CB1000




今から13年前のビッグバイク、ホンダのCB1000SFは、
400ccクラスの車体を見慣れた目には、 ひと言「デカイ」。
昨日、買取した走行9000Kmの極上車である。

恐る恐るシートにまたがり、バイクスタンドを左足で跳ね上げ、
スターターボタンを右手親指で、押す。
ンジンはすぐ始動して、モリワキカーボンマフラーから、
ややラフなアイドリイングで、野太い音を、響かせる。
左足先で、ギアを軽く踏み込み、一速に入れ、
静かに左手のクラッチを緩め、右手のアクセルをほんの少し開けると、
重い車体は、のっそりと動き出す。
400ccクラスのバイクと比べて、重くて取り回しは楽でないが、
はるかにどっしりと安定している。
梅雨明けの雲ひとつない青空と相まって、
オープンクルージングは、暑い夏に、ピッタリだ。

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