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台風被害

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台風による途方もない被害を受けた宮城県丸森町、 復旧には時間とお金が マダマダ足りない現実がありました。 大雨でチョッとした谷間でも鉄砲水となり、 どこにあったのか?と思うほどの大岩がゴロゴロ 流れ出ていました。  いたるところで同じようなコトが起こっていて、 道路の陥没や路肩の崩れも相当数です。  急激な温暖化で また同じようなことが起こりそうな地域では、 同じ場所に住むのをためらうほどでしょう。 さて年末となり例年は忙しくなるはずなのですが、 これも温暖化で積雪の気配ない日本海側の山形県では、 レッカー作業依頼もパラパラでヒマです。 宮城県南部のみやぎ営業所でも、 物流が活発な12月はトラック案件で忙しくなるはずなのに・・・。

レッカー 滑車

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4㌧車のタイヤが路肩からはみ出るくらい狭い林道にて、 総重量8㌧の生コン満載のミキサー車が落ちてしまった現場です。 クレーン付中型レッカー車が脱輪しそうな道幅ですが、 1速でゆっくりゆっくり進みます。 山側の斜面に直径70㎝のやや太いドングリの木がありました。 そこに滑車をかけて ワイヤーの方向を変えて横転を起こすまではスムーズだったのですが・・・。  後部のバンパーや右R部が引っ掛かり、 上がって来ません。 クレーンを併用して後部をやや持ち上げ気味にしたら、 ズリズリと土砂ごと上がってきました。 作業終わってから「山の上の現場に行く途中でしたか?」と伺ったら、 「行く道を間違っただけ」と。 現場にいらっしゃった作業の方々や監督さんも 誰かにブツブツ言うわけでもなく、 あっさりとサバサバしていたのが心に残りました。

台風 ゴミ

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先日の台風は、 大きな被害と大量のゴミを置き去りにしました。 近所の最上川上流にはペットボトルやポリ袋、 缶コーヒーなどの缶類などがどこにでも散乱しています。 農業用の肥料袋に入った使用済み紙おむつなども チラホラ。 子供たちが見たらどう思うんでしょうかね。 どんなに立派なことをオトナが話しても ダメでしょう、こんなの見たら。 カッコつけても こいつら上っ面だけだなと、すぐに判断するでしょう。 ここ最近は大型事故案件が入電しました。  OCアンダーリフトに交換したTW100Lにて。 3軸深ダンプ満載でフロント浮き気味です。 クレーン付増㌧の事故車をF3Tでけん引。 空車ですがクレーン付なので、 中型レッカー車では限度ギリギリ。  新型プロフィアです。 ワールドワークスのブーメランアームにて。 このリフトは薄くて速くて故障知らず。 ゴミ拾い頑張ります。

レッカー 水害

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まれにみるほどデカくて大きな被害をもたらした 台風15号は、 宮城県南部でも猛威をふるいました。 きわめて大きな被害にあった宮城県丸森町では、 東日本大震災で見た景色を思い出すぐらい、 ひどい光景です。 TVなどのマスコミでは報道されませんでしたが、 丸森町周辺の角田市や村田町、 柴田町や白石市でも水害を受けました。 当店では保険会社や個人の方々からの依頼で、 冠水車を運び出しました。 10月末ごろには冠水車の引き上げ依頼はほとんど無くなりましたが、 甚大な被害を受けた丸森町では、 泥や土砂に埋まったままのクルマが今でも残っています。 川の氾濫や洪水のすさまじさを、 肌で感じた大災害です。 当店はレッカー作業で冠水車を移動させることしかできませんでしたが、 一日でも早く平穏な生活にもどられれることを、 心から願っております。

マイタケ

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9月の25日から10月2日にかけて、 数日間キノコ採りに出かけました。 標高500m~750mの山々を歩くと涼しそうですが、 ことしは暑くて暑くて・・・。 ↓ ブナハリタケです。 甘酸っぱい香りがするキノコなので、 すぐ虫が寄ってきます。 炊き込みごはんにすると、 とてもうまいキノコです。 ナラタケです。 ナベなどに入れるととても美味しいダシが出ます。 大根おろしでサクッと食べても旨い、 万能キノコですよ。  ↓ マイタケです。 採り頃でない赤ちゃんみたいな幼菌が5株ありました。 この日はそのままにして山を下りました。  10月2日に同じ場所に行きました。 すこし腐りかけでしたが大きく育っていました。  その帰りに寄った、 数年前に出ていたドングリの巨木には 大木の根っこを囲むように出ていました。  こちらもやや腐りかけです。 間もなく60歳になりますが、 急斜面を上り下りすると若い時とはずいぶん違いますね。

