佐久長聖高校 長沼大智くん
全国高校駅伝・都大路で長野県代表の 佐久長聖高校は、久しぶりの表彰台となる準優勝です。 3年前の秋ごろ、 当時米沢市立第四中学校の3年生だった長沼大智くんを、 ご両親を通じて東海大山形高校陸上部へ入学していただけないか?と チョッピリ勧誘したことを思い出しました。 長沼くんは高校駅伝の名門校、 長野県の佐久長聖高への強い思いを持っていて、 どうしてもそこで陸上の長距離をやりたいと、 高校一年生から単身の寮生活を選びました。 1~2年生の秋口まではケガなどの影響もあり、 中学時代には全国トップクラスだった素質を、 開花できませんでした。 でも2年生の冬前からタイムは伸び始め、 3年生の秋には5000mを14分08秒で駆け抜ける実力を 見せつけました。 雪深い米沢の地に生まれ、 米沢ジュニア陸上クラブの田島先生と二人三脚で素質を磨き、 駅伝の名門校・佐久長聖の3年生で都大路の4区を任され、 準エースに恥じない走りでチームを助け、 これ以上はない喜びの準優勝です。 お父さん・お母さんはかわいい息子を15歳から長野県に出して、 ご苦労やご心配されたと思いますが、 こんな素晴らしい結果が待っていたなんて、 最高のビックリですよね! 3年ちょっと前のアノ時に東海大山形高校へお誘いしたことを、 チョッピリ恥ずかしく思うとともに、 この準優勝チームで区間5位の力走をした大智くんに、 心からお祝い申し上げます。