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白い恋人

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賞味期限を過ぎて販売して、話題になった有名な御土産品は、 ご存知のチョコ、白い恋人だが、 飯豊町中津川地区のそのまた奥の部落で作る御酒、 この寒い時期しか作ることのできない、通称「どぶろく」は、 まさに白い恋人である。 気温が10度を超えると、急速に発酵は進むので、 フタは稲わらの栓をしてある。 保存には雪の中につっこんで置くのが最適なのだが、 今年は暖かく、雪は降っては融けてしまい、 北向きの屋根下にわずかに残った雪をかき集めて、 その中で保存している。 名人の作る今年の「どぶろく」は少し甘みは足りないが、 発酵して出る炭酸のおかげで、喉越しは相変わらずすばらしく、 夜になりグラスを持つのが待ち遠しい。 名人の家は、深い山々に囲われ、 常にミネラル豊かな湧き水が溢れている。 その水と、それで育ったうるち米で作る冬限定の酒、 名人のドブロクは、よほどのへそまがりでない限り、 こんなうまい酒は初めてだァと。

冬至

12月22日の冬至が近づくにつれ、 夜の暗やみはどんどん長くなり、日の出は遅く、 どうしても起きるのは遅くなる。 普段は5時ごろもそもそと起き出すのだが、 この頃は6時チョイ前ぐらいで、一日の稼働時間は、 あたりまえに、一時間ほど短くなる。 いつも年末は、追い立てられるようにパタパタするが、 ことしも真っ白な年賀状を前に、そのとおりになる。

蛍雪

久しぶりに銀世界となり、その雪明りを感じて、 すっきりと目覚める。 やはり米沢は、いつもどおりの1mを越える積雪にならないと、 さしさわる人は大勢いる。 排雪作業、雪下ろしに関わる土建屋、建築業、重機オペレーターは、 雪が少ないと、機械と人を遊ばせておくことになる。 大雪になると、数億円単位の米沢市の除雪予算を、 ふんだんに使いきり、末端までウハウハになる。 山菜やキノコ、山に住む動物のえさとなるドングリやブナの実は、 大雪の年が明けた春と秋には、豊富になる。 春が待ち遠しくなるくらいの冬に、いつか戻って欲しい。

修理代

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総額28万円、追突されて修理済みのポルシェの請求書には、 そう記されている。 修理箇所は、目視では左右テールレンズの間にある、 センターガーニッシュにわずかなヒビがあり、 リアバンパーに付着している衝撃吸収用?のゴムがずれているぐらいで、 リアバンパー本体に損傷あるかどうかは、不明だった。 英オートサービスさんでは、 http://www.hanabusa-auto.co.jp/ リアバンパーを脱着し、ゆがみを矯正し、 センターガーニッシュを新品に交換していただいた。 国産車の場合だと同様の修理では、代車代を含め12万円くらいだろうから、 やはりポルシェの修理代は、リアエンジンであり、その特殊性もあって高額となる。 このたび追突した相手は、JAやまがたの任意保険に加入していたから、 対物保険でお互い自己負担無しだったが、 相手側が、無保険車だったらと思うと気味悪い。 日頃の足で使っている、2ストロークのジムニーには、 自己の過失にかかわらず25万円分の車両保険を付保している。 まさかポルシェが追突されるとは考えもしなかったので、 これには車両保険は掛けていない。 それにジムニーの任意保険料は年間5.5万円だが、 同様に車両保険650万円をポルシェに付保すれば年間30万円となる。 年間2000kmしか乗らないその車に、そんなお金は無駄に思えて?

