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9月, 2007の投稿を表示しています

火入れ

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今朝、起きて玄関を出ると、 長袖の上下のジャージでは寒さが身に凍みる。 室内の温度計は18度。 それを外に持ち出してしばらく置いていたら、針は15度を指していた。 10時過ぎに米沢陸上競技場に向かう。 今日は全天候型トラック完成後の、初の競技会だ。 中学男子3000m競争の応援では、 寒いため体を震わせながらデジカメのシャッターを切る。 昼になっても外気温は上がらず、むしろ冷えてきているようだ。 自宅に戻って一息入れるが、寒いので4ヶ月ぶりに薪ストーブに火入れする。 体の中から温まるような薪ストーブのおかげで、 今日の寒さはゆらぐ炎の美しさも加わり、楽しみにかわる。

稲刈り

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秋晴れの夕日を浴びて黄金色に輝く田んぼはきれいだ。 車をゆっくり走らせながら眺めても美しく、 刈り取った稲穂の匂いはほっとする香りで、 そこはかとなく漂う。 稲わらに触れるとふわふわした手触りで、 それだけで気持ち良い。 昔ながらの天日乾燥法で、稲ぐいにたがいちがいに積まれた稲は、 かかしのように立っている。 その中に入ると、 夜になると今にもも動き出しそうに見えてくる。 現在はコンバインにより自動的に米と稲わらは振り分けられ、 稲わらは切り刻まれて田んぼに散る。 子供の頃の稲刈り時の記憶にある、 天日干しののどかな風景に触れて、 しばらくその場所に立ちどまってしまった。

燃費

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ようやく最高気温は、25度を下回り、めっきり涼しくなる。 あかねヶ丘陸上競技場での遠征練習の往復に、 久しぶりにエンジンに火を入れる、ポルシェ911を使う。 喜び勇んで、すぐ近くの米沢南陽高速道路に乗る。 いつもそうなのだが久しぶりにこの993を動かせば、 ハンドルはわずかに左右にぶれ、車体の上下動を感じる。 しかし5~6Km走ると挙動は落ち着き、 「いつでもフライトオーケーだよ」と、サインをくれる。 高速道を160Km/hでブンブン飛ばしても120Km/hでゆったり流しても、 燃費は8Km/Lくらいである。 秋になり涼しくなると、空冷ポルシェのエンジンには優しい季節となる。

朝練習

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米沢ジュニア陸上クラブは、主に中長距離種目を中心とした、 小中学生対象のクラブチームである。 最近は全国レベルの選手も輩出している。 http://www.geocities.jp/yjac_0429/top.html 来年度中学生になる娘は、兄の影響で9月初めに入部した。 今日は朝6時から約一時間の朝練習のため、 軽トラックに彼女を乗せ、米沢市立南部小学校のグランドに向かう。 5時50分に着くと、すでに部員はそれぞれジョギングなどで、 ウォーミングアップのさなかである。 驚いた事に部員の子供たちは、練習中に話したりじゃれたりせず、 自分の能力を存分に出そうとしている様子は、こちらにヒシヒシと伝わる。 皆真剣そのもので、強くたくましくなる訳だ。 コーチであり監督の田島先生は、部員にとって親以上の存在のようだ。

黄金色

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季節外れの暑さをもたらした台風も去り、 ようやく朝夕涼しくなって来た。 週間天気予報では最高気温はしばらく25度を超えるらしい。 まだまだきのこ採り、そして紅葉には早すぎる? 近くの農道から見渡す田んぼの稲穂は、 重たそうに風になびき、黄金色に染まり美しい。

水泳

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保険のお客様の自宅に注文を受けて入荷した、 新品の工具セットを届ける。 総合病院の緊急手術室に長く勤務されている奥さんに、 このところ調子の悪い右ひざの、治療と診断結果の話をする。 一言、「ひざは治らないから、上手に付き合って行くしかないよ」と言われる。 スポーツジムでの飛んだり跳ねたりするエクササイズは、 若いつもりでいた四十代の膝に大きな負担だったのだろう。 こうなったらあまり得意でない泳ぎを、マスターするしかない。 のんびりと、そして真面目に四十の手習いと行くか?

膝痛

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3ヶ月前から右足のヒザの裏はつっぱったようになり、正座できなくなる。 お付き合いの有るお客様の前では、 「足が痛いので」と前置きして、右足を伸ばしたりあぐらをかいたり。 しかし初めてのお客様の前では、いかにも行儀悪い。 いつも混んで繁盛している近くの整形外科に、朝から伺う。 予約制のため、夕方5時半から6時の間で約束する。 おっくうだがふたたび門をまたぐ。 レントゲン、尿検査、血液検査と進み、 問診で先生曰く、膝に水がたまり腫れていると。 水を抜くため膝に注射針は深く刺さって来た。 これはずっしりと痛く、 看護婦さんに世間話を振られても全く答える余裕などありゃしない。 しばらく山登りと激しい運動は、 差し控えるようにと指示を受ける、キノコの季節なのに。 事務所のテレビのスピーカーは、空気読めない安部総理の辞任を伝えている。

