっそりと湿りがちな場所に、 アオミズナが自生しています。アオミズナは普通のミズナより繊維が柔らかで、 採集時期が夏場の今頃でも、ゆっくり茹でると柔らかくなり、 歯ごたえもシャキシャキして美味しい山菜です。 アオミズナは深い山々のほんの小さな沢沿いを好み、 人目を避けるようにひっそりと隠れています。

大雨

昨日の夜から雨は降り続き、 気温も27度ぐらいで暑くありません。 大雨と低温でミンミンゼミの声も無く、 夏場の気配は一粒ほども感じられません。 8月10日なのに梅雨明け宣言は未だ発表されず、 米沢の気候は梅雨本番になったかのようです。 いったいどうなっているんでしょう? 昨年冬の雪は、記録的に少なかったのですが、 今頃帳尻を合わせているのでしょうか? どちらにしても暑い夏が、待ち遠しくなります。

朝から雨

台風の影響も有るのでしょうか? 朝から外に出たくないくらいにやや強く降る雨が、 地面をびしょ濡れにしています。 この雨は梅雨の真っ盛りのように、 止むことを知らずに夕方まで降っていました。 明日の土曜日は、釣りの師匠がまた深い沢に行きます。 8月11日に関東から遊びに来る2人の友人のため、 師匠は天然イワナを釣ってくれる予定でしたが、 私事での事情により、 師匠に予定変更の電話を、 明日朝早くしなくてはいけません。 友人のお二人と釣りの師匠に、この場を借りてお詫びします。 ドタで本当にごめんなさい。

梅雨明けまだ?

米沢市は今日もすっきりと晴れず、 曇り時々晴れの、 蒸し暑い一日となりました。 最高気温は32度ですが、 朝晩は窓を開けたままで寝込むと、 少し涼しいくらいになりました。 梅雨明けしないうちに真夏が過ぎ、 朝晩はまるで初秋のようです。 農作物は日照不足で、 たとえばトマトは真っ赤に熟れず、 スイカは中身がスカスカで甘みも足りません。 そして海行きを楽しみにしている人々にとっては、 災難に遇ったような季節外れの天候です。

夏の花 河川敷

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自宅近くの 河川敷には 色々な花が 遠慮がちに 咲いています。 花の名前は ほとんど判りませんが 便利なネットで 調べました。 黄色い花で キク のような花は オオハンゴンソウで 別名ハナガサギク のようです。 直径3cm~5cmぐらいで 淡い黄色の小さな花は オオマツ(コマツ)ヨイグサ みたいです。 ピンク色の小さな花は アカツメクサ(紫詰草)で 春先からずうっと河川敷の 土手に咲いています。 花をむしり取って その根元部を噛むと、 甘い味がします。 ひっそりと草むらに咲く ピンク色の花は、 調べましたが よくわかりません。 草花は季節の移ろいを 正直に、また正確に 現します。 ススキの穂が 出始めました。 夏本番のお盆前ですが、 この穂を見れば 初秋を感じます。 お盆の頃、 河川敷を 黄色に染める花です。 ヤブカンゾウです。 夏の河川敷を お盆前まで 彩ります。

大荒沢

国道121号線を福島県側に南進し、 米沢市入田沢地区を過ぎて間もなくすると、 右側に大きな砂防ダムが見えてきます。 ダム側にハンドルを切り、 林道を西方向にズンズン登ると、 10数分で大荒沢に架かる最後の砂防ダムに着きます。 そこに車を止め上流に向かって数分歩くと、 間もなく南側から本流に流れ込む大きな沢が見えてきます。 今日はその沢の奥を目指しますが、 歩いてすぐのところに高低差10m以上の大きな滝があります。 沢の左斜面から滝を高巻きして滝の上に出ました。 連日の雷雨により鉄砲水の出た爪跡も生々しい沢は、 角の尖った小さな砕石を敷き詰めたようになっています。 ところどころで青ミズナ(ウワバミソウ)を採りながら、 最上流部に向かって1時間10分歩いたところで、 雲行きが怪しくなって来ました。 曇り空が迫ってくると同時に、 沢の中を小石がコロコロ音を立てて転がり始めています。 最上流部では雨が降っているのでしょう、 土石流の鉄砲水が襲ってきたら、ひとたまりもありません。 走るようにして沢を駆け下り30分後、滝の上までようやく出ました。 一息ついて沢の様子を観察すると、 水は濁りの度合いを増し、 小石はガラガラ音を出して沢水の中を転がり落ちています。 腐葉土も沢水に混じり、いよいよ水量が増し始めました。 登り始めてから2時間後、 林道の行き止まりに停めた車に戻ったところで雨が落ち始めました。

鬼面川

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山形県は梅雨空が続き、 夕方から次の日の朝にかけて, 決まっているかのように まとまった雨が降っています。 米沢市西部を流れる 最上川の支流の 鬼面川の水量は、 例年ならばこの時期は 少なく渇水気味ですが、 今年は長引く梅雨で水量は多く、 きょうもゴーゴーと流れています。 河川敷を歩くと、 色とりどりの花が咲いています。 淡いピンク色で、 ひっそりと咲く可憐なヒルガオ。 毒々しい紫色の 葛の花は、 見た目は悪いですが ムスクのように甘く妖艶な香りがします。 ヤブカンゾウは 鮮やかな橙色の花ですが、 すぐ散ってしまいます。 その他、名前の知らない花々も 美しさを競うように咲いています。