新人さん

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10月に入ったのに 残暑のような暑さです。 ニューヨークの国連本部で開かれた温暖化サミットでの 外国の高校生の演説で 「今人類は大絶滅の始まりにいるのに、 諸国のトップは相変わらず経済とか 成長率の話ばかりしている。 ばかじゃないのか?」と 演説されたそうです。 おっしゃる通りなんですが 欲望は人間の本能なので、 こればっかりは思うようになりませんね。 まさに絶滅手前なのは、 山の木々の枯れ具合のすごさからも ビンビン感じ取れます。 松林は全滅寸前でドングリの木もナラ枯れ、 最近はついに杉林にも 立ち枯れが多発しています。 さて、新人さんの紹介です。  手先が器用で覚えるのはものすごく速いです。 事務仕事などは不得意ですが、 好きなことだけ頑張ってください。

レッカー いよいよ梅雨明け?

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暑くなってきました。 蒸し暑さも加わっていつもの夏みたいですが、 まだセミの鳴き声は聞こえません。 いま時期なら ニイニイ蝉がジィー/チィーと、 鳴いている頃なんですが。 暑くなると増えてくるのがトラック案件です。 オーバーヒートや冷却水漏れ、 エンジントラブルにタイヤバーストなど。 ↓ 充電系不良。 ↓ ハブの焼き付き。  ↓ エアー関連故障。  ↓ 事故。  ↓ 燃料系故障。  早くもう一台の大型レッカー車が戻ってこないと、 大魚を逃してしまいます。

レッカー トレーラーブレーキ

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蒸し暑さもさほどではなく、 朝晩は涼しい風も吹いて過ごしやすい7月です。 クルマにとっても過酷な気候ではないので、 タイヤトラブルも故障も事故も、 めっきり少なくなっています。 ↓ 大型キャリアカーのスペア交換でしたが Rアウトリガーで持ち上げたので「楽」。 ↓ ここだけ片側1車線になっているR4号線上です。 警察の方々に交通誘導していただいたので、 安全に作業できました。 いつもありがとうございます。  ↓ トレーラーブレーキのアタッチメント作っていただいてから、 初デビューしました。 トレーラー台車側のブレーキが効きまくり だったようです。 制作者は   http://www.hoshi-j.co.jp/pc/free1.html 猪苗代名人です。 チョッとヒマなので 真夏の暑さが恋しいです。

レッカー ご先祖さま

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大型トラックの荷物満載と荷無しのけん引では、 ブレーキの効きや加速の具合は別物です。 ワールドワークスのリフトが装着されている 当店の①オンボロ中古レッカー車は、 荷満載の大型トラックをけん引すると、 なんかボディーが歪んで曲がっているようにも見えます。 年式は古くフレームの錆も進んでいるようなので、 そのせいかも知れません。 けん引途中でボキッと骨折しないことを祈ります。 ②のTW10型クレーン付きで2段OC16リフト搭載車は、 故障続きでまともに動いていません。 某大手レッカー会社の社長がおしゃっていましたが、 「大型レッカー車は、新車でないとダメだよ」の言葉が、 重く響いていますが 当店のレベルではどうにもなりません。 ↓ 車対車事故。 ↓ 画面の左端から先はお墓です。 このままバッタン起こしだと墓石を巻き込んでしまうため、 道路側に寄せてから起こしましたが、 イロイロと障害物があって引き出しに時間かかりました。 国産の高級車でなければ、 命にかかわるような損傷具合です。 ご先祖さまにお守りいただいたような?現場でした。

GX72B はやぶさ 1300㏄ 事故現状販売車

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初年度登録 H28年6月 型式EBL-GX72B  車検満了日 2021年5月31日 排気量1330㏄  型式指定17593 類別区分0001 走行11000㎞ 事故車です。 ↓ フロントフォーク曲り フロントカウル破損 ヘッドライト割れ ↓ 左右カウル破損、燃料タンクはキズ無し。  ↓ 左右Rフェンダー損傷。  ↓ エンジンかかります。 異音ありませんがラジエター曲がっているため、 長い時間のかけっぱなしは試していません。  ↓ ギアチェンジシフト破損。  ラジエター本体曲り。  事故現状販売車です。 連絡先は09075291111 ウチヤマまで。

