レッカー 初雪

山形県南部の山間部では23日に初雪となり、
サラッと積もりました。
平地での初積雪ならお祭り騒ぎのように
電話鳴りっぱなしになりますが、
山間部のみの積雪なのでボチボチです。
ラジアルタイヤでスタッドレス未装着。
雪のないところまで7㎞のみ搬送。
重くて重心高いハイエースバン/キャラバンは、
見た目より脱輪引き上げは難作業です。

引き揚げてからお客さまが少しだけ自走したら、
また同じようになってしまい、
二度目は道路まで引き出して完了。 
急こう配の下り坂でのカーブで、
ラジアルタイヤなので滑ってしまい横転落車。
右フロントサスも損傷。 
急勾配とヘアピンカーブが続く4㌧車一台分の道幅から、
滑って落車。
落差7mで道路から4m離れていました。
クレーン付き中型レッカー車は
ヘアピンカーブを曲がれないのと、
アウトリガーは充分張り出せない道幅です。
ましてクレーンブームは届かないので、
ウインチブーム付の小型レッカー車2台で引き揚げ。
林道は積雪が残って滑りやすく、
難作業でした。 
レッカー作業の技術を磨く脱輪や落車案件は、
冬になると急に増えます。

このときにレッカー車の最適な配置場所さえ覚えれば、
サクサクできるようになります。
東北地区のレッカー会社で、
大型トラック案件をダントツにこなす三友レッカーの
鈴木社長は、
「ウインチ作業をする上で、
危ないとか怖いと思う現場ほどレッカー車を
トラブル車に近づけて作業するように」と
おっしゃいました。
いままでうまくいかないことも多かったウインチ作業が、
急にうまくできるようになり、
理解出来るようになりました。

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