Victor 500DE (ドルチェエテルノ)



販売完了になって久しく、
このところ中古の値段がうなぎのぼりのスピーカー、
Victor 500DE (ドルチェエテルノ)をゲットしました。

ヤフーオークションでは70000円~74000円での動きです。
近所にあるリユースショップのHard Offを
冷やかして見てまわっていたら、
なんと税込み50400円で
このスピーカーが売られています。



きっと程度が悪いのだろうとの先入観で
シゲシゲ眺めますが、
小傷はあるものの全体的には良く見えます。

音出しはお店の方針でダメでしたが、
3ヶ月間の保証付きと伺い、すぐカード払いしました。



購入2日後、Hard Offさんへ引き取りに行き、
そうそうに事務所まで運びました。
スピーカーとスタンドの間に丸棒で作った「コロ」を挟み、
さっそく鳴らします。



スピーカーのインピーダンスは6Ωで、
つないだパワーアンプは真空管6KD6を片チャンネル8本使用する
マックトンのモノラルOTLアンプM-8Lです。
OTLアンプには6Ω負荷はキツイ動作ですが、
事務所には他のアンプがありません。



イッパツ目にかけた曲はサザンの「真夏の果実」です。
曲全体がバランス良く聞こえ、
桑田さんの声はスピーカーにへばりつかず空間に浮かんでいます。



バフレス型スピーカーはとかく低域のボンツキが気になり、

中高域とのつながりもイマイチですが、

ドルチェエテルノはフルレンジのように良いバランスで鳴っています。



次はアルトサックス奏者・ソニー スティットのイッツ・マジックです。
良い録音の演奏で、アルトサックスはいつもより太く
ブリリアントな音色です。
バックのピアノはコロコロ・ピロピロと響き良く、
ベースもほどほどにバランスよく聞こえます。



アート・ペッパーのリズムセクションから録音の良い
You'd be so nice to come home toです。
ペッパーのアルトサックスはいつもより哀愁を含んでいるようです。



ステファン・グラッペリのヴァイオリンで、
曲はThe nearness of You。
バイオリンの力強さを表現しているVictor 500DEは、
太く優しく艶やかでナイスですね。
とてもバランス良く、聞き疲れなどどこ吹く風のしなやかな音で、
聴いた瞬間に素晴らしいスピーカーに巡り会えたと感じます。



こんなに音楽的な日本製のスピーカーがあるなんて、
思ってもいませんでした。
店頭やオークションに出ていたら、ぜひゲットしてください。
後悔はしませんょ!

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