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庄司コーチ、お別れはおやじギャグで。

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5月24日は山形県高校総体陸上の二日目でした。 やや疲れた表情の庄司コーチは、 東海大山形高男子陸上部のテント前にあるアウトドア用のイスにドッカリと座ると、 「きのうの1500mのレースは、どんな感じだったべぇ?」と。 レースの展開やラストスパートの様子などを、一通り説明しました。 で、庄司コーチは「オレ、肺炎になったんだず。まだ治んなくてヨ~」と、 ボソッとつぶやきました。 「ふつうの肺炎でねくて、マイコプラズマ肺炎なんだど~」 聞いていた田宮先生や滝口コーチは「なんだそれっ?」 「なんだがオレもわがんねんだけどよ~、そがにたいしたごとねーらしいんだず」 と話されていました。 普段より少しやつれた感じでしたが、 得意のおやじギャグは相変わらず冴えていて、 「先生がマイコプラズマだって言うがら~、 最新のプラズマテレビの話だと思ったんだず~。 マイコン制御のよ~」。 そんなギャグでみんなを笑わせて、 それがお別れのシーンになってしまいました。 庄司コーチはいつも穏やかで、 期待しているのに走れなかった部員には、 チョッとした反省点を話したあと、 「次はがんばっぺな」と言葉をかけていました。 よく話されていたことで印象深いのは、 「母親でなくてオトコ親が競技場へきて一生けんめいに息子を応援すっとよ~、 不思議と強くなるんだず~」 「三年生になっとよ~、毎年ひとりふたり急に速くなるんだず~。 やっぱりカラダもでぎできて、気持ちもせっぱつまっがら~」 東海大山形高男子陸上部にとって、なくてはならない存在・・・ おもしろくて優しい方でした。 三途の川を渡っている時でさえ、 船頭さんにオヤジギャグをかましているはずです。

ペース走(ペーラン)

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25日の夕方から、 一年生は2000mと1000mのペーラン。 2000mは5分50秒、その直後の1000mは3分切の設定です。 武田くん・吉田くん・渓太くんは、 中学校時の実績通りの走りでした。 特に武田くんと吉田くんは、スタミナもソコソコあるようです。 一年生はこれから体幹をきたえ、 バランスボールなどで股関節を柔軟にしてケガをしないような カラダ作りが大切です。 なんだかんだ言ってもケガで一か月間以上練習できないと、 その後の半年間は、以前のようなタイムで走れません。 2・3年生は平成国際大の前キャプテンだった星川先輩のリードで、 3000m:8分50秒、その直後の1000mは2分50秒切でのペース走です。 長いケガから復帰して気合の入った松崎くんは、 自己ベストの8分55秒。 桂太朗くんは9分3秒の自己ベスト。 伊藤寛太くん・西嶋くんも自己ベストですね。 直後の1000mでは大泉くんがガッツを見せました。 星川先輩のペースが速すぎて(2分47秒)誰も付けませんでしたが、 ダメモトで入りの600mくらいは競らないといけませんナ。 3年生は陸上に打ち込む時間も残りわずかです。 この一瞬に賭けて、ガムシャラにやってください。

山形県高校総体 陸上③

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きょうは県高校総体陸上の3日めです。 最高気温は18℃くらい、 風もほとんど感じない好コンディションです。 800mの準決勝では、 優樹くんがトップタイム通過です。 タイムは平凡でしたが、 決勝へ向けて良いステップになりました。 3000m障害(3000SC)では、 酒田南校の鈴木亮平くんのカンロク勝ち! この種目では山形県内でナンバーワンです。 インターハイに出場できるレベルでしょう。 東海大山形高の布施くんは、 自己ベスト?で予選通過です。 決勝ではズルズル下がらないでレースをリードできれば、 東北大会への出場も見えてきます。 2年生の菅原君もそれなりに良い走りでしたが、 まだ2年生なんだから結果を恐れず、 酒田南校の鈴木亮平くんを追い回すくらいのガッツがないとね・・・。 高岡朝日くんは昨年秋ごろの好調ぶりを維持できず、 失速気味・・・。 秋の駅伝シーズンまでに復調できるよう、 悔いのない練習を重ねてください。

