レッカー 山道での横転  抗がん剤は毒

長井市と白鷹町の間にまたがる山々のてっぺん付近に、
山形工科短期大学があります。

ここへ行くための道路は道幅せまく、
普通車一台分しかありません。
そのため冬はスリップして渓流にドボン、
夏場はボンヤリ運転でのり面に乗り上げたり、
このように横転するなど、1年に数回出動します。

今回は運よく横転のみで、
道路脇の段差2mある渓流にドボンと入っていません。
狭くてクネクネ曲がる道路上のため、
クレーン付レッカー車で出動し横転を起こしますが、
クレーンのアームを起こすと、
のり面からうっそうと生えている木々の枝にガサガサ当たります。

起こしたあとは、
ロープけん引で集落のあるやや広いところまで下ります。
レッカー車で連結して下ったなら、
狭くクネクネと折れ曲がった道のその山側へ、
けん引しているクルマを擦ってしまいます。


さて、きのうは病気のガンについての勉強会がありました。
自分も数年前に前立腺がんになって手術を受けたことや、
その後に生命保険会社の研修会に何度も参加して知識を得たことから、
「うんうん!」とうなずくハナシも多く聞けました。

そのなかで特におもしろかったのは、
個人病院を経営していた医師で、
今は亡くなられたその医師の奥さんの経験談です。

「抗がん剤ってマッタクと言うぐらい効かないのょネ~。皆さん4クール目には
(週一回抗がん剤を点滴、それを3週間繰り返し、次の一週間は休んで①クール)
グッタリして起き上がれなくなったりして、とてもつらそう。
私は抗がん剤が効いた患者さんを見たことないし、
自分は抗がん剤治療をしてほしくないことを、子供たちに言ってるの。」

「あんな効かなくてドンドン弱っていくクスリを使わないほうがいいんじゃない?」と
亡くなった主人に言うと、
「なにもわかっていないアンタは、黙っていなさい!」と、よく怒られたそうです。

自分は前立腺がんで手術をして、
切った尿道がうまくつながらなかったこともあって、
43日間も入院しました。
そのあいだに、抗がん剤治療のため入院する患者さんを見ていましたが、
元気でルンルンして退院する人はさっぱりいません。
みなさん退院するころには、ゲッソリして肌はカサカサでドス黒く、
いかにも棺おけに片足突っ込んだように見えました。

なんで抗がん剤は効かないのか?は、
ネットで検索するとアチコチで見つけることができます。

ガンは自分の細胞が増殖するのであって、外からタンポポの種のように
フワフワ飛んできて種をまくわけではありません。
みずからの細胞の中で大切なリンパ球や白血球と同じく、
がん細胞は自分自身の細胞です。

そのため、ガン細胞だけに効果のある抗がん剤がある?と思うのは、
わがままで都合のよい考えです。
ガンとは戦うのではなく、
がん細胞が暴走しやすい食生活などをなるべく控え、
うまくなだめて付き合っていくという考え方に共感します。
それで長く元気でいられたら、
今のところはそれだけでサイコーです。



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