ヤマハ・セロー

暖かな日が続き雪は融け、遠くの山並み以外、 白い雪は見えない。 小春日和のような12月8日は、 オフロードバイクのヤマハ・セローに乗り、近所を徘徊する。 スニーカーの紐のあいだから、冷気はビュンビュン入り込み、 足元からしびれてくる。 たった15kmのバイクによる散歩だったが、 エンジンは快調に鼓動を刻み、喜んでいるようで、 寒いけどこちらの気分は、晴れる。

廃屋の集落

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南陽市の、とある山の中の廃屋の小屋に、 多量の薪があったと聞いて、見てきた本人と、 軽トラックに同乗してルンルンと向かう。 自宅から40分ほど走った山あいにある部落は、 5~6戸の小さな集落で、どの家も雪で押しつぶされて ひしゃげていたり、骨組みだけだったり。 目的の廃屋の小屋は確かにあった。 母屋は半分以上つぶれているが、小屋は元のままで残っている。 中にある薪はスギの木で、何年もそのままで放置されて、 シロアリが巣食い、中はスカスカで使い物にならない。 同乗している星さんは、もう一つ山の中の集落があるよ、 と言うので、ついでだからそこに行くことにする。 りっぱに舗装された林道を、どんどん駆け上がる。 道路には落ち葉が重なり、ほとんど車の往来は無いようだ。 県道からくねくね折り曲がる林道を、上がり下がりすること30分、 辺りは山また山のその中に、ようやく小さな集落を見つけた。 道端に立てかけてある、昭和50年当時の部落案内板には、 9戸の配置図と名前が記されていた。 廃校になって久しい分校もある。 現在一戸だけに、人は住んでいるらしい。 都会のビルだらけの街並みにも驚きはあるけれど、 あたり一面森林以外何も無い山の中を、 30分も走り続けてようやく見つけた、 廃屋だらけの集落に、 二人とも声は出なかった。

千眼寺

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自宅から歩いて5分のところのあるお寺には、 先祖のお墓がある。 そこの千眼寺で、毎年12月4日にお年越しの餅つきが行なわれ、 つきたてのお餅を近隣の人々にふるまう。 http://www.mapple.net/news/news.asp?NewsID=48166 寛永18年(1641)に病害虫が発生したとき、 神のお告げにより千眼寺保呂羽堂の、 縁の下の砂を田にまいたところ、 虫が退散したのでお礼に村人が、収穫したもち米で餅をつき、 保呂羽堂に供えたのが始まりいわれている。 われわれ若い衆は朝5時にお寺に集まり、 午前5時半からつき始め、 途中休憩を挟みながら午後3時半頃まで約10回ほど、 3つの臼を7~8人で取り囲み、杵(きね)を持ち、 ねり唄・つき唄・あげ唄を唄いながら餅をつき、 つきたてのお餅を参拝者に振る舞う。 つき上がった餅を天井高く突き上げ、 天井のススが付いた餅ほどご利益があるといわれている。 子供の頃は、ヒューヒューと音を立てて吹き付ける雪の中を、 近くの子と一緒に歩いて食べに行った。 つき手の若い衆として参加したここ25年は、 吹雪の12月4日の記憶は無く、 ここでも温暖化の影響を感じる。

関越トンネル

青梅市の英オートサービスからの帰り道は、 慣れた東北道では眠くなりそうなため、 圏央道から関越道へ入り、北陸道、磐越道を通り、 会津若松インターで降りることにする。 関越道を通るのは20年ぶりで、前回の記憶は、 いつまでたっても出口の見えないほど長い、 関越トンネルしか覚えていない。 気分的には、初めて通る道と同じで、ワクワクする。 関東平野から群馬県の、高崎インターまで走ると、 周りには高い山々が見える。 何人もの首相を輩出した群馬県は、 どんな県民性なのかと思いながら120km/hで流し、 赤城高原インターでガソリンを入れる。 ゆっくり走ったおかげで、燃費もよく、 リッターあたり9kmの計算になる。 普段は平均140km/hで走り、約8Km/hの燃費なので、 3600ccの空冷高出力エンジンにしては、充分すぎるくらいだ。 会津若松インターから国道121号線を経て、米沢市に帰る。 青梅市から米沢市まで、約440kmの道のりで、 東北道経由より100kmも遠回りだった。

