レッカー 除雪車の脱輪

保険の代理店さんより、
「除雪車、田んぼに落ちているらしい。
出来っか?」との入電です。

てっきりWA30とかWA40の小型ホイールローダーだと思い込み、
安請け合いしました。

現場に着いたらこの通り、
総重量8㌧弱のWA100です。

道幅は狭いし、
右2輪は側溝に落ちてハマってるし、
どうにもなりません。


大型レッカー車はギリギリ進入できますが、
アウトリガーを張りだせません。

近所のラフタークレーンを4台持っているクレーン屋さんに頼み込んで、
25㌧のラフタークレーンと4㌧中型レッカーの2台で作業しました。

まずラフターのアウトリガーを張りだす足場作りから。

角材と踏み固めた雪で足場を作り、
アウトリガーを少しだけ伸ばして準備OKです。
フロントのバケットのアームにチェーンを巻き、
中型レッカー車のウインチでフロント部が逃げないように
横引きのテンションをかけました。

ラフターでエンジンのある重いリヤ側を吊って、
道路に戻そうとしますが、
道幅せまく路肩は弱いため右後輪がどうしても
田んぼ側にズレてしまいます。

それで路肩に固めの雪をセッセと盛って、
もう一度吊り上げてなんとか後ろは上がりました。

ホイールローダーの運転席に乗ってブレーキを踏み、
こんどは前をラフターで吊り上げて、
浮いたフロント側を道路に戻しました。

途中でスリングベルトが切れるハプニングもあり、
てんやわんやの現場でしたが良い経験になりました。


こちらは増㌧車の故障です。

県境のアップダウンの多い国道を通ってけん引するため、
念のため大型レッカーで出動しました。

空荷だったので4㌧中型レッカーで行こうか迷ったのですが、
下り坂の勾配もキツイし圧雪だったので、
大型レッカーで良かったと思います。


コースターの故障けん引です。

ドライブシャフトを抜くときに、
シャフト自体はスルスル動きましたが、
ゆるみ止めのワッシャーは最後の1㎝ぐらいのところで
ナカナカ引き抜けず、
もっとチカラが伝わるマシなプライヤーを買います。


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