さるのこしかけ ミヤマイラクサ
















東置賜郡飯豊町中津川の
広河原部落は、
長年の過疎化により、
現在の住居は
2軒のみとなっています。


広河原部落を通り越し、
山の神を祭ってある神社を過ぎると、
福島県との県境側に向かって
2本の林道があります。
西沢林道は福島県の桧原湖側に
通じていたそうですが、
10年以上前からの土砂崩れのため、
通行に関しては車やバイクは問題外、
歩きでも県境付近まで3時間はかかりますが、
クマやカモシカと遭遇するかもしれません。











昨年の5月末ごろ、
2時間30分歩いて
県境手前まで行きましたが、
切り立った崖が多く
心細くなり戻ってきました。


東沢林道の「ぶんどまり」には、
夏以外には入れなかったほど
ぬるい温泉がありますが、
現在は沸かして適温にして営業しています。




川のせせらぎと
風にゆらぐ樹木の音以外、
何も聞えなかった林道に、
今は県外ナンバーの車の
行き来する走行音が、
始終鳴り響いています。










東沢林道の奥山は、ブナやトチ、ミズナラや楓の巨木が多く、
山菜やキノコなど、山の恵が豊富な深山です。
きょうは朝5時半に家を出て約1時間10分後、
東沢林道の奥に在る沢に着き、
山に登り始めたのは6時40分、





後ろ髪を引かれながら山を下りて、
家に戻ったらPM1時です。
薬用になるサルノコシカケを、
立ち枯れとなって間もない
ブナの巨木からはがし、
残雪が融けたばかりの
斜面に生えていたミヤマイラクサを、
尖った岩がゴロゴロ落ちてくる斜面で採りました。










中津川部落奥にそびえる飯豊山系の原生林に分け入れば、
ブナやミズナラを育む腐葉土と友達になったような気がしてきます。





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