引き取り

7時40分、米沢駅発の山形新幹線に乗り、 福島駅で連結されるMAXやまびこ号に乗り換え 、 空席目立つ自由席にようやく座る。 出張と思われる50歳ぐらいの男性は、背広を着て、 足を組んだまま熟睡している。 あまり代わり映えしない化粧を続ける人、 太めなのにパクパクお菓子を食べている女性も見える。 郡山駅に停車した。空は今にも雨粒が、 パラパラ落ちてきそうな灰色で、 駅のホームに立っている人達は、黒や灰色の防寒具を着て、 電線で休んでいるカラスのように、おとなしく整列している。 山形県から栃木県の黒磯までは、長いトンネルが多い。 新幹線の猛烈なスピードと、 線路の両側にそそり立つ遮音壁のため、 トンネルを出ても、景色の一部しか見えない。 移動時間は短縮されて便利だが、それだけだ。 次の停車駅は大宮、ここで降りてJR成田エクスプレスに乗り 新宿に出て、 中央線快速で立川駅まで行き、 その後青梅線で小作駅到着後、 タクシーを拾い、 ぶつけられて修理完了したポルシェの引き取りに、 最短時間で英オートサービスさんに着く予定だった。 大宮駅始発のJR成田エクスプレスに、乗り込む。 全席指定と書いてありいやな予感したら、 車内放送で 「この車両は、全席指定となっており、 乗車券と指定券の無い方は、 事前にお求めください」。 そんなことな知る由も無く、出発寸前に、 座っていた席からあわてて立ち去る。 その後、不慣れな都内の路線をキョロキョロしながら乗り継ぎ、 なんだかんだで引き取り先の、田中社長にお会いしたのは、 午後一時過ぎだった。

車検

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寒い日が続いたかと思えば、今日は小春日和のような日で、 20cmあった積雪も一気にとける。 一面真っ白だった田んぼも、土が顔出して、 まだら模様になっている。 車検整備中の、自家用一台積みの積載車は、 約18万Kmの走行で、マフラーに大きな穴が開き、 タイヤもツルツル、そのほか、なんやかんやで、 20万以上かかるようだ。 20万円儲けるのは、こつこつなのに、 お金の出て行くときは、煙のようになくなる。

除雪車

朝5時半ごろ、除雪車の音で、目は覚める。 家の前の、幅5mの市道に出てみると、 20cmほど降り積もった道路中央の雪は、 キレイに掃かれているが、自宅の出入り口から、 となりの整備工場まで、掃かれた雪は道路脇に、 てんこもりになっている。 除雪車が来てくれるのは有り難いが、 そのあとの雪始末は、一仕事。

真冬並みの寒気

真冬並みの寒気のせいで、朝から吹雪模様となり、 夕方には道路も凍りつく。芯まで冷える寒さに、 何もかも縮こまってしまう。 山菜取りに良く行く、大蔵村にある肘折温泉では、 積雪70cmを超えているそうだ。 ナメコの小さいツブを残してきたホームグランドの山の林道は、 積雪のため、もう通れないだろう。 来年の山菜取りのことを思うと、厳しい寒さもウッシッシ。

タイヤ交換

例年なら初雪は積もることは無く、 冬タイヤへの交換は、じわじわと進んでいく。 今年の初雪は、積雪10cm超の大雪となり、 そのせいで、タイヤショップ、ガソリンスタンド、カーデーラー、 整備工場は、交換作業に追われている。 スケールは小さいが、自分の整備工場も、 冬タイヤの交換や、 ついでのオイル交換作業は、 盆と正月が一度に来たみたいになり、 きょうでやっと人心地つく。 4日間工場内で、整備の星さんと、朝から晩まで過ごす。 慣れない整備作業で、夜8時ごろになるとぐったりし、 早く一杯やりたくなる。やはり保険の募集で、 しゃべっているほうが、 合ってるみたいだ。

初雪

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起きる時間は、5時半頃で、窓の外は薄暗い。 今朝は、いつもよりほんのり明るいので、寝坊したかと思いきや、 まだ5時10分前。 小窓越しに外をのぞくと、一面の銀世界で、 まっしろな初雪だ。 朝から、冬タイヤ交換の段取りで、あちこちに電話をかける。 初雪はキレイでいいけれど、10cmもいきなり積もるとは、想定外。 カラーで撮った景色も、モノクロに見える。

