パチンコ、競馬、マージャンなどのギャンブル、 株取引、為替証拠金取引などのハイリスクハイリターン商品、 下手の横好きで、かつバク才の無いことは、すべて体験し損しているから 良くわかる。 それでも運気のよかったわずかな期間に、真空管アンプ用として、 衝動買いした真空管の中には、復刻されたウエスタンエレクトリックの WE300Bも有った。 http://209.85.175.104/search?q=cache:khC_cEHbBygJ:www.kit-ya.jp/blog/index.php%3Fmonth%3D200610+WE300B&hl=ja&ct=clnk&cd=8&gl=jp&inlang=ja 先日サンバレーさんから求めたSV-86Bは、 Prime300Bプッシュブルモノラルアンプで、 その片チャンネルにWE300Bを2本差し替える。 WE真空管は、アンプに鎮座しているだけで、それだけでカッコイイ。 WE300Bと標準仕様のPrime300Bを、 クオードのESL63proにそれぞれ接続し、 ヘレン・メリルのモノラル録音盤にて (ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン) 比較試聴する。 写真に例えると、Prime300Bはすみずみまで見通しよく、 周辺光量落ちのないデジカメプリント。 WE300Bは、リバーサルフィルムのように色数が多く、 肉眼で見たように写る再現性。 スポーツカーに例えると、Prime300Bはランエボ、インプレッサWR-X、 スカイラインGT-Rのように ,誰が乗ってもとてつもなく速く走り、 故障もすくない日本製ハイコストパフォーマンスカーのよう。 WE300Bはポルシェ911シリーズのようで、911は市販車でありながら すぐレースカーとして サーキットを走行可能で、 オーバークオリティーと呼べるほどのブレーキ性能を誇る車、 そして 値段はべらぼうに高いが、心底ファン・トウー・ドライブ、 運転していて楽しい車のよう。 でも小音量で聞き比べると、どちらも同じ。 またアンプやスピーカーを換えたときほどの、 ドラマチックな変化はないょ。 WE300Bは手に持ったときの質感と、 アンプに鎮座してブルーの光彩を放っている麗しさ、 なんだかんだ言ってもサイコーなんだよね。