ミズナラ




残してきたマイタケの、小さいカブが気がかりで、朝6時に子供と山に向かう。


雨は、ずいぶん長い間降らないため、
残していたマイタケも大きくなっていない。
そのミズナラの巨木の裏側に、
木の葉に隠れた大きなマイタケを娘が偶然見つけた。
巨木の根っこを踏まないようにして、マイタケの生え際に、
右手でそっとチカラをかける。


ようやくブナやミズナラの葉もやや黄色に染まり、
例年の秋らしくなって来た。

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