新聞の天気予報で、きょうは雪マークになっている。 それにしては今のところ、ウインドブレーカー無しでも、 なんとか歩ける。 午後から、風や雨は、どんどん冷たくなっていくのだろう。 ストーブ用の薪を棚から出す。 火持ちの良いニセアカシヤやエゴの木は、もっないないので、 本格的な寒さを迎えてから使う。 今の時期は、軽くて着火しやすいヤナギの木をくべる。 かなりの量の、薪を用意したつもりだが、暖かくて気持ちよいため10月末から焚いている。 足りるかな、、、。

吾妻山

冷たい風は、やや強く吹き通り、米沢は朝から冷える。 時折太陽も顔を出すが、気温は上がらない。 よく見通せる吾妻山は、上から半分以上雪に染まり、 キラキラとよく光る。 キノコ採りに行く山の頂上付近も、初めて雪化粧した。 くっきりと秋から冬へ、線引きされたような一日となる。

東京駅と上野駅

ポルシェの修理先の、英オートサービスさんからの帰り道は、 電車を乗り継ぐ。どの路線に乗れば、効率的かを考えず、 とりあえず立川市から中央線に乗る。 東京駅行きの快速電車で、そのまま東京駅へ行けば、 最短で山形新幹線に乗って帰ることができる。 20年近く前は、東京に出てくるのも、帰るのも、 上野駅のみだったから、上野駅に強い愛着が有り、 また、八重洲口のビル街の景色より、 上野駅の猥雑な感じも好きで、 そのため東京駅の手前の新宿で降り、山手線で上野駅に着く。 どの路線の電車も、時間帯が良かったのか、 混んでなくて疲れも感じない。 朝6時過ぎに青梅市に向かい、 米沢駅に着いたのも夕方6時過ぎだった。

993C4S

東京の青梅市にある、ポルシェの板金塗装、 整備のプロフェッショナルファクトリー、英オートサービスさんへ、 先日軽く追突されたポルシェ、993C4Sで向かう。 http://www.hanabusa-auto.co.jp/ 東北道~外環道~関越道~圏央道と通過し、 5時間チョイで青梅インターそばの、目的地に着いた。 田中社長さんは、もう年金受給のお年と見受けられるが、現役バリバリで、 先日電話での印象と同じく、職人さんの親分で、 気さくで飾らないお人柄であった。 ファクトリー内は、ポルシェ、ポルシェのオンパレードで、 駐車場に止めてあるものまで含め、ざっと30台もある。 レース仕様車の996GT3R、993ターボ、964ターボ、 911ターボと何でもござれで、なかにはフェラーリも有る。 整備用リフトも特別仕様で、ポルシェのボデーを吊ったまま、 工場用クレーンのように横にスライドする。 ひとしきり工場見学と、田中社長の貴重なウンチクを伺い、 その後駅まで送っていただいた。 ポルシェが好きでたまらない人なら、板金塗装と整備を含め、 一度行ってみて。 田中社長のファンになるから。 コメント(0) コメント投稿 名前パスワードブログ

飯豊山

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きょうは朝から快晴となり、深い青色の空が広がる。 いつもの農道を通り、事務所に向かう途中で、 冠雪した飯豊山はくっきりと見える。 米沢盆地から山々を眺めると、飯豊山、吾妻山、 飯森山、御成山と標高順に冠雪し、 やがて11月末頃には、里も雪に染まる。 ブナ林の、目にも鮮やかな若芽の美しさを思い浮かべると、 寒く、厳しい冬であり続けてほしい。

