イワナ
ススキの穂は空を見上げて
手を広げたようになっています。
スズキジムニータイプの、
小型のオフロード車でないと
行けないようなデコボコの林道を、
胃を揺すられるような振動とともに
走り抜けます。
林道の行き止まりにジムニーを
停め、いったん林道を徒歩で下り、
そこから上流の車を止めた地点まで、
イワナを追って釣りをしました。
毛バリによるフライフィッシングで
イワナを釣り上げます。
師匠は、木の枝葉が源流部の川に
覆いかぶさるような場所でも、
フライを枝葉に絡ませないように、
釣り竿を自由自在に操ります。
自分もビギナーズラックで
黄金色に輝く
源流部の宝石のような
イワナをゲットしました。
登っていたら
ひときわ大きなキノコ、
アカヤマドリが数個、
我が物顔で縄張りのように
生えていました。
大きくなりすぎて腐り気味で、
食用には向かないような
えげつない香りを放っていました。山に行くたびごと、新しく小さな発見があります。
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