CB1000

大型バイクのCB1000にまたがり、50km~60kmで走る車の流れにまかせて、
あたりの景色を楽しみながら走る。

空気中のホコリやチリを洗い流した雨も上がり、近くの山々の新緑は、
いっそうつややかに光っている。

夕方から夜にかけて、バイクに受ける風は急に冷たくなり、
厚手のジャンバーの中を、その風は突き抜けていく。

暑くなる夏場でも、革ジャン着込んでバイクに乗るライダーさんを、
バカみたいと思っていた自分こそバカだった。

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