追突された993C4S

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陸上競技をしている息子の送迎で、 山形市に有るあかねが丘競技場へ行く。 久しぶりに駆るポルシェ993C4Sは、 世界最高と呼ばれるブレーキのおかげで、 何の不安もなく右足のアクセルを踏み込む事ができる。 帰り道、大手スポーツ用品店に寄ろうとして、 信号待ちをしていたら、ボディはグニュっと揺れた。 ひどいエンストでもしたか、と思いながら何気なくバックミラーをのぞくと、 新型のトヨタエステマは、ポルシェのリアに張り付いている。 すぐに最寄の警察で、事故の受付を済まし、 修理のためポルシェ専門の工場を検索する。 東京の青梅市にある、英オートサービスに電話したら、 運良く社長さんが応対してくれた。 職人さんの親分のような話しぶりで、声のトーンも好みだったので、 すぐに修理の依頼を決める。 http://www.hanabusa-auto.co.jp/ 「人生、一寸先は闇」。怒っても、車は元に戻らないから、しょうがない。

自動二輪免許

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丸1ヶ月に及んだ、 バイクの免許を取るための教習所通いも、明日で終わりの予定となる。 土曜祝祭日以外は、 毎日2時間、 バイクにまたがっていた事になる。 丁寧で的確な教え方する先生、 ぶっきらぼうな先生、 めんどくさそうに教える先生、 いろいろいらっしゃる。

落葉とクリタケ

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尾根道を、夢中で歩いては休み、 谷筋の倒木を追っかけていると、 いつの間にか、自分の車は豆粒大に見え、 それを止めてある林道は、はるか下に望む。 昼過ぎとなり、尾根道をスタスタ戻る。 頂上付近では、落葉した木々の間から、 周りの山々の景色は良く見える。 下山するにつれ、ブナやナラの木に、 紅葉はまだたくさん残っている事に気付く。 落葉は、高い山から始まっていく事を、実感する。
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11月3日、4日とキノコ採りに出かける。 深くて急峻な山の中を倒木目指して、 尾根と谷を登ったり降りたり。 急斜面も多く,上半身を支えるための、 手のひらでしっかりつかんでいる細い木と、 ふんばる足のバランスが悪かったり、 万が一枯れ木をつかんだりすれば、転がり落ちて笑い話でなくなる。 ブナの巨木が連なる峰沿いで、日当たり良く下草の無いところに、 直径1m弱の、コケむしたブナの倒木があった。 そこには1cm~3cmの、ぬらぬらして可愛らしいナメコの幼菌が、 連なっている。 まだ小さくて可哀想な気もしたが、毎日山に行くわけにもいかない。 尾根から車を止めてある道路まで、 けものみちを歩いて戻る。 6時間、山のなかで過ごす。

ムキタケ 

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深山の紅葉は、またたく間に、その美しい姿を変え、落葉の時期を迎える。 葉っぱは落ちて、山全体は見渡しやすくなり、 次年度のマイタケ採りの参考に ミズナラの巨木をさがして歩く。 きょうは3時間ほど山歩きをする。「犬も歩けば棒に当たる」ように、 ムキタケに当たる。 ちょうど最盛期のようだ。ナラタケは大きくなりすぎて、腐っていた。 自宅に戻り、知人、友人におすそ分けする。 笑顔で迎えてくれた。
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エイジュウプロのファクトリーの床は、 ゴミ一つなく、 30分おきに清掃しているのかと思えるほどキレイ。 http://www.eijyupro.co.jp/Frameset-top.htm またバイクの搬入、搬出用のイスズ2㌧トラックもピカピカ。 クレーン付の軽トラックもピカピカ。 どこもかしこもピカピカである。 渋谷栄重社長の応対を見ていると、 テストライダーとしての経験や、 オートバイレースでの経験をたてに押し付ける営業スタイルではない。 売る気の無いセールスマンみたいだが、 偏屈で頑固オヤジ的な感じはとても心地よい。

エイジュウ プロ

自分と同じ三井住友海上の代理店であるエイジュウプロを、 米沢支社の後藤さんに紹介され一緒にそこへ遊びに行く。 米沢市出身で高卒後ヤマハに入社し、 ヤマハのテストライダーを経てエイジュウプロ  http://www.eijyupro.co.jp/Frameset-top.htm を設立。 オートバイ雑誌への執筆、 またEijyu-Proチーム監督として鈴鹿耐久6位入賞と活躍する。 その後米沢に戻り、展示場と工場を建設し現在に至るとの事。 工場内にはマニアならよだれの出そうな、 スナップオンの大型ツールボックスが3台もあり、 その中のツール類はすべて新品のように磨かれて格納してある。 ベンダー、ホールソー、旋盤、タイヤチェンジャー、バランサー、 バイク用エアーリフトと大型機械の展示場だ。 またネジ、ビス、リベット等はホームセンター並みにサイズ、 種類とも在庫してあり、それらは整然と置かれている。 初めて都会に足を踏み入れた時のようにあっけにとられる。

