もと一流生命保険会社の支店長

毎月一度行われているF保険会社の研修会で、
講師として呼ばれた、
もと一流生命保険会社の支店長は面白い話をされました。

①その当時、年収1000万を軽く越えていた私がその生命保険会社を辞めたのは、
不祥事を起こしたわけでもなく、その生保会社にお客様にとってロクな商品が
なかったからです。こんな商品を売り続けてよいのかと自問して、
耐え切れなくなったからです。

②それでは、なぜ国内大手生命保険会社はお客様のためにならない商品ばかり
開発するのでしょうか?それはこんな理由からです。
○国内大手生保会社の外交員で、象徴的な生保レディーは全員給料制です。
厚生年金や社会保険は会社が半分負担します。
そのうえ、会社が負担する退職金まであります。トータルでは莫大な経費になります。
○一方、アフラックやアリコなどの外資系、
ソニー生命や富士生命・三井住友キラメキ生命などの
損保系生保会社は代理店や募集人制度を採用しているため、
商品を販売してきた時のみ、手数料を募集人に支払いします。
つまり給料や社会保険や退職金などの経費はまったくありません。

③以上の①・②から判るように、国内大手生命保険会社はその制度により
大きな経費が必要なので、
お客様にとって有利な商品を開発できるわけがないのです。
お客様からお金をしぼりとるような商品でないと、会社が成り立たないんです。

ざっとこんなお話でしたが、国内大手生保会社の支店長のホンネは、
ズシンと響きました。

お客様にとって有利で役に立つ商品をお勧めすることを理念とし、
その思いをさらに強くする研修会でした。

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