マムシ

日 曜日の今日は、朝から晴れて暑くなっている。 いつもの山へ、秋の様子を見に行きたくなり、 昼ごろ2ストロークの愛車、 ジムニーに2匹の犬を乗せ、山へ向かう。 標高600mの、大きな沢が交わる林道脇に車を止め、 峰を目指して、斜面を斜め上方に登る。 久しぶりの山歩きで、足は思うように前へ出ず、 暑さでシャツもジーンズも大汗に濡れる。 ようやく山の峰に出て、20分ほど歩くと、 直径1.5mの古い切り株が、けもの道をふさいでいる。 その切り株の芯の部分は、古くなって腐り、 空洞になっていた。 越えようとして中を覗くと、真っ黒い肌に、 白く細い帯をまとった蛇が、 トグロを巻いて昼寝している。 体つきは、ずんぐりむっくりで、 とっさにマムシと判り、 あわてて少し後ずさりする。 ヤブの中を迂回して、また峰道に戻り、 気を取り直して10分ほど歩くと、 両腕も回らないくらい大きなモミの木の倒木が、 ドーンと道をふさいでいる。 その木の上に足を掛け、数歩踏み出すと、 今度は大きな羽音を響かせ、 橙色の体長5cmの蜂が1匹、目の前に現れた。 見る間に3匹、3mほど離れたこちら側に顔を向け、 臨戦態勢で威嚇している。 すぐにでも声を立て、逃げ出したいのをこらえ、 ゆっくりと背を向け、 彼らを驚かせないよう、 ヤブの中に静かに逃げ込む。息をひそめていると、 羽音も聞こえなくなり、一息つく。 マムシとスズメバチに出会い、 すっかり意気消沈して山を降りる。 車に戻り、落ち着いたところで着替えると、 泥にまみれた長袖のシャツは、冷や汗も含んで、 脱水前の洗濯物のように、ずっしりと重くなっていた。

山形県中学駅伝

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県中学駅伝の応援のため、 29人乗りのレンタルしたマイクロバスに部員と同乗する。 バスは一時間20分程で、 べにばな国体のために建造された、 木々に囲まれ自然あふれる天童総合スポーツ公園に着く。 台風9号のあおりで、サブグランドは木っ端や木の葉でおおわれ、 コース脇にはその強風で根こそぎ倒れたアカマツなどが、 あちこちに散らかっている。 わが4中は男女とも厚い壁に跳ね返された。 夕方から中学生最後の大会を終えた女子部員と後輩も加わり、 反省会と称して宴会となる。 その後カラオケBOXに繰り出し、 県大会優勝お祝いか?と錯覚するほどの盛り上がりとなる。 大いに楽しむ子供たちに視線を送る親の横顔も、同じように晴れ渡っていた。

大雨 増水

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台風9号のよる雨で近くの最上川上流は、 ゴーゴーと大きな音を立て、 普段はヤナギの木やススキ、カヤなどの河川敷を泥水で染め、 増水している。 道幅2.5Mの堤防を軽トラックで走れば、 はるかに幅広くなった泥水の帯に吸い込まれそうな気分になり、 ハンドルをしっかり持ち直し、まさに手に汗握る。 台風の中心は米沢市を通過したはずだが、 雨風ともそこそこで、この辺りは「たいしたごと無くて、いがったなぁ」。

993C4S

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1ヶ月ぶりに911C4Sのエンジンキィーをひねる。 バッテリー上がりでスターターモーターは、ウンともスンとも言わない。 バッテリーを充電しエンジンをかけたら、 うっすらとほこりで化粧したボディーが気の毒で、さらっと洗い流す。 ピカピカになり911C4Sも気持ち良さそうに見え、 そのまま米沢南陽高速道に乗る。 バリオラムエンジンは5000回転を超えると、 甲高く澄んだエンジン音に変わり、 その咆哮を聞きたくてついついアクセルを踏み込む。 スピードメーターの針は、あっと言う間に180km/hを指している。 その速度からブレーキペダルに足底を軽く乗せれば、 旅客機の逆噴射のようなフィールで減速する。 ポルシェ911は程よい緊張感と興奮を乗る度に与えてくれる、 稀有のスポーツカーだと思う。

Mベンツ C200

置賜地区陸上競技の新人戦は中高の1、2年生をメインに、 山形市のあかねヶ丘陸上競技場で行われた。 部員の送迎と応援のため、買取したM.Benz C200で高速の米沢南陽道路を流す。 さすがベンツ、100Km以上の速度では路面に吸い付くように走り、 スムーズの一言。 路面の段差もしなやかにこなし、不快なバンプも皆無である。 高速コーナーではロールも少なく、まさにオン・ザ・レール。 ベンツ、BMW、ポルシェに共通するのは、 走る曲がる止まるの三要素が高次元で完成されているため、 運転していて楽しい。 残念ながら国産車でファン・トゥ・ドライブスピリットを感じる車は、 今のところ無し。

試走

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涼しくてすごし易い天気を通り越し、朝から晩まで肌寒い。 米沢4中の生徒が参加する県中学駅伝の試走のため、 天童市スポーツセンター内の駅伝コースへ向かう。 中学生の子供たちに無理やり混じり、 歩くような速さで2Kmのジョギングをする。 4人の子供たちはたわいもない会話を楽しみながら、 カラダを寄せ合い走る。 調子に乗り年甲斐も無く、3Kmのタイムトライアルに参加する。 はじめの300mであまりのスピードについて行けなくなり、 トボトボ歩いて戻る。 大阪で開催中の世界陸上に参加している選手のパフォーマンスは、 テレビを見ていると、プロポーションを含めて現実離れしている。 まして今日の3000mの試走では体験してはじめて知る中学生のスピードに、 オジサンの自分は、実感としてただタダ驚くばかりである。