継続落ち

せわしない月末を迎えた10月31日のきょうは、 PM8時半で仕事を終える。 今月は自動車保険の継続落ちが多く、 身から出た錆とは言え疲れも倍加する。 さっと行きつけの酒場、 ホルモン大学で友人と飲みながらうさばらししよう。 明日から新しい月、11月。

ただの登山

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ことしはミズナラ(どんぐり)の木の下には、 どんぐりの実がたくさん散らばっている。 そのままおいしく食べられそうなほど、 つややかでまるまるとしている。 リスやクマなど、深い山に住む動物も、 それを食べておなかいっぱいになっているのか、 クマ出没のニュースは聞こえてこない。 きょうは朝6時半に家を出て、一時間ほどで山に着く。 標高700mの峰から入り、奥へ奥へと3時間かけて登ったが、 標高1000mぐらいから、マイタケの潜むミズナラの木はなくなり、 ブナ林となる。 マイタケ採りのつもりで山に入ったが、ただの登山に終わる。

免許更新

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バイクの免許証交付手続きのため、 米沢市から50Km離れた天童市の総合交通センターに、 朝の8時30分に着く。 田んぼの真ん中にポツンとそびえ立つ新しい建物は、 大きなガラス張りで明るくだだっ広い3階建である。 本体は400mトラックグラウンドがすっぽり入る大きさで、 エントランスは巨大な吹き抜けもありガランとしている。 小さな国際空港のロビーと見間違えるほどの構造物だ。 県民の一部が納めている交通違反の反則金や、 免許の更新手続き等のお金はふんだんに注ぎ込まれているだろう。 夏は暑く、寒く長い冬の有るこの地では、 冷暖房の維持費も信じられないくらいの額に違いない。 優良納税者とは言えない自分はこの過剰な建物と、 そこで働く親方日の丸職員さんの無愛想な態度に、 あぜんとするばかりなり。

最低気温 4度

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予報では、あすの最低気温は、たったのプラス4度だそうだ。 火遊びをかねた、薪ストーブのゆらぐ炎を見ているだけで、温まる。 今日の燃える木の香りは、桜の木でかぐわしい。 やっぱり、アッタカイのはいいな。

マツタケ 高値

夕方から気温は下がり、 厚手のジャケットやジャンバー無しではジンジン冷えてきて、 我慢できない。 ちまたのうわさでは、マツタケや本シメジ、 里山の雑木林に出るキノコは大凶作らしく、 マツタケのKgあたりの卸値は12万円を越え、 記録的高値だと聞く。 それに比べて奥山にたたずむマイタケは豊作だそうで、 行き当たりばったりの自分がマイタケ様に当たりまくっているのも、 うなずける。 10月末から11月の中旬のブナ林が雪化粧する前は、 クリタケ、ムキタケ、ナメコの時期で、 彼らは深山の奥にひそみ、ひっそりと待ってくれているに違いない。

晩秋

夕方から気温は下がり厚手のジャケットやジャンバー無しでは、 ジンジン冷えてきて、我慢できない。 ちまたのうわさではマツタケや本シメジ、 その他里山の雑木林に出るキノコは大凶作らしく、 マツタケのKgあたりの卸値は12万円を越え記録的高値だと聞く。 それに比べて奥山にたたずむマイタケは豊作だそうで、 行き当たりばったりの自分が、 マイタケ様に当たりまくっているのもうなずける。 10月末から11月の中旬のブナ林が雪化粧する前は、 クリタケ、ムキタケ、ナメコの時期で、 彼らは深山の奥にひそみひっそりと待ってくれているに違いない。

