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5月, 2008の投稿を表示しています

煙突

きのうは一日中気温は上がらず、スーツの上下だけでは寒いほどで、 夕方から20日ぶりに薪ストーブを焚く。 けむりが逆流したり、すすが急にこびり付いたり、 薪もくすぶり火が出ない。 おそるおそる2階の屋根に、はしごを架けて登る。 煙突の先っぽに炭化したスズメの巣があり、 けむりの出口をすっかりふさいでいる。 さっそく工具を片手に、巣を取り除き、煙突のそうじをしたら、 バケツ半分以上のススがでてきた。 その後再び火を入れたストーブは、便秘もなおりすっきりしたようになり、 薪は勢い良く燃え出し、煙突からけむりはモクモク舞い上がる。

県高校総体

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先週の金曜日から今週の月曜日まで、 米沢市陸上競技場で、4日間にわたり行われた県高校総体は、 東海大山形校の陸上部にとって、ほぼ予想通りの結果となったようだ。 勝つべき人が、その競技で予想通り勝つことは、 シロウト目にも難しい事なんだとわかる。 森内名人と羽生挑戦者が現在戦っている将棋の名人戦をはじめ、 オリンピックの競技でも、番狂わせは日常茶飯事に起こる。 明るくて自主性ある東海大山形校の陸上部員は、 応援でもひときわ大きな声をはりあげ、レースを盛り上げていた。

山形県高校総体 5000m

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ジワリと汗ばむ蒸し暑いきのうは、 米沢市陸上競技場で開催されている県高校総体陸上競技の2日目で、 東海大山形校の得意種目である長距離、5000m決勝が行なわれた。 レースはスローペースに進み、ラスト200mの勝負となり、 東海大山形校の森谷君と、土屋キャプテンの1-2フィニッシュとなる。 4800mも走った後の、残り200mはまるで短距離走で、 26秒弱のタイムでテープを切るのだから、 初めて間近で見るこのスピードに、驚くばかり! 長距離のレースは、スプリント能力が高くないとダメみたいで、 同じ東海大山形校の一年生の息子が、このピッチに立つチャンスは、 かなり努力しないと、望みどおりにならないだろう。

山形県高校総体

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今朝も青空は広がり、ややひんやりとした朝の空気を吸い込むと、 起きがけでフラフラしている体は、シャッキとしてくる。 ここ3日ほど昼間は暑くなり、ワイシャツの袖をたくしあげバイクに乗っても、 冷たい風は感じない。 5月23~26日まで、山形県高校総体の陸上競技は、ここ米沢市の 陸上競技場で開かれる。 競技場の全天候型トラックをぐるりと取り囲む芝生の上や、 競技場の外側のサラ地には、 各高校のテントが建ち並び、たくさんの高校生でごったがえし、 まるで大きなお祭りか、花見の屋台を冷やかす人々のようにも見える。 競技に参加する生徒のレベルによって、 それぞれの競技に参加する思いは様々だろうが、 やや緊張しながらも、真っ直ぐに前を見ているまなざしに触れると、 競技場から離れがたくなる。

台風4号

台風4号の影響による大雨で、肘折温泉から、 さらに奥まった場所にあるダム湖の水位は、みるみるうちに上がる。 朝5時、ダム湖の岸辺にボートを浮かべたときの水位と、 6時間後、そこに戻ったときの同じ場所での水位は、50cmも増えている。 巨大なダム湖に蓄えられた水が大雨とは言え、 こんなに短時間でふくれ上がるなんて! ダム湖の中州は砂地になっている。 たった10分間、そこにボートを止めて一服していたら、 中州の砂地に、あれよとゆう間に泥水は流れ込んできた。 雨の降りしきる、悪天候の中での山菜取りは、 沢の鉄砲水や土砂崩れの可能性もあり、 きょうは沢の上流に向かうのをやめ、ボートをダム湖の斜面につけ、 どころどころの斜面をウロチョロする。 5人とも着ていた雨カッパは役に立たず、頭のてっぺんから足先まで、 濡れねずみになった。 山菜がたくさん出ている滑りやすい急斜面は、雨水をたっぷり吸い込み、 ぬかるんでスリッピーになり、転げ落ちそうで登れなかったので、 収穫は少なかった。 深い山々の谷間を流れる沢水の怖さ、滑りまくる斜面、 大雨によりまたたく間に増える水量を体験し、 良い勉強になる。

