レッカー クレーンでの脱輪引き上げを教わりました。
毎日ジメジメして暑いですが、
ようやく梅雨らしい曇り空と雨の日々です。
ジリジリと夏のように暑かった6月から比べると、
レッカーQQコールは7月に入ってやや少なめでしょうか。
中型4トンのクレーンつき積載車で向かった事故現場は、
軽自動車がセンターラインオーバーで4tトラックに衝突。
助手席側はグシャッとつぶれています。
ここに乗っていたら大ケガ以上でしたね。
4t積載車のクレーンなら、軽自動車はラクラク吊れます。
コチラは縁石を超えて歩道上で横転。
この現場に出動した中型レッカーの自重は8トン近くありますが、
この横転していたクルマは意外に重くて、
クレーン作業は気を使いました。
小型レッカーならマッタク吊れない重さですが
中型レッカーは総重量2トンぐらいまでの乗用車なら、
ブーム2段半ぐらいで丸吊りOKです。
でもツルツル滑る雪道でのバランスは、
フロントヘビーと短いホイールベースのため悪く、
豪雪地帯の冬季間ではイマイチです。
当店のウインチブーム付きの小型レッカーは、
シリンダーのオーバーホールとバルブ交換のため整備中です。
バルブだけで部品代8万円!
シリンダーのオーバーホールを含めると、
20万以上の請求書が届きそうです。
でもQQコールでドタバタしてしまう雪の季節でないから、
ラッキーです・・・。
きのうは山形市内への搬送を終えてから、
山形レッカーさんにhttp://www.yamagata-wrecker.jp/伺いました。
きょうは「片側前後輪を側溝に落として大きく傾いたクルマ」を、
クレーンとウインチで傷つけないようにして引き上げるテクニックを
教えていただきました。
同業他社の自分にも、
隠すことなくテクニックのすべてを教えてくださる社長さん・専務さんの
太っ腹ぶりにはアタマ下がります。
自分も他社の社員さんから「作業の方法を教えてください」と言われるくらいの
レッカーオペレーターになったら、「山形レッカー」さんのように
出し惜しみしないでアドバイスしたいと思います。
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