紅葉

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標高600m~の山々も、ようやく紅葉を迎える。 例年よりもちろん遅く、鮮やかな赤、黄色、橙色でなく、 どの色もくすんでいる。 ことしはこのままの姿で、葉っぱは枯れ落ちるだろう。 楽しかったマイタケ採りも、紅葉に合わせて、シーズンの終了を迎えたようだ。 今日出会えた、両手の手のひらサイズの4株のマイタケは、 香りも落ちて、半ば腐りかけているカブもある。 月末の保険の募集等を、何とか切り抜けて、 早めにもう一度、紅葉の残る尾根に、ラストのマイタケ採りに行きたい。

自動二輪免許

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夕方から本降りになり、冷たい雨は久しぶりに容赦なく降り注ぐ。 山のキノコたちにとって最高の恵みの雨。 予報では土日は雨模様のため晴れマークの月曜日は、 キノコ狩りにはもってこいなのだが。 月曜日の朝8時には、二輪中型免許実技の卒業検定を迎える。 教習通り乗りこなせば無事卒業となるはずなのだが?

ミズナラ

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残してきたマイタケの、小さいカブが気がかりで、朝6時に子供と山に向かう。 雨は、ずいぶん長い間降らないため、 残していたマイタケも大きくなっていない。 そのミズナラの巨木の裏側に、 木の葉に隠れた大きなマイタケを娘が偶然見つけた。 巨木の根っこを踏まないようにして、マイタケの生え際に、 右手でそっとチカラをかける。 ようやくブナやミズナラの葉もやや黄色に染まり、 例年の秋らしくなって来た。

教習所

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バイクの免許は今日の教習で全体の約四分の一の過程、 実技7時間乗った。 右折左折の練習から低速でのクランク走S時カーブと続き、 コンクリートを盛り上げて作った幅60~70cmの通称一本橋走行を終えると、 スラローム走行へと移る。 チカラ任せにバイクを操ろうとして肩や腕に無駄なチカラが入り、 ヘタクソこのうえない。 これから残された24時間の実技を思うと、 寒さのつのる気候の中では楽しさも半分だ。

マイタケ ナメコ ナラタケ

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朝3時に目が覚めてしまい、4時半に家を出る。 まいたけ、なめこ、ナラタケ。 山の神に、深く感謝する。 夜、鍋奉行となる。

ヘルメット

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中型大型自動二輪の免許を取るため教習所に通い、 きょうで3日目になる。 夕方の冷たい風にさらされ続けて2時間の教習を終えると、 肩と首筋は凝り背中には寒気を感じる。 まして頭も顔のデカさも人並み以上のため、 ヘルメットはコメカミにめり込むようで、 じわじわと痛くなり集中力も失せる。 風を感じて気持ちよいと思っていたオートバイ乗りは、 ヘルメットと季節を選ぶと初めて知った。

舞茸

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今日は、晴れ時々曇りの予報で、風も出ている。 下界から眺める、ホームグランドの深山もくっきり見えて、 天気は良さそう。 早々に仕事の段取りを済ませて、山に行く。 いつもの尾根に登るには、時間がかかりすぎるから、 気になっていたずっと手前の尾根から見ていく。 すぐ右手にミズナラの林が見えてきて、丁寧に1本づつ根っこを見回す。 尾根沿いの40数度の急斜面に、直径1.5Mのミズナラの巨木があった。 斜面を転げ落ちたら、多少のケガなどではまぬがれない。 慎重に細木を両手でつかみ、根っこの沢側を見渡す。 小さいカブも含めると、5カブの舞茸様が待っていてくれた。 樹齢数百年の、みずならの巨木の幹に、そっと手を添え感謝する。

