クリの木
畑をはさんで西側の隣家には、
直径1.2mほどのクリの木がある。
数年前から新芽も出なくなり、枯れて倒れそうになっている。
きょうの朝早くから、その枯れ木からコンコンコンと
リズミカルな音がする。
キツツキが枯れ木の中に居る虫を、誘い出しているのだろう。
近くに寄ってクリの枯れ木の根元を見たら、
なんと小さな黒マイタケがある。
腐れ気味だったが、2つに割ると白い身はぎっしり詰まっていて、
香りもすごく良い。
さっそく腐りかけの部分を切り落とし、マイタケごはんにすると、
奥深い山々で採ったマイタケより香り立つ。
一日かけて、幸運ならやっと見つける奥山のマイタケ。
歩いてすぐの隣家の枯れたクリの大木に出たマイタケ。
どちらも同じ天然マイタケだが、
きょうはサンダル履きで採れてしまった。
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