レッカー ヒアリング

きょうは滉斗(ひろと)くんのブログです。
レッカーの出動依頼はアシスタンス会社(保険会社のロードサービス部門)、
警察・損害保険代理店・ディーラー・
お客さまからの直電・Nexcoなどありますが、
ほとんどはアシスタンス会社からです。
流れはお客様から保険会社のロードサービスに第一報が入り、
そのロードサービス部門(アシスタンス会社)から
レッカー業者へ手配振り分けとなります。
アシスタンス会社はお客さまより事故や故障の状況、
トラブル場所や搬送先などをヒアリングし、
レッカー業者に詳細情報が伝わります。

先日の案件ですが
「スペアタイヤを取付けできない!」と言う内容です。
アシスタンス会社からの内容では、
どんな状況で装着できないのか?さっぱり理解できませんでしたが、
とりあえず現場で確認しないことには話は見えず、
出動しました。
到着して現車を確認したらロアアームは曲がり、
スペアタイヤはフロントフェンダーに当たって入りません。
お聞きしたところ縁石にぶつかったそうです。

そういえば以前にも、
「走行中にクルマは動かなくなってしまった」との依頼を受け、
事故でないからタイヤは4輪とも回るだろうと
積載車で向かいました。
いつものように現車確認したらロアアームボールジョイント外れによる
ドライブシャフト抜けです。
ハンドルは利かずタイヤは左右バラバラの向きになるため
積載車では積込みできず、
レッカー車で再出動しました。

このようなことはよくある事なので、
お客さまに到着時間の案内をするときに、
車の状態や現場の状況を詳しく
ヒアリングすることが大切だと感じています。
From滉斗
田植えから稲刈りまでのあいだ、
小型トラックや中型トラックの脱輪案件に
よく行きます。
田んぼのあぜ道はどこでも
2トン車ギリギリの道幅で路肩はユルユルなので、
こうなってしまいますよね。
また作業は鼻歌を歌えるほど
簡単ではありません。
道幅狭くても荷物なしの空車なら
スルスルと上がってきますが、
荷満載とか中型4㌧車の案件では、
引くほうのレッカー車がズルズルとトラブル車に
寄っていきます、重さに負けて。
そんな時はできるだけレッカー車を
トラブル車に寄せるのが良いですね。
なぜか上がってきます。
標準ボディーのブーム付き小型レッカー車で良かった!。
セミロングではダブルタイヤの外側どちらかは、
路肩を外れてしまいますから。
狭路での脱輪引き出し作業では
いつもそう思います。


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