2012年6月18日月曜日

レッカー 五枚沢林道

くもり空の広がる日曜日、14時30分ごろのレッカー依頼は、
米沢市から国道121号線の通称「大峠」を越えて、
喜多方ラーメンで有名な喜多方市内に入るずっと手前の、
熱塩加納町にある五枚沢林道で故障しているクルマの搬送です。

保険会社のロードサービス部門のオペレーターさんは、
故障車の位置を話してくれますが、
ケッコウな山奥の林道でお客様のケータイもつながりにくく、
話す方はもちろんわかっていてもそれを聞く方は、
山奥のグネグネ曲がった林道でのトラブル場所を特定できません。

なので依頼を受けたコチラは、よくわからないまま出発しました。

国道121号線から熱塩加納村役場のほうに右折し、
山都町へ通じる県道に出ます。
しばらくすると「ひめさゆりの丘」http://travel.biglobe.ne.jp/tguide/spot/s02246.html
出ます。そこから五枚沢部落へ入る山道をウネウネと下ったり登ったりすること10分、
ようやく部落が見えてきます。
かつては10軒ほどの集落だったのでしょうか?、いまは雪の重みで
倒れたり壊れたりした家ばかりで、
住んでいるのは1~2軒のように見えます。

部落を通りすぎて間もなく砂利道の五枚沢林道に入りますが、
思ったより整備されていて、
ウインチ付きのパジェロ4WDを載せている積載車(総重量は7.5トン)も
滑ることなくラクラク登れます。

林道を6km登ったところで、
もろい岩場の斜面から落ちてきた石の破片が多くなり、
積載車のタイヤがパンクしてはどうにもならないので、
積んでいたパジェロをおろして積載車に輪留めをかけて再出発です。

そこから2.5kmほどトコトコ登ると2t車も転回できるくらいの広場があり、
そこで手を振るふたり連れのお客様に、ようやく会えました。

トラブル車は思っていたほど重症ではなく、
下まわりからガタゴト異音は出ますが自走できます。
積載車を停めたトコロまでパジェロと2台で向かいます。
そこで積載車にトラブル車を載せ、
お客さまはパジェロで米沢市内のご自宅まで無料タクシーしました。

五枚沢林道の頂上付近では、
「ここから山形県飯豊町」のカンバンを見つけました。
ここから2km歩くと「谷地平」だそうです。
一度、飯豊町中津川の西沢林道から「谷地平」をめざして歩いたことがありますが、
3時間30分歩いてもそこに着かなくて、
あきらめて帰ったコトを思い出します。


「谷地平」に向かうには、
①山形県の飯豊町岳谷部落の葡萄沢林道
②山形県の飯豊町広河原部落の西沢林道
③福島県の熱塩加納町五枚沢部落の五枚沢林道の
三通りありますが、
クルマで向かうには③のみになりますが、
それでもクルマを停めてから2.5km山道を歩きます。
①の葡萄沢林道は、入り口に頑強なバリケードがあって歩行のみです。
バリケード入り口から谷地平まで歩くと半日では着かないと思います。
②の西沢林道は20年以上整備していません。
ガケくずれや落石など荒れ放題で、
注意して歩かないと林道から20m~30m下の沢に落ち、
運が悪いと大ケガかオダブツです。
ノンビリとしか歩けませんので、
西沢林道と東沢林道の入り口にある「山の神社」から歩いたら半日以上、
またはジムニーか4WDの軽トラでしか登れない地点(山の神社から3.5~4km)まで
無理矢理(タイヤパンクの可能性をアタマに入れて)クルマで登り
そこから5時間の歩き。

レッカー作業に行ってオカネをいただいた事より、
米沢市北部から67km離れた五枚沢林道へ着き、
山形県飯豊町と福島県境の山々と沢の位置を知ったことは、
山菜採り・マイタケ採り好きな自分にとって、ナイスな経験になりました。

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