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4月, 2019の投稿を表示しています

レッカー 長距離のプロ

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昨年もそうだったのですが、 大型連休と言えどもレッカーQQコールはパラパラです。 おととしのゴールデンウイークは忙しかったので、 その時の成功体験を引きずっています。 パチンコで「あの日は大勝ちだったよな」と、 いつまでも懐かしむのと変わらないですね。 ↓ 屋根のヒサシが出ていて、クレーンは使えません。 このままウインチブームを使うと、 上がるにつれてR部は振り子のように動いてしまうので、 他人様宅の給湯器やガス管をさらに損傷させます。 もう一台の小型レッカーのウインチで、 左後ろを抑えてからの引き上げです。 ↓ 運送会社から受けた仕事です。 当店で行っても事故や作業ミスの可能性も高いし、 何よりスタッフの負担を考えると・・・。 長距離名人ですべての奥義をご存知の、 坂本レッカーサービスさんにお願いしました。 神戸から白石市まで運んでいただきました。  約900㎞!を27時間ですよ。 下道で高速なしですから超人としか思えません。 威張らずおごらずの紳士でした。

レッカー 年号

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まもなく年号は変わりますね。 昭和36年生まれで平成13年にサラリーマン生活にオサラバし、 矢のように時は過ぎて行きました。 山形県西置賜郡飯豊町にある山形BMWの指定工場、 (有)リペアナガオカの長岡社長に http://r-nagaoka.com/index.html 「積載車が遊んでいるなら保険のロードサービスに 登録したら?」と 教えていただいてから約10年。 チンタラしながらも有能なスタッフに恵まれ、 楽しみながらレッカー業務を行っています。 これからはAIによる自動ブレーキや自動運転が標準になります。 ロードサービスの業務は大幅に縮小するでしょうけど、 その前に何か?をつかめればラッキーです。 昨日はトラック案件重なりました。 せっかくいただいた中型案件も、 ビジー状態で出動できませんでした。 ↓ キャビンの右側は立木に当たってダメになっていました。 ↓ 雨でスリップ? これが大型トラックだったら、 引上げはイロイロと苦労したでしょう。  ↓ 東北道のPAにて故障、岩手県までの牽引。  ↓ 台車は切り離していただいて、別ヘッドを手配。 ヘッドのみ牽引は、短いので好きです。  きょうから10連休、 平成ラストのトラック案件でしょう。

レッカー アンダーリフト

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だいぶ暖かくなって、 米沢ではサクラが散り始めました。 標高400m~1000mに多い 鮮やかな緑色の新芽をまとったブナの森は、 どの緑色よりもグッときます。 ↓ 新田鉄工製のJF4ブーメランリフトです。 並列配置された2本のシリンダーのみで上下に動き、 リフトを上げれば先端は大きく斜め上方向に動きます。 Tバーを固定しているピンを抜いたり入れたりするのが、 センチェリー製などと比べて面倒です。 でも構造がシンプルなので、 シリンダー片側からのオイル漏れが 8年間で1回あっただけ。 その他の不具合はありません。 ボディは架装後8年経ってますが 目立った錆はとても少なく、 良質な防錆架装技術だと感じます。 ↓ センチェリーのF3Tリフトです。 中型~大型空車まで受けましたが、 長いホイールベースの4㌧シャシーのおかげで、 ブレーキの効き以外は不満ありません。 F3T リフトはそこそこ厚いのですが、 伸ばすほど下方にしなるような動きをするため、 慣れてくると簡単にレッキングできます。 動きも上下/チルト/伸縮すべてがスムーズで、 速過ぎず遅すぎず良いフィーリングです。  増㌧でホイールベース短めのシャシーに架装したら、 ブレーキも効きそうですが・・・。 ↓ タダノTW100 の先端油圧チルト改造リフトです。 なにせ厚みがありすぎて、 ブーメランのアクスル受けリフトと比べると、 作業時間は早くても倍かかります。 見た目通りごつくてオーバースペックの造りですので、 安心感はピカイチです。 また地味なことですが、 チェーンやレバーブロックでの固縛は ダントツにしっかり早くできます。  ↓ 先端がアクスル受けになっているWW製 ブーメランリフト大型用です。 アクスル受けなら間違いなく最速の装置です。 センチェリー製の1140と、 新田鉄工製の先端アクスル受けブーメランリフトの 両方を所有している社長さんは、 「アクスル受けでブーメラン使ったら、 ほかのリフトは使う気にならないよ」と よくおっしゃっていますが、 なんとなく自分もそう思います。  なんだかんだ

レッカー トレーラーブレーキ

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当店の大型レッカー車はH2年とH4年式です。 30年も使われてきたトラックなので、 フレームやボディーはそれなり以上にサビています。 ↓ WW製のブーメンアームが装着された三菱トラック/グレートは、 フレームがグズグズに腐りかけています。 2台とも現在は車庫入り娘なので、 サビの進行はやや抑えられているはずですが・・・。 レッカー装置付きの大型新車はざっと5000万円以上なので、 夢見るだけで満足です。  このグレートにはトレーラーブレーキが装備されていますが、 使い方もわからずほったらかしにしていました。 でもたまにフルトレやセミトレの故障牽引時に、 下り坂ではブレーキ甘くて冷や汗かくため、 猪苗代名人に http://www.hoshi-j.co.jp/pc/ カプラー付きホースを作っていただきました。 そのついでにアチコチのエアー漏れを部品交換で直していただいたので、 なんか少し新しいクルマになったような気分です。 ↓ 買取業者さんからの依頼。 フロント左側 はフレーム損傷大。 同じ買取業者さんから1000㎞超の牽引依頼ですが、 定価でいただく仕事じゃありません。 ビミョーなうれしさです。

