水害 南陽市役所陸上部

山形県南陽市内を流れる吉野川からあふれ出た泥水は、
低いところにある住まいの床上まで侵入しました。

友人の和田くんは2tダンプに乗り、
自分は除雪とレッカー作業に使っているホイールローダーを積んで
現場に入りました。
床上浸水した住居は、
ボランティアの方々が清掃やゴミ・泥だしを行い、
テキパキと片付けて下さいました。

道路や駐車場、玄関先などは泥だらけです。
夕方近くまでに2tダンプ10杯分の泥を回収しました。


おもに知人の建物の周囲を片付けしていたら、
「保険に入っから、息子のクルマ。9月に切れっから!」と、
棚からぼたもち・うれしい誤算です。



50年に一度と言われる吉野川の氾濫は、
去年もありました。
2級河川である吉野川の管轄は、山形県河川課です。
県はどんな対策をするんでしょうか?

ところで山形県陸上界にとって、とても残念なことですが、
南陽市長の塩田さんは落選となりました。
県内外から箱根駅伝を走ったことのある有力ランナーを集め、
ニューイヤー駅伝に出られるくらいまで南陽市役所陸上部を強化し、
マスコミを通じて南陽市の知名度を上げてくださいました。

全国的にはまったく知られていない南陽市でも、
駅伝を中心とした陸上関係者は「南陽市陸上部と南陽市」について、
とても良く知ってらっしゃいます。

また駅伝に関心のある日本全国の方々が
南陽市陸上部をネットで検索すると南陽市のホームページにリンクし、
南陽市の特産品であるブドウやラフランスやワインのこと、
観光事業や赤湯温泉旅館にとって、大きな宣伝になっていました。

新市長の方針では、陸上部の強化は続けない方針です。
せっかく県外から「南陽市で走りたい」の一心で加入した
職員(部員)の何人かは、南陽市から去っていきます。
また有能な高嶋コーチは、かなりビミョーな立場になってしまいます。

新市長がこの無形財産を残そうとしないなら、
次回選挙での票を失うことになり、
また「全国的にまったく無名な南陽市」に逆戻りですね・・・。


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