レッカー ヘタなら良い先生が
11月も終わりの日曜日、
風は冬の寒さを運んでいましたが、
久しぶりの青空で太陽のヒカリに恵まれ、
雪囲いや冬タイヤにはき替えなど、
屋外で作業している方々が目立ちます。
マツダのロータリーエンジンを積んだRX-8、
バッテリー上がりと聞いて出動しましたが・・・。
しばらく乗っていなかったコトもあり、
またエンジンを始動するときにアクセルを踏んでしまったか?、
スパークプラグはガソリンで濡れてしまって
エンジンかかりません。
手押しにて路上に出して積込み。
暮れるのが早くなった夕方に、
クルマ対クルマの事故です。
BMWミニクーパーの高年式・上級グレード。
カーテンエアバックを含め、
全エアバック満開でケガなし!
前吊りレッカーで37kmのドライブです。
ATFはすべて漏れ、
左のサスペンションは路上に飛び散っていました。
運び終えてクルマを降ろしますが、
左のタイヤとショックアブソーバーは
車体から千切れています。
曲がっているロアアームなどで
コンクリートの地面を傷つけたら、
クレームの原因になってしまいますので、
ダンボールと角材を敷き高さを確保してようやく終わり・・・。
もう一台のクルマは、
フロントサスペンションが曲がっています。
某業者さまはフルフラットの積載車と
中型レッカー車の2台体制で現場に。
中型レッカーで前吊りすれば良かったと思いますが、
フルフラット積載車のウインチで、
リア側から強引に載せていました。
フロントタイヤとサスペンションは曲がっているため、
真っ直ぐウインチで引いても
事故車はナナメ方向を向いてしまいます。
当店には大型トラックの架装や整備を長く経験してきた、
宝のようなメカニックの星さんが、
レッカー作業では自分の先生です。
また山形レッカーのS社長やK専務、
カーレスキュー山形のO社長が
ヘタな自分に作業方法を教えてくださり、
とても感謝しています。
某業者さまも、
誰か良い先生に習わないと、
いつかトンデモナイ失敗をしそうに見えました。
エラソーに言ってすみません、
当店もさらに安全・確実・丁寧な作業をしないと、
お客さまにゴメーワクかけてしまいます・・・。
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