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引き取り

7時40分、米沢駅発の山形新幹線に乗り、 福島駅で連結されるMAXやまびこ号に乗り換え 、 空席目立つ自由席にようやく座る。 出張と思われる50歳ぐらいの男性は、背広を着て、 足を組んだまま熟睡している。 あまり代わり映えしない化粧を続ける人、 太めなのにパクパクお菓子を食べている女性も見える。 郡山駅に停車した。空は今にも雨粒が、 パラパラ落ちてきそうな灰色で、 駅のホームに立っている人達は、黒や灰色の防寒具を着て、 電線で休んでいるカラスのように、おとなしく整列している。 山形県から栃木県の黒磯までは、長いトンネルが多い。 新幹線の猛烈なスピードと、 線路の両側にそそり立つ遮音壁のため、 トンネルを出ても、景色の一部しか見えない。 移動時間は短縮されて便利だが、それだけだ。 次の停車駅は大宮、ここで降りてJR成田エクスプレスに乗り 新宿に出て、 中央線快速で立川駅まで行き、 その後青梅線で小作駅到着後、 タクシーを拾い、 ぶつけられて修理完了したポルシェの引き取りに、 最短時間で英オートサービスさんに着く予定だった。 大宮駅始発のJR成田エクスプレスに、乗り込む。 全席指定と書いてありいやな予感したら、 車内放送で 「この車両は、全席指定となっており、 乗車券と指定券の無い方は、 事前にお求めください」。 そんなことな知る由も無く、出発寸前に、 座っていた席からあわてて立ち去る。 その後、不慣れな都内の路線をキョロキョロしながら乗り継ぎ、 なんだかんだで引き取り先の、田中社長にお会いしたのは、 午後一時過ぎだった。

車検

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寒い日が続いたかと思えば、今日は小春日和のような日で、 20cmあった積雪も一気にとける。 一面真っ白だった田んぼも、土が顔出して、 まだら模様になっている。 車検整備中の、自家用一台積みの積載車は、 約18万Kmの走行で、マフラーに大きな穴が開き、 タイヤもツルツル、そのほか、なんやかんやで、 20万以上かかるようだ。 20万円儲けるのは、こつこつなのに、 お金の出て行くときは、煙のようになくなる。

除雪車

朝5時半ごろ、除雪車の音で、目は覚める。 家の前の、幅5mの市道に出てみると、 20cmほど降り積もった道路中央の雪は、 キレイに掃かれているが、自宅の出入り口から、 となりの整備工場まで、掃かれた雪は道路脇に、 てんこもりになっている。 除雪車が来てくれるのは有り難いが、 そのあとの雪始末は、一仕事。

真冬並みの寒気

真冬並みの寒気のせいで、朝から吹雪模様となり、 夕方には道路も凍りつく。芯まで冷える寒さに、 何もかも縮こまってしまう。 山菜取りに良く行く、大蔵村にある肘折温泉では、 積雪70cmを超えているそうだ。 ナメコの小さいツブを残してきたホームグランドの山の林道は、 積雪のため、もう通れないだろう。 来年の山菜取りのことを思うと、厳しい寒さもウッシッシ。

タイヤ交換

例年なら初雪は積もることは無く、 冬タイヤへの交換は、じわじわと進んでいく。 今年の初雪は、積雪10cm超の大雪となり、 そのせいで、タイヤショップ、ガソリンスタンド、カーデーラー、 整備工場は、交換作業に追われている。 スケールは小さいが、自分の整備工場も、 冬タイヤの交換や、 ついでのオイル交換作業は、 盆と正月が一度に来たみたいになり、 きょうでやっと人心地つく。 4日間工場内で、整備の星さんと、朝から晩まで過ごす。 慣れない整備作業で、夜8時ごろになるとぐったりし、 早く一杯やりたくなる。やはり保険の募集で、 しゃべっているほうが、 合ってるみたいだ。

初雪

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起きる時間は、5時半頃で、窓の外は薄暗い。 今朝は、いつもよりほんのり明るいので、寝坊したかと思いきや、 まだ5時10分前。 小窓越しに外をのぞくと、一面の銀世界で、 まっしろな初雪だ。 朝から、冬タイヤ交換の段取りで、あちこちに電話をかける。 初雪はキレイでいいけれど、10cmもいきなり積もるとは、想定外。 カラーで撮った景色も、モノクロに見える。

