始発
天気の良い真冬の朝は特に寒く、
東の空に輝く明けの明星(金星)も、より冷たく光っている。
今の気温はたぶん-10度ほどで、プラットフォームに立ち、
外気に直接触れている両手は、しばらくすると痛くなってくる。
米沢駅発新庄行、始発の鈍行列車は、
AM6時16分に自宅近くの置賜駅を出る。
車内はシートヒーターつきの暖房で、あたたかく心地よい。
AM7時20分、外はすっきり明るくなった天童駅に着き、
タクシーにて買取り車の置いてある、某カーディーラーへ行く。
人気の無い展示場に置いてあるその車は、
うっすらと雪化粧し、窓ガラスには霜が降りている。
エンジンをかけ、雪と霜を近くに立てかけてあったスクレーパーで払い、
大型自動二輪の免許の申請のため、
同じ天童市内にある免許センターへ向かう。
小さな国際空港並みの外観と敷地を擁する、
ガラス張りのセンターの自動ドアをくぐる。
時節柄、自動車学校を卒業した高校生や、若い男女でにぎやかだ。
出来上がった真新しい免許証の写真は、
中年のくたびれたオジサンそのもので、
あまり見たくない現実を取り込んでいた。
東の空に輝く明けの明星(金星)も、より冷たく光っている。
今の気温はたぶん-10度ほどで、プラットフォームに立ち、
外気に直接触れている両手は、しばらくすると痛くなってくる。
米沢駅発新庄行、始発の鈍行列車は、
AM6時16分に自宅近くの置賜駅を出る。
車内はシートヒーターつきの暖房で、あたたかく心地よい。
AM7時20分、外はすっきり明るくなった天童駅に着き、
タクシーにて買取り車の置いてある、某カーディーラーへ行く。
人気の無い展示場に置いてあるその車は、
うっすらと雪化粧し、窓ガラスには霜が降りている。
エンジンをかけ、雪と霜を近くに立てかけてあったスクレーパーで払い、
大型自動二輪の免許の申請のため、
同じ天童市内にある免許センターへ向かう。
小さな国際空港並みの外観と敷地を擁する、
ガラス張りのセンターの自動ドアをくぐる。
時節柄、自動車学校を卒業した高校生や、若い男女でにぎやかだ。
出来上がった真新しい免許証の写真は、
中年のくたびれたオジサンそのもので、
あまり見たくない現実を取り込んでいた。
コメント