山形県高校総体 陸上②

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きのうより暖かい一日となりました。 最高気温は20℃くらいなので、 暑くもなく涼しすぎることもないコンディションです。 5000-m競歩では、 安孫子辰哉くんがライバル山形南高の松田くんを抜き去って、 見事にウイナーです。 タイムも23分を切って歩き、 一年生時のモタモタした姿からは想像もできません。 競歩は今一つの人気ですが、 根気よく練習すればタイムはグングン伸びますし、 競歩部員は少ないので、 ほとんどの大会に正選手として出場できます。 45人と大所帯の東海大山形高・男子陸上部は、 約8割の部員が長距離部にいます。 長距離部は競争が激しいうえに、 主な大会に出られる部員は 一握りの速い者たちだけです。 ぜひ、 たくさんの良い思い出を作れる競歩部・中距離部へ 入ってください。 さて5000mでは、 才能に恵まれた大エース・森くんの独壇場でした。 山形県内の高校生では、 森くんを負かす5000m~10000mの選手はいません。 10回走れば、10回とも森くんが勝ちます。 レベルの高い東北大会でも、 うれしい誤算となるような走りも期待できるほど、 森くんのロングスパートは素晴らしいですね。

山形県高校総体 陸上①

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高校総体陸上一日目は、 男女の1500mを見てきました。 東海大山形高男子は、 一年生の菅野くん・2年生の本間くん・2年生エースの森くんの3人です。 3人とも順当に予選通過しました。 本間くんは復調の4分10秒で通過です。 決勝では、山形南高校の遠藤くんが横綱相撲で圧勝しました。 800mも得意とする遠藤くんは、 東海大山形高の森くんのラスト450mからのスパートにピタリとつけて、 ラスト80mで約1秒離す完勝でしたね。 末脚を爆発させてのレースを見せつけられ、 1500mではチョッと相手になりません。 負けた森くんは、 ゴール後にトラックを何度も手でたたいて悔しがり、 クールなイメージとは正反対のしぐさにグッときました。 ますます強くなる予兆ですね。 5000mでの山形県高校記録を持つ 竹内竜真くん以来の才能を持った森くんに、 日頃の練習のとき彼に迫るようなガッツを見せる部員が、 早く現われてくれることを期待してます。 他の部員にとって、 森くんといっしょに練習できるのは、 与えられた最大の幸運なんだから。。。

レッカー 新潟県境のトンネル出口にて

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「2.3トンのトラックで、荷物は1トンぐらい積んでます。 スペアタイヤの交換作業はお願いできますか?」との レッカーQQコールです。 現場は新潟県境のトンネル出口付近です。 交通量は少ないですが、 大型トラックはブンブン飛ばして作業車の脇をすり抜けて行きます。 トラブル車両は2トンの小型トラックだと思っていたのですが、 星さんとマナブくんの二人体制で現場に着いたら4トン車でした。 発煙筒を焚き、 レッカー車をトラブル車の後ろに配車して安全対策しましたが、 トンネル出口の作業はヒヤヒヤだったそうです。 タイヤはバーストしています。 ↓こちらのQQコールは、 「小型トラック一台分の道幅の道路で横転している軽自動車を、 お願いできますか?」 ホイールベースの短い中型レッカー車でやっと通れる道幅です。 積載車は急カーブの多いこの道では、 曲がり切れないため現場まで行けません。 クレーンで起こして4輪を接地させてから天秤棒を使い、 4点吊りして中型レッカー車の荷台に乗せて搬送。 けん引なら 狭い林道のような急カーブを曲がり切れません。 ここ2年ぐらいでこの場所へ6回目の出動です。 ありがたや~。。。

