鈍行列車

買取した車を引き取りに酒田市へ向かった。

新幹線で米沢から新庄まで、
そこから乗り換えて陸羽西線の鈍行列車にゆられて、
ちょっとした旅行気分を味わえる。


道中今にも雨が落ちてきそうなどんよりとした灰色の空が、
列車の窓越しに広がっている。

栗の木の花が盛りに咲いている。
線路脇のシシウドの花は枯れ、茎も木の枝のようになっていた。


陸羽西線の列車はディーゼル車で、
線路沿いに電柱は見当たらず、
車両にパンタグラフももちろん無い。


鮭川の鉄橋を渡り最上川船下りで有名な戸沢村古口駅では、
降りる人が多い。
国道47号線と並行して走る線路の傍を、
川幅はゆうに150Mくらいありそうな最上川がゆったりと流れている。
ここ2日ばかりの大雨で黄色く濁り、流れも速い。
古口駅から狩川駅の途中で、
最上川船下りの船はさっそうと流れに乗って走っている。
水かさも増して流れも速いので、傍から見ているだけでも怖そうだ。


鈍行列車でのみ感じることのできる景色があった。

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