国体予選 少年B 3000m 山形県

きょうから3日間、天童市のNDスタジアムにて
山形県国体予選の陸上競技は開催されます。

例年どおり蒸し暑いなかで行われるこの予選は、
中・長距離種目に出る選手にとって、
体力と気力が充実していないとシビア~な結果になります。

きょうのお目当ては、
東海大山形高の一年生がゴソッと出場する
少年B・3000mタイムレースです。

持ちタイム上位の選手は、
2組目で走ります。
その2組目は、1000mの通過タイムは2分52秒です。
蜂屋くん・安西くん・優樹くん、
ライバル酒田南高校の鈴木くん・斎藤くん、
山形南高校の逸材・遠藤くんの6人はトップ集団を作っていました。
1600m辺りから優樹くんは遅れはじめ、
2000mでは酒田南高校の2人と遠藤くんが後続を大きく離しました。


残り1週となったラスト400mから飛び出したのは、
酒田南高校のスピード豊かな 鈴木亮平  くんです。
ゴールタイムの8分49秒は
この時期の一年生として素晴らしい記録です。
我らの蜂屋くんは2番手集団から追いつこうとしますが、
7秒遅れの悔しい4位。
安西くんは前回の失敗レースから立ち直り、
9分01秒の自己新フィニッシュ!
布施くんは走るたびに自己新更新で9分08秒!

酒田南高の鈴木くんと斎藤くん、山形南高の遠藤くんは
短距離のスピードもあり良いライバル同士ですね。

残念ですが我が東海大山形高校の一年生部員の精鋭は、
この3人に追いつくにはマダマダです。
せめて鐘が鳴るラスト一周まで粘って付いて行けるように、
見えない努力を重ねてください・・・ガンバレ!

レース後、ココロ優しい奥山くんは、
きょうもゴールしてフラフラの同級生部員の肩を抱いて、
トラックレーンの外側に連れて行ったり、
無念のタイムでトラックにひざまずいてうつむいている部員を、
レーンから遠ざけて介抱していました。
続々とゴールへフィニッシュする選手の妨げにならないよう、
とても気を使っています。
さらにすべての選手がゴールしたあとで、
奥山くんは無人のトラックの傍に立ち、
深々と礼をしていました。

素晴らしいお人柄の奥山くんに、
カメラのレンズを向けっぱなしでした。

一方でとても残念な光景もありました。
レース後に○○高校の一選手が次の種目の女子3000mがスタートしたのに
ずうっとトラックのそばで寝転がっています。

たしかにこの選手はバテバテだったのですが、
そうかといって神聖な競技場のトラックのそばで寝転がって良いのか?
応援席からトラックの近くまで小走りに寄り、
この行為を注意しない先輩部員を叱りました。

奥山くんを見て学んでださいネ・・・。



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