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12月, 2008の投稿を表示しています

どぶろく

3日間吹雪と共に寒い日が続いたあと、 晴れの日と雨の日があって、 今朝は朝から雪が降り、辺りは一面真っ白になっている。 朝5時半ごろ自宅前の道路を除雪車が行き来する。 その大きなエンジン音につられて外に出て、 この冬5回目になる雪かきをする。 雪が降りつもり根雪になると、 朝晩は巨大な冷蔵庫にすっぽり包まれたような寒さになる。 12月31日のきょうは、飯豊山のふもとの中津川岩倉部落に住む、 どぶろく作り名人のTさん宅に、 片道一時間の道のりを経て15本のどぶろくを引き取りに行く予定で、 一年ぶりに出会う名人のどぶろくの味が恋しく、待ち遠しい。

吹雪

12月26日27日と,この冬ではじめての吹雪となり、 ようやく米沢らしい、寒く雪の舞う冬に戻った。 待ってましたとばかりに多くの除雪車は、 灯火に吸い寄せられる羽虫のように、 あちこちの道路上を頼もしげに、 せわしなく行き来する。 今朝も5時前にタイヤチェーンを装着し、 ガチャンガチャンと大きなロードノイズと共に、 自宅前の道路に現れたブルドーザーの様な除雪車は、 昨晩降った30cm弱の雪を、事も無げに除雪する。 その通ったあとの道路の両脇には、うず高い雪の塊が出現する。 1時間かけて自宅前と、工場の出入り口の雪片付けを終えた。

都大路

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京都の都大路を駆け抜ける第59回全国高校駅伝の男子は、 佐久長聖高が実力の差を見せつけ、ぶっちぎりで優勝した。 我が東海大山形校は、県の予選大会の記録を2分あまり縮め、 38位でゴールした。 3年生でチームをまとめてきた土屋キャプテンは、 レース後のインタビューで、 「キャプテンとして皆に厳しくしてきたが、付いてきてくれた。  チームが自分を大きくしてくれて、支えてくれた。」  と話した後で、大粒の涙を流したようだ。 都大路の全国高校駅伝を体験した選手やサポート部員は、 得がたい経験を積んで帰り、一皮むける。

第59回 全国高校駅伝

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4人乗りと言っても、リアシートは小学校低学年までの 小さい子が座るのに適しているぐらいの狭さ。 中学一年生の子供とカミサンと自分とその荷物で、 この狭苦しいポルシェ993C4Sは、さらにギューギュー詰めになる。 真夜中のAM2時45分に家を出発し、 高速道深夜割引の適用するAM4時ギリギリで、 磐越自動車道の会津若松インターのETCゲートをくぐる。 新潟から北陸自動車道に入り、 富山県の立山インター付近で進行方向左手に見える、 急峻な立山アルプスは、 朝日を浴びる直前に輝きを増し、 その稜線を浮かび上がらせている。 富山県~石川県~福井県と高速を飛ばし、 滋賀県の米原ジャンクションから名神高速道に入ると、 急に交通量は増えて走るスピードはガクンと落ち、 MAX100Km/hしか出せない。 京都東インターで高速道を降りると、 ETC深夜割引適用で料金は片道わずか6350円。 そこから約8Kmの京都祇園ホテルに着くまで、 自宅から8時間半のドライブだったが、 抜群の高速安定性と強力なブレーキ、 エンジン回転3000rpmを超えた辺りから咆哮する、 いつまで聴いても飽きない良い音楽のようなエグゾーストノート、 3人の弾む会話で、疲れの少ない楽しいドライブになった。

全国高校駅伝

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12月21日に京都市で開催される全国高校駅伝に、 山形県代表として参加する東海大山形高校男子陸上部は、 12月13日から埼玉、静岡、そして京都で合宿している。 父兄の応援は競技前日20日のAM3時半に、 学校からバスで出発し、 開会式を見学しその後一泊、 翌21日は応援観戦後にバスで戻る強行日程だが、 久しぶりにポルシェ993C4Sに乗りたくて観戦ツアーを断り、 カミサンとロングドライブすることにした。 エンジンルームを開け、エアクリーナーを清掃し、 エンジンオイル交換9L、純正アルミ付タイヤを脱着し、 タイヤ空気圧調整後にトルクレンチでナットの締め付けをし、 ボデー洗車後にCPCコーティングメンテナンス剤を塗りつけた。 米沢市から京都市西京区まで720Km、 はてさて何時間の旅になるのか?