新聞の天気予報で、きょうは雪マークになっている。 それにしては今のところ、ウインドブレーカー無しでも、 なんとか歩ける。 午後から、風や雨は、どんどん冷たくなっていくのだろう。 ストーブ用の薪を棚から出す。 火持ちの良いニセアカシヤやエゴの木は、もっないないので、 本格的な寒さを迎えてから使う。 今の時期は、軽くて着火しやすいヤナギの木をくべる。 かなりの量の、薪を用意したつもりだが、暖かくて気持ちよいため10月末から焚いている。 足りるかな、、、。

吾妻山

冷たい風は、やや強く吹き通り、米沢は朝から冷える。 時折太陽も顔を出すが、気温は上がらない。 よく見通せる吾妻山は、上から半分以上雪に染まり、 キラキラとよく光る。 キノコ採りに行く山の頂上付近も、初めて雪化粧した。 くっきりと秋から冬へ、線引きされたような一日となる。

東京駅と上野駅

ポルシェの修理先の、英オートサービスさんからの帰り道は、 電車を乗り継ぐ。どの路線に乗れば、効率的かを考えず、 とりあえず立川市から中央線に乗る。 東京駅行きの快速電車で、そのまま東京駅へ行けば、 最短で山形新幹線に乗って帰ることができる。 20年近く前は、東京に出てくるのも、帰るのも、 上野駅のみだったから、上野駅に強い愛着が有り、 また、八重洲口のビル街の景色より、 上野駅の猥雑な感じも好きで、 そのため東京駅の手前の新宿で降り、山手線で上野駅に着く。 どの路線の電車も、時間帯が良かったのか、 混んでなくて疲れも感じない。 朝6時過ぎに青梅市に向かい、 米沢駅に着いたのも夕方6時過ぎだった。

993C4S

東京の青梅市にある、ポルシェの板金塗装、 整備のプロフェッショナルファクトリー、英オートサービスさんへ、 先日軽く追突されたポルシェ、993C4Sで向かう。 http://www.hanabusa-auto.co.jp/ 東北道~外環道~関越道~圏央道と通過し、 5時間チョイで青梅インターそばの、目的地に着いた。 田中社長さんは、もう年金受給のお年と見受けられるが、現役バリバリで、 先日電話での印象と同じく、職人さんの親分で、 気さくで飾らないお人柄であった。 ファクトリー内は、ポルシェ、ポルシェのオンパレードで、 駐車場に止めてあるものまで含め、ざっと30台もある。 レース仕様車の996GT3R、993ターボ、964ターボ、 911ターボと何でもござれで、なかにはフェラーリも有る。 整備用リフトも特別仕様で、ポルシェのボデーを吊ったまま、 工場用クレーンのように横にスライドする。 ひとしきり工場見学と、田中社長の貴重なウンチクを伺い、 その後駅まで送っていただいた。 ポルシェが好きでたまらない人なら、板金塗装と整備を含め、 一度行ってみて。 田中社長のファンになるから。 コメント(0) コメント投稿 名前パスワードブログ

飯豊山

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きょうは朝から快晴となり、深い青色の空が広がる。 いつもの農道を通り、事務所に向かう途中で、 冠雪した飯豊山はくっきりと見える。 米沢盆地から山々を眺めると、飯豊山、吾妻山、 飯森山、御成山と標高順に冠雪し、 やがて11月末頃には、里も雪に染まる。 ブナ林の、目にも鮮やかな若芽の美しさを思い浮かべると、 寒く、厳しい冬であり続けてほしい。

追突された993C4S

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陸上競技をしている息子の送迎で、 山形市に有るあかねが丘競技場へ行く。 久しぶりに駆るポルシェ993C4Sは、 世界最高と呼ばれるブレーキのおかげで、 何の不安もなく右足のアクセルを踏み込む事ができる。 帰り道、大手スポーツ用品店に寄ろうとして、 信号待ちをしていたら、ボディはグニュっと揺れた。 ひどいエンストでもしたか、と思いながら何気なくバックミラーをのぞくと、 新型のトヨタエステマは、ポルシェのリアに張り付いている。 すぐに最寄の警察で、事故の受付を済まし、 修理のためポルシェ専門の工場を検索する。 東京の青梅市にある、英オートサービスに電話したら、 運良く社長さんが応対してくれた。 職人さんの親分のような話しぶりで、声のトーンも好みだったので、 すぐに修理の依頼を決める。 http://www.hanabusa-auto.co.jp/ 「人生、一寸先は闇」。怒っても、車は元に戻らないから、しょうがない。

