粒子線治療

米沢市から110km離れた宮城県亘理郡にお住まいのS賀さん宅へ、
今にも雨粒が落ちてきそうなモクモクした低い雲と
初めて見る町並みを眺めながら約2時間ほどクルマにゆられて、
ようやく着きました。

S賀さんは米沢市出身で、
以前米沢市にお住まいだった時に自動車保険でお世話になり、
以来10数年のお付き合いになります。
昨年お父様(享年78歳)を肺がんで亡くされ、
お父さんの実弟の一人も同じ肺がんになり、
今は治療中と伺いました。
その弟さんは財を成してふところ具合に余裕あったため、
健康保険や高額医療控除の適用にならない先進医療を、
自己負担100%で相次いで受けられたそうです。

まず南東北がん陽子線治療センターで陽子線治療(自己負担288万円)を受け、
http://www.southerntohoku-proton.com/

続けて兵庫県立粒子線病院で重粒子線治療(自己負担315万円)を受けましたが、
http://www.hibmc.shingu.hyogo.jp/index.html
肺がんは他に転移していたため、体調は思わしくないようです。

ガンの治療法として先進医療の粒子線治療は万能ではありませんが、
ステージ1期や2期の早期がんなら、
10年後の生存率は手術と同等で、さらに手術後のひどい後遺症は
(手術を受けた人のほとんどは経験しています)
格段に少ない治療法です。
命にかかわる病気になったら貧乏や裕福にかかわらず、
すべての人は最先端の医療法で腕の良いお医者さんを望みます。

しかし最先端の医療の多くは先進医療に指定されていて、
健康保険や高額医療控除は適用にならないため、全額自己負担です。

たまたまご親族が続けて肺がんや白血病に見舞われたS賀さんは、
小学生の愛娘さんとご本人ともども
先進医療給付保険付きの医療保険に本日加入されました。
お二人合計でたった4600円/月を20年間のみ支払えば、
入院1日当たり3000円・手術は1回につき3万円・
先進医療は交通費含めて1000万までの保障が、
生きている限り(一生涯)大切ないのちをカバーします。

命にかかわる病気になったとき健康保険が適用にならない先進医療を受けるも良し、
適用になる手術を受けるも良しですが、
この保険に入ってさえいれば
少ない経済的負担とみずからの意思で、
どちらの医療法でも選択できます。

加入後は経済的負担無く選択できますので、
死を目前に迎えたとしても、
自分で選んだ治療法
(先進医療か従来の手術か)についての悔いは少ないはずです・・・。

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