2013年3月31日日曜日

自動車保険も生命保険も

事故を起こして人やモノに損害を与えたとき、
当事者の代わりに相手側との交渉や賠償をしてくれる
自動車保険に加入することは、
ドライバーとしての責任みたいなモノですが、
昨年暮れからの改定で
「事故で保険を使ったときは、その後の3年間の保険料は約5割アップ」に
なりました。

たとえば20等級で年5万円の保険料を払っている人が事故を起こすと、
次年度の割引等級は17等級に下がります。
いままでの制度なら翌年の保険料は約58000円になりますが、
改定後は約84000円で4割以上の保険アップになります。

無事故を続ければ4年後には通常の保険料に戻りますが、
3年間のうちにまた事故を起こすと、「ペナルティー期間」がさらに3年延長され、
高い保険料の期間は合計6年間になります。

3年間のうちに2回以上事故で保険を使っても、
最大ペナルティー期間は6年までです。

上記の例でザックリ言えば、
10万円以下の対物賠償(クルマやモノを壊したときの賠償金)であれば、
保険をつかわないで自己負担したほうがイイです。



このように事故で保険を使うと、
次年度から3年間はビックリするような保険料となりますので、
保険を使った場合と使わないで自己負担する場合の損得を検討してください。

とくに事故を起こしやすい免許取りたての若い方は、
年齢制限ナシの条件なら保険料はカナリ高額になっています。

事故を起こしやすい18歳~20歳までの若い方々とって
今回の自動車保険の改定は「改悪すぎる」ような気がします。

一方で生命保険はどうでしょう。

アベノミクスとかで金融庁は
12年ぶりに標準利率を1.5%から1.0%に引き下げました。

例 100万円の資金を10年後にためるために必要なお金はいくらでしょうか?

金利3%の場合:約74万円  金利1%の場合:約90万円

このように将来必要なお金を準備するために必要な現在の資金は、
運用利率(標準利率)が高いほど少なくて済み、
運用利率(標準利率)が低いほど多く必要になります。

標準利率が引き下げられたら、
契約者に負担してもらう保険料もアップしてしまいます。
とくに貯蓄性の高い生保商品の終身保険などはモロに影響を受けてしまい、
2013年4月1日以降に加入する貯蓄型生保商品は実質的に大幅な目減りです。

株や為替(FXなど)で儲ける才覚のある人はアベノミクスに大賛成でしょうけど、
貯蓄型生保商品の魅力がなくなったコトや、
輸入品などが円安でジワジワ高くなるコトなど、
自動車保険改定と一緒で「改悪」なトコロも大いにあります。

お客さまにとっての「利益」はこのところの改定(改悪)で、
自動車保険と貯蓄型生保商品については少なくなってしまいました・・・。

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