レッカー ヒアリング

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きょうは滉斗(ひろと)くんのブログです。 レッカーの出動依頼はアシスタンス会社(保険会社のロードサービス部門)、 警察・損害保険代理店・ディーラー・ お客さまからの直電・Nexcoなどありますが、 ほとんどはアシスタンス会社からです。 流れはお客様から保険会社のロードサービスに第一報が入り、 そのロードサービス部門(アシスタンス会社)から レッカー業者へ手配振り分けとなります。 アシスタンス会社はお客さまより事故や故障の状況、 トラブル場所や搬送先などをヒアリングし、 レッカー業者に詳細情報が伝わります。 先日の案件ですが 「スペアタイヤを取付けできない!」と言う内容です。 アシスタンス会社からの内容では、 どんな状況で装着できないのか?さっぱり理解できませんでしたが、 とりあえず現場で確認しないことには話は見えず、 出動しました。 到着して現車を確認したらロアアームは曲がり、 スペアタイヤはフロントフェンダーに当たって入りません。 お聞きしたところ縁石にぶつかったそうです。 そういえば以前にも、 「走行中にクルマは動かなくなってしまった」との依頼を受け、 事故でないからタイヤは4輪とも回るだろうと 積載車で向かいました。 いつものように現車確認したらロアアームボールジョイント外れによる ドライブシャフト抜けです。 ハンドルは利かずタイヤは左右バラバラの向きになるため 積載車では積込みできず、 レッカー車で再出動しました。 このようなことはよくある事なので、 お客さまに到着時間の案内をするときに、 車の状態や現場の状況を詳しく ヒアリングすることが大切だと感じています。 From滉斗 ↓ 田植えから稲刈りまでのあいだ、 小型トラックや中型トラックの脱輪案件に よく行きます。 田んぼのあぜ道はどこでも 2トン車ギリギリの道幅で路肩はユルユルなので、 こうなってしまいますよね。 また作業は鼻歌を歌えるほど 簡単ではありません。 道幅狭くても荷物なしの空車なら スルスルと上がってきますが、 荷満載とか中型4㌧車の案件では、 引くほうのレッカー車がズルズルとトラブル車に 寄っ

新入り

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名前 椎野航平 しいのこうへい 満年齢30歳 出身地 山形県米沢市 趣味 釣り サーキット走行 2019年5月に入社した椎野航平です。 会社まで歩いて2~3分のところに自宅はあります。 しんとみのレッカー車が通るたび、 レッカー車ってカッコいいなと思っていました。 前職は小型クレーンを使って重い建設用の鉄骨を 積んだり降ろしたり、その溶接などの仕事です。 入社したばかりですが、 小型クレーンを使って田んぼなどに落ちてしまったお客さまのおク ルマを、 スピーディーにトラブル解消できたらと思っています。 またロードサービスの基礎から学び、 お客さまからのクレームや作業ミスをなくすよう頑張ります。 From航平 さて、最近の作業でヒヤッとした二件 ↓ リヤから上げようかとも思ったのですが、 リヤを持ち上げて引き出すときに フロントバンパーがバカバカ外れそうです。 なので いつものように右前からウインチブーム作業を行いました。 珍しく後ろがズルっと滑ってしまい、予想外・・・。 ↓ 歩道と他人様宅の植え込みのあいだに、 スッポリと普通車がはさまっていました。 左ロアアームは折れ曲がっています。 左後ろは庭石と木々の間にずっぽり。 難作業の予感でそわそわして落ち着かず、 作業前の画像を撮り忘れ。  ↓ 3軸高床車の高年式。 こちらは落ち着いて作業できたようです。  難作業になりそうな現場ほど、 ゆったりした気分になれるように、 落ち着くことが必要なのはわかっていますが・・・。 「10分かかる作業は 早く終わりそうでも10分かけると良い」と、 アドバイス受けました。

