酒田秋季長距離記録会


米沢市を午後2時20分に出て、
高速道を利用して酒田光ヶ丘陸上競技場に着いたのは、
5000m第2組目レース直前の17:00頃です。
太陽は西の空低く沈み、
競技場はオレンジ色の夕日に照らされていました。

実業団のコニカミノルタ所属のポール・クイラさんは
ペースメーカーとして3組と4組に出走しました。
3組目のラップは1000mあたり3分で、
4組目は2分52秒です。


3組目は米沢中央校の松本君が、
ポールさんの正確なラップにうまく適応して、
自己ベストの14分56秒でゴールしました。
東海大山形校では1年生の星川君が15分27秒、
小関君が15分47秒のタイムです。
5000m初レースで、この結果は立派です。

4組目はさすがにハイペースとなり、
3000mは8分40秒で通過しました。
3000m時点でトップ集団はポール・クイラ招待選手を先頭に5人です。
3400m時点で富夫君は遅れ始め、
4000m手前でさらにペースは上がり、
竹内君と山形中央校の斉藤君との一騎打ちになりました。

最後は1500m県記録を今年塗り替えた斉藤君が、
そのスピードに物言わせて自己新の14分24秒、
竹内君も自己新の14分29秒です。

一年生の楓君は素晴らしいラストスパートで、
一年生としては信じられない記録14分57秒にて
フィニッシュしました。
良きライバルさえ出現したら、
夢の14分切りも充分狙える才能です。

自己新記録オンパレードで、
大いに喜ばしい大会でした。

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