広州市

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中国旅行の二日目は、 佛山市から広州市に移動がてらの観光です。 ↓ トラクターのエンジンを積んでいるような?小型ダンプです。 軽トラダンプの兄貴のようなサイズ。 キンキンキラキラのビル街だらけの近くで、 ひっそりとたたずんでいる古い家。 味わいありました。  ↓ 佛山市にて。  ↓ 人口1000万人以上の広州市のど真ん中にある高級ホテル。 この近くのパーキングエリアには、 ランボルギーニのSUVウラカンやポルシェのカイエン、 LEXUSのSUVなどがゴロゴロありました。 ホテルのエントランスの付近には、Mベンツのマイバッハも。  金持ってるぜ~ッと肩で風切って歩いている人々も多く、 メイン道路ではクルマのクラクション音だらけ。 人種もイロイロ、上半身裸で歩いている人や着飾った人々など、 ゴチャゴチャの裏通りは良いことも悪いことも 入り混じった状態です。 ↓ こんな電気配線?がまかり通るのが 中国そのもの。 法令順守なんて言葉は死語でしょう。  いまの日本はコンプラだらけでつまらなくなっています。 中国は 良いも悪いもすべて飲み込むようなエネルギーにあふれたクニです。

レッカー 中国製

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ガヤガヤと入り乱れてうさん臭い雰囲気の大国、 中国への弾丸ツアーに行ってきました。 広東省の広州市は、 この時期でも半袖/短パンスタイルでOK。 香港とマカオにとても近いところで、 気候は亜熱帯だそうです。 ↓ 広州市の空港です。 天井はバカみたいに高く、 お金をかけた感じアリアリの大空港。 テロが多いのか?犯罪の未然防止なのか?、 飛行機を降りて空港の外に出るまでのチョッとした道のりの中で 3回ものX線検査と、1回のボディタッチ。 ボディタッチと言うより触りまくられます。 中国語は見ても聞いてもわかりません。 ニーハオとシェーシェーだけ覚えてきました。 ↓ 旅の目的はレッカー装置製造会社の見学です。 ここユンハイ社 では、 年間3000台の装置を各種トラックに架装しているそうです。 工場敷地内は自転車で移動しないと日が暮れるぐらい広く、 数十台のレッカー車が架装中でした。 ↓ この短めの積載車は、 スライドボデイの最後尾から油圧装置により 導板が出てきます。 乗り込み角度は10度前後です。 5度前後ならすぐにでも発注したいぐらい コンパクトな積載車です。  ↓ Japan向け小型旋回ブームです。 日本向けは 発注元のレッカー業者でそれぞれ仕様が異なるため 大量生産できず、 工場の片すみにある専用ラインで制作されています。  日本のようにコンプライアンスで ガチガチ/チマチマした国とは正反対の、 ガチャガチャして何でもアリな 魅力にあふれたトコロでした。

レッカー 珍しいね

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東北道の本線上ではガス欠の出動コールもよくあります。 不思議なことに?燃費が良いハイブリッド車の ガス欠出動もたまにあります。 プリウスのガス欠案件では、 「ガソリン入れないとダメなクルマだっけ?」とおっしゃった、 なんとも言いようがないお客さまも・・・。 ↓ 小型乗用車が縁石に乗上げた事故現場です。 オートマオイルとエンジンオイルの全量が漏れて、 オイル処理剤が足りなくました。 別のスタッフから追加で処理剤を届けてもらいました。  ↓ 電柱へ衝突した単独事故です。 根元から折れている現場はよくあるのですが、 途中から中折れしているのは初めて見ました。 かなり珍しいですよ。  暖かな日々が戻って来ました。

レッカー 4月3日の早朝まで雪

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4月2日の深夜から3日の早朝にかけて、 またもや季節外れの積雪です。 スタッドレスタイヤから 夏用ラジアルタイヤに交換された方々のトラブルも 目立ちます。 山岳道路は軒並み圧雪/凍結で、 真冬の現場と変わりありません。 脱輪や落車、スリップ事故に横転、 何でもアリです。 深夜から朝方までは忙しかったのに AM7時頃から太陽のヒカリが降り注ぎ、 AM10時過ぎはパタッとQQコールは途絶えました。 アッと言うまに融けたから・・・。

レッカー 季節外れの雪

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4月1日と2日は朝方に雪となりました。 山間部では少しだけ雪が積もり、 今まで行ったこともないような人家の無いところでの トラブルも数件ありました。 ↓ 山間部で初めて通った道。 滑りやすくて道路幅は狭いため、 サクサク作業とはなりません。 ↓ ここも初めて来た道。 早朝です。 凍結すると繰り返し事故が起きる山間部の国道。 いまは4月3日の午前2時。 道路は圧雪で真冬のような景色です。