第51回 山形県冬季ロードレース
この冬で一番強い寒気が日本海側に降りて、 日中の最高気温もマイナス2℃と強烈に冷え込む山形市で、 第51回 冬季ロードレースは開催されました。 一般・高校男子10kmのスタート地点になっている上山市では、 路面は圧雪・凍結状態です。 歩いているときでさえツルツル滑る路上で、 本当にレースをするのかと感じていましたが、 主催者側は中学生3km・高校女子5km・一般と高校男子10kmのレース すべてを時間通りに行いました。 10kmロードレースでは、 スタート地点から3~4kmのところまで圧雪状態でツルツル路面です。 残り3kmの場所でデジカメを構えて待っていたところ、 優勝候補筆頭の竜真君は先頭集団の4人を引っ張り、 スパートの機会を伺っていました。 レースは残り1kmちょっとの地点で、 竜真君がバツグンのスピードで後続を引き離し、 2位の山形中央高の真也君に12秒の大差をつけてゴールしました。 優勝することが当たり前と思われている竜真君は、 その通りにブッチギリで勝ちました。 インタビューで「山形県の皆さんに応援していただけるような選手になり、 進学する東京農業大学では、箱根駅伝で優勝したいです。」と チカラ強く話しました。 素晴らしい優勝インタビューで、彼のフトコロの深さを感じます。 東海大山形高校出身で、初の箱根駅伝区間賞の名誉を!