事故 ロードサービス
こうも暑い日が続くと、誰しも注意力は落ちてくるでしょう。
暑さのせいにはしたくないですが、事故によるロードサービスの依頼は
増えています。
道路を走っているクルマのほとんどは衝突安全ボディーになっていますので、
ちょっとした衝突でもボディーのあちこちに歪みは広がり、
10万円以上の板金・塗装・修理になってしまいます。画像の2台は別々の衝突事故での搬送ですが、
2台とも修理はほとんど不可能な全損事故です。
事故で支払う対物保険金や車両保険金は、
衝突安全ボディーの普及により、
年々増加しています。
お客様から預かった自動車保険料の総額より
事故による支払いが多くなって、
自動車保険に限れば保険会社の収支は赤字です。
チューリッヒやソニー損保に代表される通販型の自動車保険は、
①運転者の年齢30歳以上
②年間走行距離5000km未満
③クルマは業務では使用しないで、主に日常レジャーで使用
以上を満たした人だけ、保険料は安くなります。
つまり①~③すべてを満たす人は、事故を起こしたり
事故に巻き込まれたりする確率がとても低い人たちです。
通販型の自動車保険が安いのは、すべての人には当てはまりません。
また通販型自動車保険に加入している人が人身事故を起こした場合、
充分な示談交渉は一般的な損保会社よりはるかに劣ります。
その理由は保険料のコストを下げるため、
示談をするサービスセンターとその人員の両方とも
極端に少ないからです。
人身事故の交渉において、通販型保険会社の場合のほとんどは
電話での対応となります。
ケガをしてタダでさえおもしろくない被害者にとって、
電話のみでの示談交渉では、
「電話だけで顔も出さず虫が良すぎる、まったく誠意が無い、
痛くなくても医者に通うから、バカヤロー!」
「標準語でマニュアル通りにベラベラしゃべりやがって、
示談なんかするもんかコンチクショー!」
なんてことになりがちですね。
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