舞茸様

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前回きのこ採りに行ってから、もうすでに1ヶ月も経つ。 今日はずうっと空振りの続いているマイタケ採りを探しに、 いつもの尾根に登る。 ウルシと山ブドウの葉は赤く色づいている。 モミジやカエデは葉先のみ、ブナやナラはまだ青々としている。 紅葉の進み具合は、例年より明らかに遅い。 尾根を目指して急な斜面を、細木をつかみながら登り、 前回マムシの居ついていた切り株を避けながらしばらく歩くと、 ミズナラの巨木が右手に見える。 その巨木をぐるりとのぞくと、 なんと夢かと思ったが、花びらを敷き詰めたような舞茸様は、 木のほこらに鎮座されていた。 夢にまで見た舞茸様に出会い、思わず胸キュンになる。

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すごし易くさわやかな秋の一日は暮れるのも早く、 夕方6時ごろにはもう真っ暗になる。 昨日1週間ぶりに行った接骨院の加藤先生の治療のおかげで、 今日は右ひざの調子も良い。 大リーグ(MLB)に目を向けると、 報道では両膝の具合が悪い松井秀樹選手は、 プレーオフ地区シリーズ第1戦で音なしの4タコだった。 松井秀樹選手のファンとして、 来年もまたヤンキースで良いパフォーマンスを見せてもらいたい。 そのためにもオフシーズンで膝を万全にしていただきたいと?

ヨガ

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近くのスポーツジムのスタジオレッスンに、 ヨガのクラスは週に2回ある。 ヨガなんていい年こいたじいさんばあさんのエクササイズと、 見くびっていた。 痛めた右ひざは一向に良くならない。 それでゆったりした動きのヨガは、ひざの負担は少ないと思い、 初めて参加する。 足裏のマッサージから始まり、下半身股関節のほぐしの動作へと進む。 「初めてのヨガは、どうでした?カラダの左側の伸びが悪いようだけど」 と、先生。 右ひざをかばい左体側はこわばっているらしい。 自分もいい年こいたじいさんばあさんへ仲間入りする。 まだ早いはずと思いながら。

ESL63 PRO

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事務所で鳴っているスピーカーESL63proは、 聴取位置についてシビアでなく、 左右のスピーカーの中心に居なくても気にならない。 そのためBGM的に音楽を聴くとき、特に重宝する。 また音の出口を意識させない、音楽に浸れるスピーカーである。 夕方暗くなった頃、お客様が来店されたので、 真空管パワーアンプのウェスタン300Bに火を灯し、 オムニバスのJAZZを流す。 スピーカーの左チャンネルから音が出ていない事に、 しばらくしてから気づいた。 また数万円の修理費かと思うと、ガックリ。 真空管アンプを組み合わせたQUAD ESL63PROの奏でる音楽は、 えもいわれぬほど素敵なのだが、メンテナンス代電気代を含め、 ほとほと大喰らいである。

火入れ

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今朝、起きて玄関を出ると、 長袖の上下のジャージでは寒さが身に凍みる。 室内の温度計は18度。 それを外に持ち出してしばらく置いていたら、針は15度を指していた。 10時過ぎに米沢陸上競技場に向かう。 今日は全天候型トラック完成後の、初の競技会だ。 中学男子3000m競争の応援では、 寒いため体を震わせながらデジカメのシャッターを切る。 昼になっても外気温は上がらず、むしろ冷えてきているようだ。 自宅に戻って一息入れるが、寒いので4ヶ月ぶりに薪ストーブに火入れする。 体の中から温まるような薪ストーブのおかげで、 今日の寒さはゆらぐ炎の美しさも加わり、楽しみにかわる。

稲刈り

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秋晴れの夕日を浴びて黄金色に輝く田んぼはきれいだ。 車をゆっくり走らせながら眺めても美しく、 刈り取った稲穂の匂いはほっとする香りで、 そこはかとなく漂う。 稲わらに触れるとふわふわした手触りで、 それだけで気持ち良い。 昔ながらの天日乾燥法で、稲ぐいにたがいちがいに積まれた稲は、 かかしのように立っている。 その中に入ると、 夜になると今にもも動き出しそうに見えてくる。 現在はコンバインにより自動的に米と稲わらは振り分けられ、 稲わらは切り刻まれて田んぼに散る。 子供の頃の稲刈り時の記憶にある、 天日干しののどかな風景に触れて、 しばらくその場所に立ちどまってしまった。