関越トンネル

青梅市の英オートサービスからの帰り道は、

慣れた東北道では眠くなりそうなため、

圏央道から関越道へ入り、北陸道、磐越道を通り、

会津若松インターで降りることにする。

関越道を通るのは20年ぶりで、前回の記憶は、

いつまでたっても出口の見えないほど長い、

関越トンネルしか覚えていない。

気分的には、初めて通る道と同じで、ワクワクする。

関東平野から群馬県の、高崎インターまで走ると、

周りには高い山々が見える。

何人もの首相を輩出した群馬県は、

どんな県民性なのかと思いながら120km/hで流し、

赤城高原インターでガソリンを入れる。

ゆっくり走ったおかげで、燃費もよく、

リッターあたり9kmの計算になる。

普段は平均140km/hで走り、約8Km/hの燃費なので、

3600ccの空冷高出力エンジンにしては、充分すぎるくらいだ。

会津若松インターから国道121号線を経て、米沢市に帰る。

青梅市から米沢市まで、約440kmの道のりで、

東北道経由より100kmも遠回りだった。

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