ベーダー駅伝

22年11月23日の祝日には、米沢市でベーダー駅伝大会が行われます。

わが東海大山形校陸上部も、例年通りエントリーしています。
全国高校駅伝に出場予定の主力級のメンバーは
日体大記録会に参加していますので、
今回のベーダー駅伝メンバーは影の主役で臨みます。

華の一区は米沢第二中学校をスタートし、
小野川温泉入り口までの8.4kmです。
2年前は当時一年生だった現キャプテンのT也くんが
区間記録並みの好タイムで走りきり、将来の活躍を予感させました。
だらだらと登る区間で、
残り2kmはスピードとココロの強さを試される区間です。

2区は小野川温泉から関部落までの全区間でもっとも短い6.0kmですが、
ここで良い走りをしないとトータルのタイムや順位に大きく響きます。
昨年はM人くんがビックリのタイムで駆け抜けました。
彼はこの頃からロードの鬼だったんですね。
このレースでT宮監督の目に留まり、今では欠かせない主力です。

3区は関部落から白布温泉までの、
TVで見る箱根駅伝5区のような強烈な登り7.8km区間です。
昨年はH人くんが蒸気機関車のような力強さを見せ、
区間上位(高校生部門は1位)で登り切り、能力の高さを見せました。
今はいま一つの調子ですが3年生の秋までには、
デビューレースのベーダー駅伝のように、
強烈な印象を我々に与えてくれるでしょう。

4区7.8kmは強烈な登りの裏返しの区間で、
下るスピードにブレーキをかけないクソ度胸のみが、
この区間を走る上でのツボです。
過去2年間はこの区間で全力を出したとは言い切れず、
ナカナカ実力を発揮できませんでした。
今年こそ速度無制限で勢いにまかせて走りましょう。

5区は最長9.3kmのダラダラと下り坂の多いロケーションで、
舟坂峠からゴールの米沢2中までの区間です。
馬力はそんなに必要とされませんが、
過去2年は潜在的なスピード能力のある部員が配置されています。
ここを区間上位で走り終えたならば、
確実に将来の県高校駅伝の正メンバーとなるでしょう。

少ないチャンスをいただいた選手には、
チカラの出し惜しみだけはしないでいただきたいと願っています。

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