レッカー 思ったより・・・。

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6月30日は朝から晩までシトシト/ザァザァと 降りっぱなしで、 近くの最上川上流部はゴォーゴォーと 音を立てて流れていました。 こういった雨が一日中降っている日は、 脱輪や事故のQQコールが増えます。 ↓ 街灯の無い、暗く細めの道で落車。 ↓ 車対車事故がよく起きる、 信号機のない見通しの良い十字路。 一時停止しなくて良いような 錯覚にとらわれる、 幅の広い道路です。 上の二つの案件は車体が大きく損傷していて、 レッカー車の配置も自由自在なので 見た目ほど作業は難しくありません。 ↓ こんなのは地味に見えますが、 ケッコウな作業になります。 幅員は標準ボデーサイズのレッカー車がやっと通れます。 トラブル車の前方は袋小路になっており、 フロント側から作業できません。 レッカー車の配置できるところは ここしか無く、 引き上げ後にレッカー車を移動させるにも、 何度も切り返しして出るくらいのスペースしかありませんでした。 画像では簡単そうに見えるので、 請求するときにリーズナブルな金額を 入れずらい案件です。  上の二つのほうが作業は簡単なのですが、 ソコソコ稼げます。 ↓ 東北道にて。 現場に着く頃には雨脚は弱くなり、 ずぶ濡れにならず済みましたが、 遠方までのけん引となり、 学くんは徹夜。  明日から暑くなる予報です。 湿度は高く、 汗をかいて ずぶ濡れになりそうです。

レッカー 関係者の集まり多い6月

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先日は渋谷区の某ホテルで、 ロードサービス手配会社主催の集まりがありました。 全国の約650社に案内を出されたようですが、 集まったレッカー業者は約490社です。 自分はトイレが近いため後ろ側の席に座ったのですが、 眼が悪いのと相まって前方のパネルに映し出された文字は、 遠すぎて見えませんでした。 参加することに意義がある会議ですので、 こんなもんでも良しとしてしまいます。 レッカー会社アルアルなのですが、 こんなときに限って案件が集中することも多いです。 ↓ 大型の脱輪作業で人手を取られているときに、 大型のスペア交換とおいしい中型トラックの脱輪案件もダブってしまい、 うまく立ち回れず行けなかったようです。 せっかく仕事を回していただいたのに、 申し訳ありません。 さっそくこんな時の対応マニュアルを作って、 他の営業所から人員を追加するなどの 体制作りを計画しました。 うまくいくかどうかは別にして。 いままでの会議ではお客さま満足度の向上や お客さまからのクレーム防止対応などが 中心となる話でしたが、 自動ブレーキなどの先進安全技術の普及や、 事故や故障時に位置情報や状況を いち早く通報するコネクテッドカーの話題が中心でした。 いよいよレッカー業界にも、 想像以上の嵐が吹き荒れる予感ありますが、 よくわからないので前に進むだけです。

レッカー 東北道は危険がいっぱい

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きょうは修平くんのブログです。 先日対応した東北道本線上の単独事故です。 アシスタンス会社のオペレーターさんより、 フロント損傷でタイヤとボディー干渉ありと伺い、 レッカー車で向かうか積載車にするか迷いました。 レッカー車だと4WDや後輪駆動車は補助輪のドーリーを 装着するときに、 走行車線側での作業となるため命の危険があります。 お客さまに状況を確認するため電話しても 話し中?なのか連絡つかないため、 レッカー車で向かいました。 ラッキーなことに前輪駆動車だったので ホッとしましたが、 事故でバーストしているタイヤが なぜが助手席側でなくて運転席側でした。 たぶん中央分離帯に当たったんでしょうね。 東北道では安全のため増員増車で対応しますが、 たまたま他スタッフは作業中だったので、 心細い思いをしながら作業しました。 作業中なのを見ていただいているほとんどのドライバーさんは、 追い越し車線側にズレてくださるのですが、 なかには作業している我々の1m横を70㎞/h以上の スピードでかすめていくクルマも少なからずあります。 Nexcoの安全パトロールの方々が車線規制を含む 安全対策をしてくださるのには、 感謝の念しかありません。 From修平 さて、荷満載の大型4軸低床車です。 大型車一台分の道路から現場に入るT字路で、 ハンドル操作のチョッとしたミスでのトラブルです。 左2軸すべてが落輪してRバンパーやデフは接地しています。 クレーンで吊り上げるには荷満載でフレームが捻じれてしまう? 危険性があります。 結果としてのクレームはすべてレッカー会社の責任となるため、 まずこのまま荷を積んだ状態でのウインチ作業を選択しました。 雄大スタッフの指示に従って、自分は作業補助です。 荷満載で引き出しするスペースは狭く限られていて、 その上レッカー車がやっと通れる道幅で最適な配置など 出来るはずもない悪条件下でしたので、 半信半疑以下で作業を手伝いました。 でもそれは心配しないでよい事を アレコレ心配していたのと同じ。 雄大くんの現場状況を見抜く能力は、 ピカイチに思えまし