米沢ラーメン

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米沢市南東部、吾妻山のすそ野にある関根地区に住むお客様に、 雪道を走るためのスタッドレスタイヤを納品し、 そのついでに前から気になっていた、 関根駅前のさつき食堂に寄る。 昭和30年~40年に建ったような、良く言えば昭和レトロ、 俗に言うボロい外観のそのラーメン屋さんでは、 75歳前後とおぼしきおばあちゃんと、 その娘さん?の2人が、テキパキと厨房を切り盛りしていた。 何はともあれオーソドックスな中華そばを注文する。 レトロな外観に似合わず店内は小奇麗で、 厨房内の2人は、白く清潔な割烹着が良く似合う。 椅子に座り、置いてあるマンガ本を読み始めて間もなく、 細い縮れ麺の上にシナチク、チャーシュー、ネギが載った、 あっさりしたしょうゆ味のラーメンが運ばれてきた。 早々にラーメンをすすり、外に出て店を眺めると、 子供の頃の風景を思い出す。

全国高等学校駅伝

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12月も中旬になり、寒くなってしかるべき時節なのに、 朝晩とも気温はプラスで、水たまりに氷すら張らない。 もちろん雪はすっかり融けてなくなり、 路面は乾燥している。 京都で12月21日に行われる全国高等学校駅伝競走大会には、 山形県代表として東海大山形高校が出場する。 持ちタイムで順位を予想すると、どん尻に近い40位以降だが、 参加する部員にとって生涯記憶に残るだろうから、 サポート部員を含め、楽しんできて!

平成鍋合戦

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山形市内中心部にある、 あかねが丘陸上競技場は改修中のため、 東海大山形高陸上部や山形市内の高校陸上部は、 土曜日曜の練習は、やや離れた天童市内の、 総合運動公園内の陸上競技場で練習している。 送迎で朝10時過ぎ総合運動公園に着くと、 サッカー場が7~8個入るほど大きい駐車場は、 満車近くになっている。 車を停め公園内をウロウロすると、 小さな屋台がたくさん出店し、 道行くところいい匂いと、多くの人々で満ちている。 第14回平成鍋合戦と書いたノボリ旗が、あちこちに立っている。 http://www.ikechang.com/pot/14th/result.html 匂いに釣られ3軒の店でそれぞれの汁を、 1杯300円~400円でごちそうになる。 時折雪混じりの寒さの中、人気の屋台では、 午後2時過ぎまで順番待ちの人々の列がとぎれなかった。

保呂羽堂千眼寺

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臼と杵でつきあげた餅は、 電動餅つき器で出来上がった餅と比べて、 歯ごたえがあり、喉ごしも良い。 今年の12月4日は、 お世話になっているF保険会社とM保険会社の転勤族の方々や、 支社の社員の方々を誘い、つきたての餅を食べていただいた。 所用で米沢市に来ていた東京在住の写真家、渡部さとる君は、 高校時代の友人の我妻さんとフラリと現れ、 シロウトから見ればもはや骨董品と思われる銀塩フィルムカメラで、 保呂羽堂千眼寺の裸もちつきをバシャバシャ撮っていた。 http://www.satorw.com/ 写真家の彼いわく、 デジカメは撮った被写体をモニターですぐ確認できるが、 フィルムカメラは、 現像するまでどう写っているかわからないから良い。 またフィルムカメラで撮った写真には、 デジカメには無い空気感や雰囲気もあり、 見た目より良く映るそうだ。 そう言われてみると、 写真の良し悪しはほとんどわからない自分でも、 すみずみまで写り過ぎない銀塩カメラの特徴は、 contaxのプラナーレンズで味わったような気がした。

餅つき 

毎年の事だが、12月4日は朝4時半ごろ起きて、 歩いて3分の保呂羽堂千眼寺で行われる、 通称ハダカ餅つきに参加する。 大木をくりぬいて作成した、 直径1m前後の臼3つに蒸かしたもち米を入れ、 我々つき手が杵を持って臼を囲み、 昔から歌われている、ねり歌、突き歌、 揚げ歌を歌いながら餅をつく。 蒸けた粒々のもち米は、30分後には耳たぶほどの硬さの、 しっとりした感触の餅になる。 http://www.yamagata-net.jp/usr/akiba188/waiwaikouza2005/page/A0001.html 20代前半からお手伝いさせてもらって20数年、 今年はつき手として参加する最後の年となる。

山形県長距離記録会

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11月30日に天童市に在る総合運動公園、 通称NDスタジアムで陸上の長距離記録会があり、 朝7時半に送迎がてら出かける。 冷たいみぞれ交じりの雨は降ったり止んだりで、 じっとスタンドでレースを見ているだけで、 寒さで体は棒のように固まる。 レースを終えた選手の手先は、 しもやけのようにピンク色に染まっている。 夕方4時に解散した子供を乗せ、競技場を後にする。 その足で近くのラーメン店で熱い麺をすすったら、 寒さで底冷えしたカラダもすきっ腹も、ようやく温まる。