中学校女子駅伝 米沢地区予選

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風もなく、良く晴れたきのうは、 中学校女子駅伝の、米沢地区代表を決めるレースがあり、 競技のスタートとなるAM9時半、 最上川上流の河川敷にデジカメを持って応援に行く。 中学女子駅伝は1区から5区まで、合計5人でたすきをつなぐ。 母校の米沢市立第四中学校は、2位のチームに2分以上の差をつけて、 運良くトップでゴールして、秋に行われる県大会の出場権を得る。 レース結果を見たあとすぐに事務所に戻り、 さっそくデジカメからパソコンに画像を取り込む。 40-150mmズーム望遠レンズの150mm側で撮ったものは、ほとんどピンボケ。 ランナーの動く速さに、オートフォーカスのピント調整がついていけなかったみたいだ。 使用したデジカメはオリンパスE-510で、 手振れ防止機能がカメラボデーに内蔵されており、 また快晴で光量も充分すぎるほどだったから、 ピンボケはオートフォーカスのスピードの関係だろう。 なにはともあれ自分の子供も2区を走り、 最高の結果を残せた4中女子駅伝チーム、 優勝バンザイ!

スパイク付き地下タビ

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ゴム底に、スパイクを打ち付けてある地下タビは、 滑りやすい山の斜面でもピンが土をつかみ、足元は安定する。 そのタビを履き長時間、雪の上を右往左往していたら、 指先は知らぬ間に冷えていたようだ。 山菜採りの帰り道、近くの肘折温泉にある、第③セクターで経営している りっぱな外観の温泉施設の門をくぐる。 350円で入浴券を買い、冷えた体を温めたくて、どこも洗わないまま湯船に 足先から浸かると、両足の指先はお湯に触れたとたん痛み出す。 たらいでお湯を足先に少しづつかけても、まったく痛みは収まらない。 よくよく足先を眺めたら、指の第二関節まで、 血の気の無い白いロウのようになっている。 朝から一緒だった先輩3人が湯から上がる頃、指先の皮膚の色も 他と同じになり、ようやく温泉にからだを沈め、上機嫌で帰路を急ぐ。

ゴムボート

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大蔵村の肘折温泉から奥の、クネクネ折り曲がるダム湖に至る砂利道を、 車でのぼる。 例年よりやや多い残雪は車の行く手をさえぎり、 目的地のはるか手前で車を降り、 4人は山菜採りの身支度を早々に済ませ、ザクザクしてぬかるむ雪の上を歩く。 ダム湖の水辺に着き、かついできた2つのゴムボートと4本のオール、 空気を詰めるための足ふみポンプ、それとスパイク付きのチカタビや長靴で、 ボートの底面を傷つけるのを防ぐコンパネ等を背負って来たリュックから出して、 慣れた手つきで準備する。 パンパンに空気を入れたゴムボート2艇のオールを漕ぎ、 水中に落ちたらすぐ死んでしまいそうなほど冷たい雪解け水を 満々と蓄えた湖面に、オールの波紋を浮かべ、泳ぐようにスイスイ進む。 ダム湖に注ぎ込む上流の2つの大きな沢が交わる中洲のような所に ボートをとめ、ヤナギの木にくくりつける。 ボートを降り、奥へ奥へと沢を遡ると、 V字型に切り立った沢沿いの両側の斜面から、滑り落ちた大量の雪は、 氷河のように水面をふさいでいるが、ところどころ雪はくずれ落ち、 ゴーゴーと音を立てて流れている川が、ぽっかりと口を開けている。 なるべく厚そうに見える雪の上を、恐る恐る歩くけれど、 沢を囲む斜面で日当たり良く、土がむきだしになり、 少しずつ崩れかけているような、 山ウドの好んで棲息する場所を見つけると、 危険なことも忘れてその雪の上を、走るように駆け上がる。 山ウド、アザミ、ポンナ、シドケなどの山菜を、もうこれ以上は入らないほど リュックに詰めて背負うと、自身の体重を25kg以上増やしたのと同じになり、 ヨタヨタしながらゆっくり沢を下り、ゴムボートに乗り込む。 朝3時に米沢市を出発し、帰りは肘折温泉の湯船で汗を流し、 戻ってきたら15時間後の午後6時だったが、 今季初の山菜採りは豊富な収穫も伴って、4人全員笑顔で解散した。

