古い型の除雪機、アサヒ-SH110の整備を依頼され、
除雪機の整備はお手の物と豪語する当店の星さん。
さっそく作業に取り掛かる。
エンジンオイルの取替え。
オイルフィルターはもう何年も交換されていなくて、
錆びで表面はボロボロ。
エアーフィルターは真っ黒で、
このまま使えばエンジンブローは必然。
ミッションオイルは酸化して白濁している。
オーガーギアオイル取替え。
ベルトカバーのボルトは折損していて、
そのボルトを抜いてから代替ボルトで固定。
ブロワー用ベルト3本、
走行入力側1本、走行出力側1本、
ファンベルト1本取替え。
キレツ、およびベルト伸びなど損傷有りまくり。
ベルトをすっかり取りはずしました。
油圧ポンプベルトはまだまだイケテましたので、
交換しません。
5本の新品ベルトを装着。
見た目もパフォーマンスも向上します。
オーガーハウジング下部取り付けボルト折損。
壊れたボルトを抜きました。
焼きいれしてあるヘキサゴンボルトで、締め付け完了しました。
その他操作系レバーの遊び調整、
炭酸ガス溶接機によるシャシー各部の補強、
シャシー高温高圧洗浄しました。
約2日間の作業となりポンコツ寸前の大型除雪機は、
見違えるような性能となりました。
コメント