ジムニーJA71VからSJ30Vへ足回り移行







もっぱら足代わりに乗っているのは、
車体は軽くてエンジンは2ストロークのスズキジムニー、
今は3台目のSJ30になる。
このSJ30ジムニーは昭和57年式前期型のため、
フロントブレーキはドラム式となっており、
ブレーキを踏んだときの感触はスポンジーで、心もとない。
エンジンがダメになった、昭和63年式の型式JA71Vジムニーが
入庫したため、その足回りを自家用のSJ30に移行し、
フロントディスクブレーキ、マニュアルハブ仕様にする。
参考まで車体改造のプロ、星さんの解説を載せます。


取り外し(JA71Vより)フロント側 
①車をリフトアップして、タイヤをはずす。 
②ハイリフトタイプミッションジャッキなどで、アクスル本体を支える。
③ステアリング系を、ドラックリンクから取り外す。 
  (ドラックリンク、タイロッドはJA71Vのそれを使用) 
④プロペラシャフトを、デフのミッション側のみ取り外す。
⑤ブレーキホース、スプリングピン、ショックアブソーバー、
シャックルを取り外す。


リヤ側  フロントと同じように、ジャッキにてアクスル本体を支える。
①プロペラシャフトを、デフのフランジ側のみを取り外す。
②ブレーキホースを取り外す。
取り付け
①穴のピッチが異なるため、JA71Vのデフ、フランジを取り外して、
 SJ30のそれと交換する。
②取り外しの逆順にて、組み立てていく。
③SJ30のフロントブレーキホースの、
シャシー側取り付け部のステー穴径は、
ドラム用のホース金具穴で細いため、
ディスクブレーキ用ホース穴径に合わせて、加工する(広げる) 
④SJ30には、直進性を良くするためのスタビライザーは無いので、
  JA71Vから取り外したそれを、
  SJ30のフロントメンバーにステーを溶接して、取り付ける。
  スタビブッシュも同時に交換する。
⑤ブレーキオイルを入れ、エア抜き後、
ステアリング位置調整して試乗する。
この車体改造は、当店スタッフの星さんによるもので、
なんと2日間で完了した。
さすが内燃機関と、車体整備のプロで、知識と技術に恐れ入る。
      「すきこそ物の上手なれ」

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