CB1000

大型バイクのCB1000にまたがり、50km~60kmで走る車の流れにまかせて、 あたりの景色を楽しみながら走る。 空気中のホコリやチリを洗い流した雨も上がり、近くの山々の新緑は、 いっそうつややかに光っている。 夕方から夜にかけて、バイクに受ける風は急に冷たくなり、 厚手のジャンバーの中を、その風は突き抜けていく。 暑くなる夏場でも、革ジャン着込んでバイクに乗るライダーさんを、 バカみたいと思っていた自分こそバカだった。

関山峠

山形県天童市と宮城県仙台市を結ぶ国道48号線の関山峠、 その宮城県側で単独事故により、車両破損のため動けないと、 お客様でもある上山市の親戚、Y君からTEL有り。 彼が加入している自動車保険の特約で、レッカー車による牽引は 30kmまで無料だが、車は大破して自宅に置いておくのも格好悪く、 一時保管の米沢まで90kmのレッカー作業となり、差し引き60kmぶんは有料で 1km当たり800円、合計で約5万円の請求だった。 入庫した車両を確認すると、フロント左前部は大破しており、 また両席エアバックは開き、しぼみかけた風船のようになって、 フロントガラスも割れている。 さいわいにもY君と奥さんのKさん、一人息子のT君の3人のケガも軽く、 また単独事故で相手車両も無く、運良く大事故にならずに済んだ。 まあ、しょうがないな。

薪割り

ゴールデンウィークは、暖房用の薪作りで終わってしまいそう。 県の河川課に伐採許可を申請し、不法投棄と犯罪防止のため伐採した ニセアカシヤの丸太を、薪ストーブに入る長さにチェーンソーで切りそろえ、 径の太い木は、スウェーデン製グレンフォシュ斧で割る。 それを雨よけヒサシのある小さな小屋に、順序良く積み込む。 伐採したての木は水分を多く含み、斧を振り下ろせば 気持ちよくスパーンと2つに裂ける。 伐採後3ヶ月以上野積みにした太い丸太は、水分の蒸発と共に硬く締まり、 斧の刃も立たない場合も多くなり、割るための体力、気力をより多く使ってしまう。 連休最後の明日は、チェーンソー片手に、また河川敷で過ごそうか?

山形県通信陸上

半そでのTシャツ一枚でバイクにまたがり、数件の用足しをする。 60km/h~80km/hで流しても、むき出しの両腕に刺さる風は心地よく、 とても5月上旬の気温ではない、今までになく暑い! 中学一年生になった娘の初めての大会、山形県通信陸上競技会の見物で、 米沢市内の陸上競技場へ行き、さっそくデジカメを構える。 彼女の先輩である2~3年生の写真は、パチパチ撮れたが、 肝心の娘の写真は、自分も同じ1500mを走っているような気持ちになり、 応援に夢中になってシャッターを切るのも忘れ、 デジカメにはたった一枚の画像しか残っていなかった。

ヘルプデスク

ほとんどの生保、損害保険代理店はパソコンを導入し、 保険会社とのオンラインで、保険料の計算や契約の入力、 受付した事故の状況管理、お客様情報、当代理店の速報成績など、 さまざまな業務を画面上でおこなう。 そのオンラインシステムの操作について不明な点や、 やりかたがわからない場合は、代理店サポートヘルプデスクにTELして、 その担当者さんに手取り足取り教えていただく。 今日は自動車保険の契約を、保険会社にオンラインで計上する業務の際の、 操作方法をヘルプデスクに問い合わせる。 受話器を耳に当て、しばらく順番待ちの後に担当者とつながる。 こちらの初歩的で幼稚な質問にも、担当者はゆっくり丁寧に受け答えし、 本当にありがたい。 すべての操作を完了し、今日の山形県は暑かったとヘルプデスクの 若い女性に話しかけると、彼女のお父さんの実家は山形県の酒田市で、 幼い頃何度か酒田市に行って、遊んだ思い出があると言い、 急に親しみを感じる。 懇切丁寧に受け答えしていただいたお礼を、チョトダケして、 そっと受話器を置いた。

7月上旬

米沢盆地は、季節はずれの湿気を含んだ熱い空気のせいで、 ちょっとでも体を使って作業すれば、ジワーッと汗ばむ。 最高気温は26度で、7月上旬の暑さと、ラジオから聞こえてくる。 北海道の網走では、この時期として過去に無い日中の最高気温で、 フェーン現象により30度を記録したそうだ。 里山の木々の芽も、このバカ陽気で一気に芽吹いて、 どの木も同じ緑色に染まる。 こんな日に山菜取りに行けば、 あまた多くの虫と、そぞろ出てきたヘビに囲まれるに違いなく、 まったくその気にならず。