十部一峠
山菜採り用としてダム湖に運び込み、
木にくくりつけていたゴムボートを引き取りに、
オジサン4人組は朝4時に集合し、7時前に肘折温泉に着いた。
朝7時から10時までの肘折名物、朝市を4人そろって見学する。
トマト、キュウリなどの地物野菜、乾燥ゼンマイ、ミズナなどの山菜、
塩漬けしたキノコ、蒸して乾燥させたサルノコシカケなどのキノコ等が、
開湯1200年と言われる小さな温泉街の狭い路地に、
かごに入ってズラリと並び、地元のオバちゃんが湯治客相手に商売している。
ブラブラ見学したあと、そこから車で15分の、ダム湖へ向かった。
2そうのボートを積み込んで、肘折温泉でサッパリと汗を流し、
大蔵村から寒河江市へ抜ける十部一峠を経て帰ることになった。
初めて通るこの道は、ところどころ未舗装の砂利道でガードレールも少なく、
脱輪すれば谷底にまっさかさまに落ち、確実にお陀仏になる場所もあるが、
なんと国道で、458号線と看板にある。
PM2時に先輩の玉ちゃんの会社へ着き、
ボートやその付属品に付いた泥を洗い落とすと、
今シーズンの楽しかった山菜採りも、終わりを告げた。
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