レッカー レッカー車製作 本職よりスゴイ
稲刈り前の山間部の国道で、 荷物満載のトレーラーが↓・・・。 トレーラーのオーナーさんも現場にかけつけ、 荷物を降ろさないでこのままの状態で作業するようにと、 強いご要望がありました。 50㌧のラフタークレーンと、 タダノの大型クレーン付レッカー車での作業です。 いつもの名人は26mmワイヤーの新品2本を玉掛けに用い、 台車の後側を50㌧ラフターで吊上げて路上に戻します。 フロントは大型レッカー車のウインチをトリプルにして 引っ張りましたが、 なぜかいま一息のところで上がってきません。 よくよく確認したら、 フロントの下回りに大きなコンクリートブロックを 抱いていました。 それでフロント部をOC-16と 50㌧ラフターのブームを後方から伸ばし、 共吊りしてやっと上げました。 荷物満載トレーラーの横転寸前脱輪は、 荷を降ろさないとダメなことが良く理解できました。 手伝っていただいた猪苗代名人の工場に 後日伺ったら、 スゴイ仕上がりの大型レッカー車がドカーンと。。。 自社でボディーを製作され、 外板はすべて分厚いステンレス鋼板です。 あまりに精度の高いフィニッシュなので工場を ウロウロしたら、 大型のベンダーからでかいシャーリング装置、 溶接機などは何種類もあります。 明日にでもレッカー車製作ができる工作機がゾロゾロ、 仕上がりはJ南かと見間違うくらいの精度です。 たまげましたね~。