レッカー 車庫に入っていた2台のクルマも



きのうの20時ごろ、
「民家の車庫に飛び込んだクルマは、
フロント部分が車庫に突き刺さっています。
引っぱって出てくるかどうか?ですが、出動可能ですか?」と
保険会社さんよりQQコールです。

久しぶりにやりがいのあるシゴトだなァ~と出動。
近所のトモダチMさんに小型レッカーの運転をお願いして、
自分はクレーン付き積載車で向かいます。

路面は凍結してスリップしやすく、40km/h以下のノロノロ運転で現場へ。



大型のRV車は、他人さまの車庫の側面にドッカ~ン・バキバキ。
車庫の中にあった2台の車もベコベコに凹み、ケッコウな損傷です。

車庫の修理と保管していた2台のクルマの賠償で、 
対物保険の支払いは250万くらい?




LED点滅矢印板や三角停止板で安全対策し、さっそく作業に入ります。
RV車のリヤフック左右にそれぞれウインチワイヤーをセットし、
ウインチブームを伸ばして斜め上方から引出しますが、
マッタク後方に出てきません。

よく見たら左前タイヤは車庫の基礎に引っかかっているし、
右前部は固い雪に乗り上げてカメノコ状態です。

中型積載車のクレーンで吊っても動かずダメ。

レッカー車の位置を変えて、
右後輪側のフックにウインチワイヤーを掛けて、
車体の向きに対して直角方向に引っぱります。

アウトリガ―を張っていた総重量6トン弱の小型レッカー車ですが、
ウインチを巻き上げると滑りやすい路面で踏ん張り効かず、
ズルズルとRV車に寄っていきます。

ダメモトで滑車を使ってダブルラインにして引っ張ったら、
メキメキ・バリバリとイヤな感じの音と同時に、
左前タイヤは車庫の基礎コンクリートを乗越えて出てきました。

雪を掘ったり車庫の散乱物を片づけたりしながら、
迷ウインチワークも重なって、作業時間は80分もかかってしまいました。

はじめにハンドルが直進方向を向くようにラッシングベルトでシートに連結し、
角材で段差を少なくしてから引き出したら、
左前タイヤは基礎に引っかかるコトもなくアッサリ終わっていたかも?

次に同じような案件来たら、こんなにヘタクソな作業は卒業・・・。



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