カラ梅雨

米沢盆地は連日30度を超える真夏の暑さに見舞われています。

温度の上がる日中では、草や木の葉は暑さのせいで、
ややしおれている様に見えます。

標高800m前後の山々を歩いても、沢沿いは爽やかな風が吹き渡りますが、
ヤブの中は腐葉土からの湿気が舞い上がり、
ちょっとしたサウナ並みの暑さで、
立っているだけで汗はにじんできます。

ブナの巨木が林立している場所は、下草が無くて風通し良いため涼しく、
飛び交う虫と腐葉土を這う蜘蛛や毛虫等を気にされない人にとって、
お気に入りのスポットでしょう。

また日陰になっている小さな滝の傍に立つと、
毛穴にしみこむような涼しさと癒しのセセラギ音で、
カラダの中から悪い虫が出て行ってしまうような感覚になります。

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