丸太を椅子とテーブルに

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レッカーQQコールもまばらになった4月半ばに、 クレーンで吊って軽トラで運んだカラマツの丸太を、 高畠町上和田にある青野製材所で 丸太椅子とテーブル風に作ってもらいました。 きょうはマナブくんと二人で椅子とテーブルを引き取りましたが、 思っていた以上にデカくて重い! 整備工場内や薪を置いている小屋に入れるとジャマくさいため、 ほとんど使っていない自宅の部屋でゆっくり乾燥させる予定です。 直径1m以上のカラマツ丸太から製材した一枚板テーブルは、 ネット情報では反ったり割れたりするらしく、 うまくいかなかったら割って薪にするしかないでしょう・・・。 ウチの玄関にいるゴールデンレトリバーの女の子は、 夜遅くになると居間にソロリソロリとやって来ます。 きのうはソファーに寝そべって枕を抱いて寝てました。

村山地区総体 ②

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予選の2日目です。 きのうよりはチョッピリ暖かくなりました。 最高気温は19℃くらいでしたが冷たい風のせいで、 きょうも体感温度は低い一日です。 昨年度の日大駅伝部キャプテンの森谷修平くんが、 応援に来てくださいました。 山形市役所の市民課窓口で、忙しい毎日を送っているそうです。 箱根駅伝の名門大学・日大でキャプテンとして部員をヤル気にさせ、 日大を復活の7位に押し上げた大人物です。 自身でもエース区間である華の2区にて、 各大学のトップ選手と競って区間9位のスバラシイ走りでした。 少しお話を聞いただけでも、 すみずみまで心配りのできるナイスガイです。 東海大山形高校の応援団として、 とても誇らしい気持ちになりました。 さて5000mでは森くんが15分7秒の一人旅。 4000mからのラスト1000mは2分50秒で決めました。 東北大会が楽しみです。 暑すぎない条件でケニア出身のランナーに4000mまで付いていく 積極的なレース運びができたなら、 期待を込めて14分30秒を切って走ると思います。 (400mx4)マイルリレーでは2年生の黒田くんが切れ味鋭い走りを見せ、 楽しみな選手になってきましたょ。

村山地区総体 ①

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村山地区高校総体予選の一日目は、 冷たい風の吹く寒い日になりました。 最高気温は17℃くらいでしたが、 薄手のダウンジャケットが必要なくらい冷たい風が、 NDスタジアムを吹き抜けていました。 5000m競歩では、辰哉くんが22分台の自己ベスト更新です。 1500mでは森くんが貫録の4分2秒で2着です。 一年生の菅野くんは先日の通信陸上で4分8秒で走っていましたが、 今回もガンバリましたね、4分12秒。 3000mSCは低調な記録でした。 昨年度は木村勇人くんが9分34秒のビックリTimeで一位通過でしたが、 ことしは皆さん10分切れませんでした。 インターハイはとてもキビシイでしょう。 これからは県高校総体→東北大会→国体予選とビッグな大会が続き、 あっという間に高校駅伝の季節になります。 後でもう一度とか、やり直しはできません。 後悔しないように、この短い時間を使い切ってください。

レッカー  山菜採り?

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サクラは例年よりやや早めの4月29日に散りました。 ゴールデンウイークはずっとずっと晴れ。 堤防や里山の木々は、そろったように芽吹いています。 連休中はツーリング中のバイクの故障や事故で、 レッカーコールは多いはずなんですが、 バイクはマッタク期待はずれ・・・。 5月7日は山菜採りに行ってサイドブレーキをかけ忘れ、 気が付いたら 乗って来た軽トラックはのり面に落車のレッカーQQコール。 「狭く凸凹の林道」の情報は無く、 クレーン付きのレッカー車で出動しましたが、 とうぜん進入はムリ! auのケータイは山奥で通じません。 お客さまのソフトバンク携帯電話をお借りし、 ウインチ付のパジェロとランクルの2台を呼び、 滑車でウインチワイヤーの角度を変えながら引き出し。 引き出し後、 お客さまはそのままゼンマイ採りです。 雨がずうっと降っていないので、山はカラカラです。 この山々でのゼンマイの盛りは、あと4~5日後だそうです。 ちゃっかり採り場を覚えましたよ。。。