山ぶどう


シルバー連休3日目のきょうも、
快晴の青空が広がりました。
山歩き連続3日目のせいか、
朝起きるのがつらく、
飯豊町中津川の山々に
着いたのは朝9時前でした。
きのうはマイタケ様に
巡り合えたので、
2匹目のドジョウを狙って
午後3時過ぎまで
山の中を歩き続けました。
きょうはマイタケは空振りでしたが、
ある尾根から深い谷を
のぞくと、
谷に入りかける斜面に、
山葡萄のワイン色に紅葉した葉っぱが
広範囲に見えます。
さっそくその場所をめざして
ヤブの中をかき分けながら、
一歩一歩進みます。


手を伸ばして届く範囲の
山ぶどうは、
クマさんが食べたのか、
見つけられません。
やや細い木に絡まっている
高い場所にある
ぶどうの蔓(つる)には、
採りきれないくらい
ぶどうの房が見えます。
その細い木のそばにある
やや太い木に登って、
山ぶどうの蔓を引っ張りながら
むしり取りました。
市販の山ぶどうジュースと比べると、
濃厚な酸っぱさやキリッとした甘みなど、
月とすっぽんほどの差があります。
天然マイタケも天然山ぶどうも、大自然のもたらす貴重な財産だと思います。

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