自動二輪免許

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丸1ヶ月に及んだ、 バイクの免許を取るための教習所通いも、明日で終わりの予定となる。 土曜祝祭日以外は、 毎日2時間、 バイクにまたがっていた事になる。 丁寧で的確な教え方する先生、 ぶっきらぼうな先生、 めんどくさそうに教える先生、 いろいろいらっしゃる。

落葉とクリタケ

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尾根道を、夢中で歩いては休み、 谷筋の倒木を追っかけていると、 いつの間にか、自分の車は豆粒大に見え、 それを止めてある林道は、はるか下に望む。 昼過ぎとなり、尾根道をスタスタ戻る。 頂上付近では、落葉した木々の間から、 周りの山々の景色は良く見える。 下山するにつれ、ブナやナラの木に、 紅葉はまだたくさん残っている事に気付く。 落葉は、高い山から始まっていく事を、実感する。
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11月3日、4日とキノコ採りに出かける。 深くて急峻な山の中を倒木目指して、 尾根と谷を登ったり降りたり。 急斜面も多く,上半身を支えるための、 手のひらでしっかりつかんでいる細い木と、 ふんばる足のバランスが悪かったり、 万が一枯れ木をつかんだりすれば、転がり落ちて笑い話でなくなる。 ブナの巨木が連なる峰沿いで、日当たり良く下草の無いところに、 直径1m弱の、コケむしたブナの倒木があった。 そこには1cm~3cmの、ぬらぬらして可愛らしいナメコの幼菌が、 連なっている。 まだ小さくて可哀想な気もしたが、毎日山に行くわけにもいかない。 尾根から車を止めてある道路まで、 けものみちを歩いて戻る。 6時間、山のなかで過ごす。

ムキタケ 

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深山の紅葉は、またたく間に、その美しい姿を変え、落葉の時期を迎える。 葉っぱは落ちて、山全体は見渡しやすくなり、 次年度のマイタケ採りの参考に ミズナラの巨木をさがして歩く。 きょうは3時間ほど山歩きをする。「犬も歩けば棒に当たる」ように、 ムキタケに当たる。 ちょうど最盛期のようだ。ナラタケは大きくなりすぎて、腐っていた。 自宅に戻り、知人、友人におすそ分けする。 笑顔で迎えてくれた。
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エイジュウプロのファクトリーの床は、 ゴミ一つなく、 30分おきに清掃しているのかと思えるほどキレイ。 http://www.eijyupro.co.jp/Frameset-top.htm またバイクの搬入、搬出用のイスズ2㌧トラックもピカピカ。 クレーン付の軽トラックもピカピカ。 どこもかしこもピカピカである。 渋谷栄重社長の応対を見ていると、 テストライダーとしての経験や、 オートバイレースでの経験をたてに押し付ける営業スタイルではない。 売る気の無いセールスマンみたいだが、 偏屈で頑固オヤジ的な感じはとても心地よい。

エイジュウ プロ

自分と同じ三井住友海上の代理店であるエイジュウプロを、 米沢支社の後藤さんに紹介され一緒にそこへ遊びに行く。 米沢市出身で高卒後ヤマハに入社し、 ヤマハのテストライダーを経てエイジュウプロ  http://www.eijyupro.co.jp/Frameset-top.htm を設立。 オートバイ雑誌への執筆、 またEijyu-Proチーム監督として鈴鹿耐久6位入賞と活躍する。 その後米沢に戻り、展示場と工場を建設し現在に至るとの事。 工場内にはマニアならよだれの出そうな、 スナップオンの大型ツールボックスが3台もあり、 その中のツール類はすべて新品のように磨かれて格納してある。 ベンダー、ホールソー、旋盤、タイヤチェンジャー、バランサー、 バイク用エアーリフトと大型機械の展示場だ。 またネジ、ビス、リベット等はホームセンター並みにサイズ、 種類とも在庫してあり、それらは整然と置かれている。 初めて都会に足を踏み入れた時のようにあっけにとられる。